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2022.09.02

編集部コラム「徳島インターハイの個人的感想」
編集部コラム「徳島インターハイの個人的感想」

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第161回「徳島インターハイの個人的感想(井上 敦)

2022年の3分の2が終わりました。9月です。2週間前に個人的に「レベルアップ」しましたが、齢40オーバーの人間には、時間の経過が早く感じます。

高校陸上界はすでに新人戦が始まりましたが、1ヵ月前の徳島インターハイを振り返ってみたいと思います。

東京の編集部で、締め切り直前の編集作業と並行しながら、動画やテレビ中継などでチラチラチェックしていました。

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個人的にもっとも印象に残ったのは、東北勢の活躍です。

優勝種目は8(男子7、女子1)で、これは近畿と並んでトップ。東北勢は個人種目2冠が2人いましたし、男子の障害種目は独占しました。また、東北としても2007年佐賀インターハイに並ぶ、1大会の優勝数としては最多タイです。15年前は、留学生2人がそれぞれ2種目制覇しました。

ちなみにリレーを含めた41種目の優勝数を多い順に地区別に分けると、

8種目→東北、近畿
6種目→南関東
5種目→東海、
4種目→南九州
3種目→北信越、四国、北九州
1種目→中国

となりました。

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東北勢は、優勝以外でもメダルなど上位に入ったり、決勝は当落線上かなと思っていた選手が入賞するなど健闘。6月の東北大会を取材・撮影した身としては、記録を見ながら「あの選手、この選手もがんばった」とうれしくなりました。東北大会の会期前半は、太ももが痛くて歩くのもしんどかったけど(2ヵ月前の当欄記載)、必死に動いて写真を撮って、話を聞いた甲斐はあった(かな)。

今年のインターハイで日本高校新記録は生まれませんでした。2012年新潟インターハイ以来10年ぶり(新潟大会では1種目で高校国内国際最高記録)。風速を計測するトラック6種目の決勝が、いずれも向かい風というのも影響したのかもしれません。しかし、大会記録は3種目(男子4×100mリレー、男子砲丸投、男子ハンマー投)、大会タイ記録が1種目(女子棒高跳)で誕生。ハイレベルな争いもありました。

トラック種目のほとんどの高校記録は、シニア選手のトップレベル近くまで上がりました。激しく消耗する真夏のインターハイで、新記録樹立というのは難しくなりつつありますが、高校アスリートは1年で大きく成長します。とんでもない選手が出てくるかもしれません。もちろん、フィールド種目でも高校新を楽しみにしています。

個人での2年生優勝は10種目(男子2種目、女子8種目)。来年の北海道インターハイでも中心となりそうです。多くの種目で好記録の予感がすごく漂います。暑さ控えめの北の地で、ハイパフォーマンスが連発するかも。

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この他に印象に残ったのは、男子4×100mリレーの新潟勢3チーム決勝進出かな。出身地ネタですが、前回大会までこの種目で新潟勢が入賞したのは3回(1977年、96年、2021年)でいずれも1校ずつ。そこに一気に3校が加わりました。テレビ中継されていたこともあり、男子100mの優勝を含めて、私の周りでも反響がありました。

くどくどと振り返りましたが、高校生はもう次に進んでいます。1、2年生は新人戦開催中。10月上旬には国体(10月6日~10日)が、19年の茨城大会以来3年ぶりに栃木で開催されます(もう中止にならないで)。下旬にはU18・U16大会(10月21日~23日/愛媛)もあります。将来の陸上界の担い手に注目しましょう。

井上 敦(いのうえ あつし)
1978年8月生まれ。新潟市江南区出身。横越中→新潟明訓高→某大学(陸上では有名だが、陸上部に入っていないので匿名)。月刊陸上競技編集部には2015年6月中旬から在籍。中学で陸上部に入部して最初は100mを始めたものの、その年の東京世界選手権でファイナリストとなった高野進選手に憧れて400mに転向。しかし、3年間で個人では県大会に進めなかったうえに、中3秋の駅伝で区間賞獲得やチームの県大会出場でまたまた転向を決意。高校は中距離をメインに、2年時の県新人大会1500mで6位入ったのが最高成績。

