2022.02.25
毎週金曜日更新!?
★月陸編集部★
攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム🔥
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!
第134回「月陸リニューアル!!」(小川雅生)
新型コロナウイルスのワクチン接種3回目を終え、副反応に悩まされながらの2022年2度目のコラムです。
3月号でも告知をしましたが、4月号から月陸の中身をリニューアルします。
これまで、雑誌の大きさ(判型)を変更しながら、内容もその時代に合ったさまざまな企画をお届けしてきました。今回は誌面の大きさは現在のA4判のままに、中身を小学生からシニア、マスターズの方々まで幅広い年代の選手の「自己新」に役立つ企画・連載をより重視した構成を目指していきます!
なぜ内容のリニューアルを図ろうと思ったのか。
情報の高速化によって大会報道の在り方が問われていることは、間違いありません。月刊誌、専門誌ならでは深い取材、分析を掲載してましたが、それでも発売日のタイミング次第で速報しかできなかったり、掲載自体が1ヵ月遅れになるといったジレンマを抱えていました。
スケジュールの面は月陸Onlineでカバーできるようになりましたが、それでも月陸内の報道に限りがあるという課題は残ります。
しかし、常に考えてきたのは、読者が最も必要としている内容を届けられているのか、ということです。コロナ禍が始まってからは、特にその思いが強くなっていきました。
試合に出たくても試合がない。練習したくてもできない。そんな選手たちのために、月陸は何を届けていけばいいのか。毎号毎号、編集部内で議論と試行錯誤を重ねてきました。
そんな中でたどり着いた一つの答えが、あらゆる選手たちにとって参考になる「成長へのヒント」を届けるべきではないか、ということです。「これをやれば成長できる」というものは人それぞれですし、正解と言えるものは存在しないので、あくまでも「ヒント」ですが、あらゆる分野にアプローチすることで、より多くの選手に成長へのきっかけをつかんでもらえるのではないかと考えています。
具体的には、まずはトレーニング・技術に関する連載のさらなる充実。中高生向けに連載してきたトレーニング講座には、学生も参考にできる「上級編」が新たに加わます。〝ブカツ〟応援企画も、引き続きいろいろなテーマで取り上げていきます。
技術面では、連載が少々ストップしていた「連続写真で見る陸上競技の技術」を復活させ、科学面からの分析をメインとした新企画もスタート。また、トレーニング企画内にあるメニュー例の中にも、身体の動かし方をはじめとした技術が満載。動画もリンクしているので、より理解やイメージをふくらませることができるはずです!
さらに、トレーニング効果を高めるための栄養、コンディショニングの新連載も予定。特に「女性のからだ」をテーマにした企画は、女性アスリートはもちろんのこと、指導者やご家族にとっても必見の内容です!
このほか、トップアスリートからは自身の経験からくるアドバイスなど、メンタル面にアプローチする企画もあり、アスリートにとって必要な心・技・体の「成長へのヒント」を、毎月お届けしていきます!
世界、国内の大会報道、トップ選手のインタビュー、最新ランキングなども、もちろん引き続き掲載していきますし、高校や中学の最新情報、学生駅伝トピックスもこれまで以上に充実した内容を目指して準備中です。
月陸は「主役は選手だ」をモットーに、55年の歴史をつないできました。月陸にとって、陸上競技に取り組んでいるすべての選手が主役です! そんなみなさんに役立つ情報・企画を紹介できるよう、これからも編集部一同邁進していきますので、どうぞよろしくお願いします!
月陸Online、SNSでもさまざまな情報を発信していきますので、こちらもぜひご覧ください!
