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2023.05.19

編集部コラム「高校時代」
編集部コラム「高校時代」

毎週金曜日更新!?
★月陸編集部★
攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム🔥
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!

第197回「高校時代(井上 敦)

インターハイの都府県大会が各地で行われています。関東では終了したところもありますが、これから6月上旬まで熱戦が続きます。

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私自身、陸上部に在籍したのは中学・高校の6年間だったので、この時期になると、やはり高校時代を思い出します。

高1は選手に選ばれることなく、県大会はスタンドで応援。高2は支部予選2種目で大幅自己新をマークして県大会出場権を獲得しましたが、県大会はあっさり予選落ち。高3では県大会決勝まで進んだけど6位以内に入れず。

成功体験があまりなく、後悔ばかりです……。結果もそうですが、「負けたけど悔いなし。出し切った」という経験もまあ少ない。

陸上の高体連登録者(年々減少傾向ですが)は、毎年約10万人前後います。そのうち大体3分の1は3年生。そこから大学や実業団などで競技を続ける方もいると思いますが、大半が高校で競技を辞めていきます。この都府県大会で区切りとする人も多いでしょう。

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この都府県大会で終わりという人は、高校で陸上ができる期間は入学から2年と2ヵ月ほど。時間は意外と限られています。

それだけに、私の経験も踏まえて、後悔しないような競技生活を、なるべくたくさんの人に送ってほしいです。

そのためには、やっぱり1日1日の過ごし方が大事なってくるはずです。陸上は球技など他のスポーツと比べて、試合での戦術・戦略以上にそこまでの過程やコンディションの重要度が高い競技と思っています。

かつて、別な仕事でさまざまなスポーツを取材しましたが、他競技ではケガを抱えながらも「本塁打を放った」「ゴールを決めた」「相手から1本を奪った」などと聞くことがあっても、陸上ではあまりないエピソードです。脚を肉離れしたまま、競走種目での大幅自己新は難しい。

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先日発売された6月号ではあらゆるトレーニングメニューを紹介していますが、その中には日々記録していく大切さも書かれています。

自分がどんな練習をやったか、メニューだけでなく体調やその時の思いも含めて書き込んでいく。それがコンディション管理だったり、大事な試合に向けた調整にも役立ってきます。

少し前の話になりますが、実家の自室を整理した時に、中学時代の練習ノートを見つけました。今も昔も毎日コツコツ続けるというのがとても苦手ですが、当時は書いていました。

中学時代の私は、高校時代よりも相対的な競技レベルは低くて、県大会も行けませんでしたが、当時の練習内容が中学だけでなく、高校に進んでもいろんな局面ですごく役立った記憶があります。

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一方で、高校に進んで練習計画は立てて、マネージャーに練習でのタイムをまとめてもらってましたが、自分で記録することは怠っていました。それが大事な局面で跳ね返ってきたものと思います。

「あの時期の練習をもうちょっと妥協せずにやり切っていれば、違って結果になっていたのかも」とふと思うことがありますが、そんな後悔をする人が少しでも少なくなってほしいです。

井上 敦(いのうえ あつし)
1978年8月生まれ。新潟市江南区出身。横越中→新潟明訓高→某大学(陸上では有名だが、陸上部に入っていないので匿名)。月刊陸上競技編集部には2015年6月中旬から在籍。中学で陸上部に入部して最初は100mを始めたものの、その年の東京世界選手権でファイナリストとなった高野進選手に憧れて400mに転向。しかし、3年間で個人では県大会に進めなかったうえに、中3秋の駅伝で区間賞獲得やチームの県大会出場でまたまた転向を決意。高校は中距離をメインに、2年時の県新人大会1500mで6位に入ったのが最高成績。
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第197回「高校時代(井上 敦)

インターハイの都府県大会が各地で行われています。関東では終了したところもありますが、これから6月上旬まで熱戦が続きます。 私自身、陸上部に在籍したのは中学・高校の6年間だったので、この時期になると、やはり高校時代を思い出します。 高1は選手に選ばれることなく、県大会はスタンドで応援。高2は支部予選2種目で大幅自己新をマークして県大会出場権を獲得しましたが、県大会はあっさり予選落ち。高3では県大会決勝まで進んだけど6位以内に入れず。 成功体験があまりなく、後悔ばかりです……。結果もそうですが、「負けたけど悔いなし。出し切った」という経験もまあ少ない。 陸上の高体連登録者(年々減少傾向ですが)は、毎年約10万人前後います。そのうち大体3分の1は3年生。そこから大学や実業団などで競技を続ける方もいると思いますが、大半が高校で競技を辞めていきます。この都府県大会で区切りとする人も多いでしょう。 この都府県大会で終わりという人は、高校で陸上ができる期間は入学から2年と2ヵ月ほど。時間は意外と限られています。 それだけに、私の経験も踏まえて、後悔しないような競技生活を、なるべくたくさんの人に送ってほしいです。 そのためには、やっぱり1日1日の過ごし方が大事なってくるはずです。陸上は球技など他のスポーツと比べて、試合での戦術・戦略以上にそこまでの過程やコンディションの重要度が高い競技と思っています。 かつて、別な仕事でさまざまなスポーツを取材しましたが、他競技ではケガを抱えながらも「本塁打を放った」「ゴールを決めた」「相手から1本を奪った」などと聞くことがあっても、陸上ではあまりないエピソードです。脚を肉離れしたまま、競走種目での大幅自己新は難しい。 先日発売された6月号ではあらゆるトレーニングメニューを紹介していますが、その中には日々記録していく大切さも書かれています。 自分がどんな練習をやったか、メニューだけでなく体調やその時の思いも含めて書き込んでいく。それがコンディション管理だったり、大事な試合に向けた調整にも役立ってきます。 少し前の話になりますが、実家の自室を整理した時に、中学時代の練習ノートを見つけました。今も昔も毎日コツコツ続けるというのがとても苦手ですが、当時は書いていました。 中学時代の私は、高校時代よりも相対的な競技レベルは低くて、県大会も行けませんでしたが、当時の練習内容が中学だけでなく、高校に進んでもいろんな局面ですごく役立った記憶があります。 一方で、高校に進んで練習計画は立てて、マネージャーに練習でのタイムをまとめてもらってましたが、自分で記録することは怠っていました。それが大事な局面で跳ね返ってきたものと思います。 「あの時期の練習をもうちょっと妥協せずにやり切っていれば、違って結果になっていたのかも」とふと思うことがありますが、そんな後悔をする人が少しでも少なくなってほしいです。
井上 敦(いのうえ あつし) 1978年8月生まれ。新潟市江南区出身。横越中→新潟明訓高→某大学(陸上では有名だが、陸上部に入っていないので匿名)。月刊陸上競技編集部には2015年6月中旬から在籍。中学で陸上部に入部して最初は100mを始めたものの、その年の東京世界選手権でファイナリストとなった高野進選手に憧れて400mに転向。しかし、3年間で個人では県大会に進めなかったうえに、中3秋の駅伝で区間賞獲得やチームの県大会出場でまたまた転向を決意。高校は中距離をメインに、2年時の県新人大会1500mで6位に入ったのが最高成績。

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