編集部コラム第160回「指導者の意図」(山本)
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編集部コラム第38回「社会の一員としての役割」(山本)
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編集部コラム第2回「あんな選手を目指しなさい」(向永)
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第161回「徳島インターハイの個人的感想(井上 敦)

2022年の3分の2が終わりました。9月です。2週間前に個人的に「レベルアップ」しましたが、齢40オーバーの人間には、時間の経過が早く感じます。 高校陸上界はすでに新人戦が始まりましたが、1ヵ月前の徳島インターハイを振り返ってみたいと思います。 東京の編集部で、締め切り直前の編集作業と並行しながら、動画やテレビ中継などでチラチラチェックしていました。 個人的にもっとも印象に残ったのは、東北勢の活躍です。 優勝種目は8(男子7、女子1)で、これは近畿と並んでトップ。東北勢は個人種目2冠が2人いましたし、男子の障害種目は独占しました。また、東北としても2007年佐賀インターハイに並ぶ、1大会の優勝数としては最多タイです。15年前は、留学生2人がそれぞれ2種目制覇しました。 ちなみにリレーを含めた41種目の優勝数を多い順に地区別に分けると、 8種目→東北、近畿 6種目→南関東 5種目→東海、 4種目→南九州 3種目→北信越、四国、北九州 1種目→中国 となりました。 東北勢は、優勝以外でもメダルなど上位に入ったり、決勝は当落線上かなと思っていた選手が入賞するなど健闘。6月の東北大会を取材・撮影した身としては、記録を見ながら「あの選手、この選手もがんばった」とうれしくなりました。東北大会の会期前半は、太ももが痛くて歩くのもしんどかったけど(2ヵ月前の当欄記載)、必死に動いて写真を撮って、話を聞いた甲斐はあった(かな)。 今年のインターハイで日本高校新記録は生まれませんでした。2012年新潟インターハイ以来10年ぶり(新潟大会では1種目で高校国内国際最高記録)。風速を計測するトラック6種目の決勝が、いずれも向かい風というのも影響したのかもしれません。しかし、大会記録は3種目(男子4×100mリレー、男子砲丸投、男子ハンマー投)、大会タイ記録が1種目(女子棒高跳)で誕生。ハイレベルな争いもありました。 トラック種目のほとんどの高校記録は、シニア選手のトップレベル近くまで上がりました。激しく消耗する真夏のインターハイで、新記録樹立というのは難しくなりつつありますが、高校アスリートは1年で大きく成長します。とんでもない選手が出てくるかもしれません。もちろん、フィールド種目でも高校新を楽しみにしています。 個人での2年生優勝は10種目(男子2種目、女子8種目)。来年の北海道インターハイでも中心となりそうです。多くの種目で好記録の予感がすごく漂います。暑さ控えめの北の地で、ハイパフォーマンスが連発するかも。 この他に印象に残ったのは、男子4×100mリレーの新潟勢3チーム決勝進出かな。出身地ネタですが、前回大会までこの種目で新潟勢が入賞したのは3回(1977年、96年、2021年)でいずれも1校ずつ。そこに一気に3校が加わりました。テレビ中継されていたこともあり、男子100mの優勝を含めて、私の周りでも反響がありました。 くどくどと振り返りましたが、高校生はもう次に進んでいます。1、2年生は新人戦開催中。10月上旬には国体(10月6日~10日)が、19年の茨城大会以来3年ぶりに栃木で開催されます(もう中止にならないで)。下旬にはU18・U16大会(10月21日~23日/愛媛)もあります。将来の陸上界の担い手に注目しましょう。
井上 敦(いのうえ あつし) 1978年8月生まれ。新潟市江南区出身。横越中→新潟明訓高→某大学(陸上では有名だが、陸上部に入っていないので匿名)。月刊陸上競技編集部には2015年6月中旬から在籍。中学で陸上部に入部して最初は100mを始めたものの、その年の東京世界選手権でファイナリストとなった高野進選手に憧れて400mに転向。しかし、3年間で個人では県大会に進めなかったうえに、中3秋の駅伝で区間賞獲得やチームの県大会出場でまたまた転向を決意。高校は中距離をメインに、2年時の県新人大会1500mで6位入ったのが最高成績。
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