小川雅生(おがわ・まさお) 月刊陸上競技編集部 部長 1977年7月12日生まれ、44歳。173cm、67kg、AB型。大阪府東大阪市で出生、兵庫県尼崎市育ち。塚口中→尼崎北高→甲南大。3つ年上の兄の影響で中学から陸上部に入り、大学まで取り組む(専門種目はハードル)。塚口中3年の時、OBで1992年バルセロナ五輪男子走幅跳代表の森長正樹さんの壮行会で生徒会長として花束を渡したが、当時の新聞には私の隣にいた書記のコメントが載っていたという実績を持つ。今季の目標は体重の短縮は達成し、自己新を出した尿酸値もドーピングにより改善。来季は現状を安定させることが目標。 |
編集部コラム第133回「自分だけのルール」(船越)
編集部コラム第132回「スパッと辞めるか、泥臭く続けるか」(松永)
編集部コラム第131回「冬季オリンピックに挑む陸上選手」(大久保)
編集部コラム第130回「個人成績で見る昨年の全国高校駅伝」(井上)
編集部コラム第129回「セカンドキャリアを考える」(山本)
編集部コラム第128回「功労賞とU20招待はどうでしょ?」(向永)
編集部コラム第127回「明けましておめでとうございます」(小川)
編集部コラム第126回「スパートすんのかいせんのかい」(船越)
編集部コラム第125回「記録ラッシュ!」(松永)
編集部コラム第124回「データで見る全国中学校駅伝」(大久保)
編集部コラム第123回「2021年の思い出」(井上)
編集部コラム第122回「長距離選手の身長」(山本)
編集部コラム第121回「足が速くなる魔法」(向永)
編集部コラム第120回「2021年の節目は…」(小川)
編集部コラム第119回「現実逃避」(船越)
編集部コラム第118回「高校で5000m15分台でも……」(松永)
編集部コラム第117回「データで見る箱根駅伝予選会」(大久保)
編集部コラム第116回「高校駅伝の試走にチャリ?」(井上)
編集部コラム第115回「ウエイトコントロール」(山本)
編集部コラム第114回「お別れのあいさつ」(向永)
編集部コラム第113回「TOKYO 2020の喜劇」(小川)
編集部コラム第112回「点と点のつながり」(船越)
編集部コラム第111回「裏方あっての表舞台」(松永)
編集部コラム第110回「2020東京五輪優勝記録ランキング」(大久保)
編集部コラム第109回「月陸の歴史も切り開いた田中選手」(井上)
編集部コラム第108回「特別な存在」(山本)
編集部コラム第107回「オリンピックの価値」(向永)
編集部コラム第106回「どうしても気になるどうでもいいこと」(船越)
編集部コラム第105回「東京五輪ついに開幕!!!」(小川)
編集部コラム第104回「オリンピックの思い出とインターハイ」(松永)
編集部コラム第103回「五輪メダリストのトリビア」(大久保)
編集部コラム第102回「あたたかい目」(井上)
編集部コラム第101回「4年サイクル」(山本)
編集部コラム第100回「誰がために月陸はある」(向永)
編集部コラム第99回「『9』秒台」(小川)
編集部コラム第98回「いいわけ」(船越)
編集部コラム第97回「My Privacy」(松永)
編集部コラム第96回「追い風最高記録」(大久保)
編集部コラム第95回「競技会に必要なもの」(井上)
編集部コラム第94回「メンタルトレーニング」(山本)
編集部コラム第93回「努力は報われた」(向永)
編集部コラム第92回「2年ぶりの織田記念」(小川)
編集部コラム第91回「エゴイスト」(船越)
編集部コラム第90回「あらためて100m10秒台ってすごいタイムですよね??」(松永)
編集部コラム第89回「学生競技会の華 大学対校戦!」(大久保)
編集部コラム第88回「U20世界選手権の上位候補をリサーチ!」(井上)
編集部コラム第87回「編集部コラム「郷土の応援」(山本)
編集部コラム第86回「あこがれの松田耕作記者」(向永)
編集部コラム第85回「スポーツのチカラ」(小川)
編集部コラム第84回「初心」(船越)
編集部コラム第83回「高校生にとってのインターハイ」(松永)
編集部コラム第82回「2020年世界リストTop10入り日本人選手」(大久保)
編集部コラム第81回「〝きっかけ〟の提供を」(井上)
編集部コラム第80回「一番アツい夏」(山本)
編集部コラム第79回「前向きな言葉という魔法」(向永)
編集部コラム第78回「自分なりの『答え』を探す」(小川)
編集部コラム第77回「カメラマンの箱根駅伝」(船越)
編集部コラム第76回「専門誌記者の箱根駅伝」(松永)
編集部コラム第75回「データで見る箱根駅伝当日エントリー変更」(大久保)
