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編集部コラム「あたたかい目」

毎週金曜日更新!?

★月陸編集部★

攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
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編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!

第102回「あたたかい目(井上 敦)

毎週金曜更新!?なのですが、少しオーバーゾーン気味になってしまいました。7月14日発売の8月号に向けて、多忙を極めていることでご容赦ください。

その8月号では、充実の本誌はもちろんですが、いよいよあと3週間を切った東京五輪(陸上会期は7月30日~8月8日)や、そこから2日早く開幕する福井インターハイ(7月28日~8月1日)の別冊付録(ガイド)がありますので、お楽しみに!

東京五輪については、先日、代表選手65名が発表されました。

年齢を見ると最年長33歳で、最年少は大学1年生の18歳。来月43歳となる私から見ると、すっかり年齢差は広がりました。5年前のリオ大会では男子マラソンに1歳下の石川末廣選手が出場しましたけど。

57年ぶりの地元五輪ですので出場する選手はベストを尽くしてほしいことは言うまでもありません。

出場選手全員がメダルを取ったり、入賞したり、自己新、日本新、世界新を出すというのが結果における究極の理想でしょう。でも、限りなく不可能に近い域。

特にトラック&フィールドの選手は代表選考の日本選手権から1ヵ月ちょっとでもう本番です。中には再びピークを作ることができず、力を出せない人もいるかもしれません。

メダル、入賞、日本新、自己新は真っ先に称えたいと思いますが、仮に予選で姿を消しても、地元五輪に名を刻んだアスリートに前向きな言葉が投げかけられてほしいなと思います。

多くの注目を集め、活躍したアスリートがフォーカスされるオリンピックですが、今回はかつてないと言っていいほど風当たりは強いです。それはさまざま方法で選手自身にも直接届いています。本当は選手ではなく、別の方向に向かうべきものなのに。

でもアスリートは、そういうものも受けながら競技に向かう。ただただ尊敬です。私より10歳以上も若い選手たちが。

日本代表になるわけですから、選手の身体的能力は極めて高いと思います。でも内面はどうでしょうか。多分私たちと一緒で、ちょっとしたことで悩んだり、喜んだり、悲しんだり、怒ったり……といういろんな感情があって日々暮らしているはずです。身体的要素を除けば、決してスーパーマンではなく、普通の人です。

ですから、試合に負けても、失敗しても、その舞台に立ってパフォーマンスしたことを周りは健闘を讃えてほしいなと思います。異なる意見や、対立した立場であっても関係なく。

アスリート自身にも他者への思いやる気持ちは十分過ぎるほどあります。自分のパフォーマンスが十分に発揮できるのも多方面からさまざまな支援があることを知っているから。

ひたむきに練習してきたアスリートたちが挑戦する。いろんな意見があっても、少しでもいいから歩み寄って、選手たちにちょっとでも寄り添える気持ちが出てくるといいなと思います。あたたかい目で見てほしいですね。

その舞台で戦っているアスリートを見た小さい子供たちが、今度は未来へと紡いでいく。そうしたきっかけを提供できる大会になってほしいです。

井上 敦(いのうえ あつし)
1978年8月生まれ。新潟市江南区出身。横越中→新潟明訓高→某大学(陸上では有名だが、陸上部に入っていないので匿名)。月刊陸上競技編集部には2015年6月中旬から在籍。中学で陸上部に入部して最初は100mを始めたものの、その年の東京世界選手権でファイナリストとなった高野進選手に憧れて400mに転向。しかし、3年間で個人では県大会に進めなかったうえに、中3秋の駅伝で区間賞獲得やチームの県大会出場でまたまた転向を決意。高校では中距離をメインに、2年時の県新人大会1500mで6位入ったのが最高成績。

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