2026.08.03
◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)5日目
高校アスリートの祭典、インターハイの5日目が行われ、女子200mは1年生の山田奈央(市柏・千葉)が高1最高記録の23秒91(-0.8)で優勝した。この種目の1年生Vは2004年の河野千波(東京学館浦安・千葉)以来、22年ぶり。
決勝8人のうち、3年生7人が名を連ねるなか、レースを制したのはルーキーの山田だった。「1年生だから、失敗を恐れず全力で突っ込もう」。前半こそ100m2位の加藤結衣(龍谷大平安・京都)や、前回覇者で、2年連続で400mとの2冠を狙うバログン・ハル(市川・千葉)らに先行されたものの、山田は直線に入って強さを見せる。先行する選手を次々と捕らえ、真っ先にフィニッシュした。
「まさか優勝できると思っていなかったのでうれしいです」と喜んだ山田。2週間前から夜に練習するなど本番へ向けてしっかり調整してきたという。「かなり状態が上がってきていました」。
前日の予選で23秒96(+0.2)とこれまでの自己記録を0.08秒を更新すると、その後の準決勝は23秒99(+0.3)をマーク。「昨日は疲れちゃったんですけど、しっかりストレッチとかそういうケアをよく心掛けて、ちゃんと疲労を取りました。決勝のウォーミングアップも自分の動きを確認しながらできました。それが優勝につながりました」と振り返る。決勝を含め、ただ1人、3レースすべてで23秒台をマークした。
「来年、再来年と優勝して3連覇を目指していきたい」と山田。1995年から97年まで3年連続で制した鈴木智実(市邨学園・愛知)以来4人目となる快挙を目標に掲げた。
今大会ではもう一つの目標がある。それは4×100mリレーでの「44秒台での優勝」だ。山田は200m決勝のあと、4×100mリレー予選にも出場。アンカーを務めて全体トップの45秒73をマークし、目標に向けて好スタートを切った。「(200m決勝の)疲れとかもあって、あまりいい動きができなかったなと自分で感じています。みんなで力を合わせて44秒台を出したい」と意気込んでいた。
200mの2位には24秒03で加藤が入り、2連覇を狙ったバログンは24秒12で3位だった。
女子200mの高1歴代10傑をチェック!
23.91 -0.8 山田奈央(市柏・千葉) 2026. 8. 3 23.94 2.0 河野千波(東京学館浦安・千葉) 2004.10. 3 23.98 1.5 鈴木智実(市邨学園・愛知) 1995. 8. 4 24.01 -1.0 布施一葉(中京大中京・愛知) 2024. 8.17 24.07 0.3 髙橋萌木子(埼玉栄・埼玉) 2004.10.25 24.08 2.0 五木田佑美(東京学館・千葉) 1998.10.11 24.10 -2.8 バログン・ハル(市川・千葉) 2024. 6.16 24.12 1.1 青山聖佳(松江商・島根) 2012.10. 6 24.14 1.4 山形愛羽(熊本中央・熊本) 2021.10.10 24.17 1.0 齋藤愛美(倉敷中央・岡山) 2015. 5.31RECOMMENDED おすすめの記事
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