編集部コラム第74回「2020年を振り返って」(井上)
編集部コラム第73回「プレッシャーとの向き合い方」(山本)
編集部コラム第72回「陸上競技のイメージを変えたい」(向永)
編集部コラム第71回「2020年ラストスパート!!」(小川)
編集部コラム第70回「理不尽なこと」(船越)
編集部コラム第69回「這い上がる」(松永)
編集部コラム第68回「都道府県対抗 男子十種競技選手権」(大久保)
編集部コラム第67回「都大路も高速レースの予感」(井上)
編集部コラム第66回「陸上競技を続けると……?」(山本)
編集部コラム第65回「強い選手の共通点?パート2」(向永)
編集部コラム第64回「2020年シーズンはまだこれから!!」(小川)
編集部コラム第63回「質と量」(船越)
編集部コラム第62回「たかが2cm、されど2cm」(松永)
編集部コラム第61回「都道府県対抗 女子七種競技選手権」(大久保)
編集部コラム第60回「キソの大切さ」(井上)
編集部コラム第59回「思い込みを捨てる」(山本)
編集部コラム第58回「それ、ドーピングだよ」(向永)
編集部コラム第57回「東京五輪へ“もう1度”あと1年」(小川)
編集部コラム第56回「魔法の言葉」(船越)
編集部コラム第55回「月陸ってどんな雑誌?」(松永)
編集部コラム第54回「インターハイ種目別学校対抗(女子編)」(大久保)
編集部コラム第53回「明確なビジョン」(井上)
編集部コラム第52回「人間性を磨く」(山本)
編集部コラム第51回「指が痛い。」(向永)
編集部コラム第50回「温故知新」(小川)
編集部コラム第49回「対面取材」(船越)
編集部コラム第48回「日本選手権優勝者を世代別にまとめてみた」(松永)
編集部コラム第47回「インターハイ種目別学校対抗(男子編)」(大久保)
編集部コラム第46回「月陸に自分が載った」(井上)
編集部コラム第45回「陸上競技と関わり続ける」(山本)
編集部コラム第44回「逃げるとどうなる?」(向永)
編集部コラム第43回「成長のヒント」(小川)
編集部コラム第42回「日本実業団記録」(大久保)
編集部コラム第41回「思い出の2016年長野全中」(松永)
編集部コラム第40回「葛藤」(船越)
編集部コラム第39回「何も咲かない寒い日は……」(井上)
編集部コラム第38回「社会の一員としての役割」(山本)
編集部コラム第37回「大学生、高校生、中学生に光を」(向永)
編集部コラム第36回「Tokyo 2020+1」(小川)
編集部コラム第35回「善意」(船越)
編集部コラム第34回「ピンチをチャンスに」(松永)
編集部コラム第33回「日本記録アラカルト」(大久保)
編集部コラム第32回「独断で選ぶ2019年度高校陸上界5選」(井上)
編集部コラム第31回「記録と順位」(山本)
編集部コラム第30回「答えを見つけ出す面白さ」(向永)
編集部コラム第29回「初めてのオリンピック」(小川)
編集部コラム第28回「人生意気に感ず」(船越)
編集部コラム第27回「学生駅伝〝区間賞〟に関するアレコレ」(松永)
編集部コラム第26回「2019年度 陸上界ナンバーワン都道府県は?」(大久保)
編集部コラム第25回「全国男子駅伝の〝私見〟大会展望」(井上)
編集部コラム第24回「箱根駅伝の高速化を検証」(山本)
編集部コラム番外編「勝負師の顔」(山本)
編集部コラム第23回「みんなキラキラ」(向永)
編集部コラム第22回「国立競技場」(小川)
編集部コラム第21回「〝がんばれ〟という言葉の力と呪縛」(船越)
編集部コラム第20回「日本記録樹立者を世代別にまとめてみた」(松永)
編集部コラム第19回「高校陸上界史上最強校は?(女子編)」(大久保)
編集部コラム第18回「独断で選ぶ全国高校駅伝5選」(井上)
編集部コラム第17回「リクジョウクエスト2~そして月陸へ~」(山本)
編集部コラム第16回「強い選手の共通点?」(向永)
編集部コラム第15回「続・ドーハの喜劇?」(小川)
編集部コラム第14回「初陣」(船越)
編集部コラム第13回「どうなる東京五輪マラソン&競歩!?」(松永)
編集部コラム第12回「高校陸上界史上最強校は?(男子編)」(大久保)
編集部コラム第11回「羽ばたけ日本の中距離!」(井上)
編集部コラム第10回「心を動かすもの」(山本)
編集部コラム第9回「混成競技のアレコレ」(向永)
編集部コラム第8回「アナウンス」(小川)
編集部コラム第7回「ジンクス」(船越)
編集部コラム第6回「学生駅伝を支える主務の存在」(松永)
編集部コラム第5回「他競技で活躍する陸上競技経験者」(大久保)
編集部コラム第4回「とらんすふぁ~」(井上)
編集部コラム第3回「リクジョウクエスト」(山本)
編集部コラム第2回「あんな選手を目指しなさい」(向永)
編集部コラム第1回「締め切りとIHと五輪」(小川)
第134回「月陸リニューアル!!」(小川雅生)
新型コロナウイルスのワクチン接種3回目を終え、副反応に悩まされながらの2022年2度目のコラムです。 3月号でも告知をしましたが、4月号から月陸の中身をリニューアルします。 これまで、雑誌の大きさ(判型)を変更しながら、内容もその時代に合ったさまざまな企画をお届けしてきました。今回は誌面の大きさは現在のA4判のままに、中身を小学生からシニア、マスターズの方々まで幅広い年代の選手の「自己新」に役立つ企画・連載をより重視した構成を目指していきます! なぜ内容のリニューアルを図ろうと思ったのか。 情報の高速化によって大会報道の在り方が問われていることは、間違いありません。月刊誌、専門誌ならでは深い取材、分析を掲載してましたが、それでも発売日のタイミング次第で速報しかできなかったり、掲載自体が1ヵ月遅れになるといったジレンマを抱えていました。 スケジュールの面は月陸Onlineでカバーできるようになりましたが、それでも月陸内の報道に限りがあるという課題は残ります。 しかし、常に考えてきたのは、読者が最も必要としている内容を届けられているのか、ということです。コロナ禍が始まってからは、特にその思いが強くなっていきました。 試合に出たくても試合がない。練習したくてもできない。そんな選手たちのために、月陸は何を届けていけばいいのか。毎号毎号、編集部内で議論と試行錯誤を重ねてきました。 そんな中でたどり着いた一つの答えが、あらゆる選手たちにとって参考になる「成長へのヒント」を届けるべきではないか、ということです。「これをやれば成長できる」というものは人それぞれですし、正解と言えるものは存在しないので、あくまでも「ヒント」ですが、あらゆる分野にアプローチすることで、より多くの選手に成長へのきっかけをつかんでもらえるのではないかと考えています。 具体的には、まずはトレーニング・技術に関する連載のさらなる充実。中高生向けに連載してきたトレーニング講座には、学生も参考にできる「上級編」が新たに加わます。〝ブカツ〟応援企画も、引き続きいろいろなテーマで取り上げていきます。 技術面では、連載が少々ストップしていた「連続写真で見る陸上競技の技術」を復活させ、科学面からの分析をメインとした新企画もスタート。また、トレーニング企画内にあるメニュー例の中にも、身体の動かし方をはじめとした技術が満載。動画もリンクしているので、より理解やイメージをふくらませることができるはずです! さらに、トレーニング効果を高めるための栄養、コンディショニングの新連載も予定。特に「女性のからだ」をテーマにした企画は、女性アスリートはもちろんのこと、指導者やご家族にとっても必見の内容です! このほか、トップアスリートからは自身の経験からくるアドバイスなど、メンタル面にアプローチする企画もあり、アスリートにとって必要な心・技・体の「成長へのヒント」を、毎月お届けしていきます! 世界、国内の大会報道、トップ選手のインタビュー、最新ランキングなども、もちろん引き続き掲載していきますし、高校や中学の最新情報、学生駅伝トピックスもこれまで以上に充実した内容を目指して準備中です。 月陸は「主役は選手だ」をモットーに、55年の歴史をつないできました。月陸にとって、陸上競技に取り組んでいるすべての選手が主役です! そんなみなさんに役立つ情報・企画を紹介できるよう、これからも編集部一同邁進していきますので、どうぞよろしくお願いします! 月陸Online、SNSでもさまざまな情報を発信していきますので、こちらもぜひご覧ください!小川雅生(おがわ・まさお) 月刊陸上競技編集部 部長 1977年7月12日生まれ、44歳。173cm、67kg、AB型。大阪府東大阪市で出生、兵庫県尼崎市育ち。塚口中→尼崎北高→甲南大。3つ年上の兄の影響で中学から陸上部に入り、大学まで取り組む(専門種目はハードル)。塚口中3年の時、OBで1992年バルセロナ五輪男子走幅跳代表の森長正樹さんの壮行会で生徒会長として花束を渡したが、当時の新聞には私の隣にいた書記のコメントが載っていたという実績を持つ。今季の目標は体重の短縮は達成し、自己新を出した尿酸値もドーピングにより改善。来季は現状を安定させることが目標。 |
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