HOME 高校

2026.08.02

江口美玲が七種6人目の連覇達成!ケガ乗り越え高校歴代3位の5447点「ここまで持ってこられたのは大きな一歩」/滋賀IH
江口美玲が七種6人目の連覇達成!ケガ乗り越え高校歴代3位の5447点「ここまで持ってこられたのは大きな一歩」/滋賀IH

2連覇を飾った江口美玲

◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)4日目

高校アスリートの祭典、インターハイの4日目が行われ、女子七種競技で江口美玲(東海大相模3神奈川)が高校歴代3位、U18日本歴代2位の5447点をマークして2連覇を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

初日は圧巻だった。最初の種目100mハードル。7月に入って13秒57、13秒52と自己新を連発していた得意種目で、13秒28(+0.2)を叩き出す。6月の北信越地区大会で藤田紗季(敦賀2福井)が作った高校記録13秒20に0.08秒と迫る高校歴代2位の快記録。高校生としてはなかなか見られない1000点超え(1083点)を果たし、「狙ったタイムではないけど、やることをやって手中下中で出せたタイム」と一気に勢いに乗った。

続く走高跳でも自己ベストを1cm更新する1m70をクリアし、砲丸投は混成内ベストの11m00。200mも24秒81(+0.9)の好タイムでまとめ、初日を3437点で終える。昨年のインターハイで出した5323点の自己ベスト時(3290点)を大幅に上回るハイペースだ。

2日目も走幅跳5m55(+0.2)、やり投は混成内ベストの36m03、そして最終種目の800mは2分29秒13でフィニッシュ。両日ともに約4時間半の中でこなすハードスケジュールもを乗り越え、総合でも自己ベストを124点上回り、3年ぶり史上6人目の連覇に花を添えた。

同じ神奈川のライバルであり、“戦友”とも口にする岡田紗和(法政二2)が5月の神奈川県大会で、ヘンプヒル恵(京都文教/現・アトレ)が2014年に出した5519点の高校記録を12年ぶりに塗り替える5559点をマークした。脚の故障のために南関東大会を棄権した岡田の思いも背負って臨んだ2日間だったが、「目標にしていた高校新に届かず、支えてくださった先生方に申し訳ない気持ちがあります」と唇を噛む。

それでも、苦難を乗り越えての栄光が色あせることはない。5月のU20アジア選手権では前半を3313点で折り返したものの、2日目にハムストリングスを痛めて途中棄権。インターハイ路線に暗雲が漂った。だが、南関東大会を4946点で制して全国への出場権を確保。そこから本番に向けて、一気に調子を上げてきた。江口も「ここまで持ってこられたのは、すごく大きな一歩だと思っています」と胸を張った。

800mの直前に、女子走高跳でチームメイトの鴨田るなが2年ぶり2度目の優勝を決めた。「ずっと2人で不安なことなど相談し合ってやってきた仲。もうずっと仲良しなので本当にうれしいです」と、笑顔で2日間を締めくくった。

◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)4日目 高校アスリートの祭典、インターハイの4日目が行われ、女子七種競技で江口美玲(東海大相模3神奈川)が高校歴代3位、U18日本歴代2位の5447点をマークして2連覇を飾った。 初日は圧巻だった。最初の種目100mハードル。7月に入って13秒57、13秒52と自己新を連発していた得意種目で、13秒28(+0.2)を叩き出す。6月の北信越地区大会で藤田紗季(敦賀2福井)が作った高校記録13秒20に0.08秒と迫る高校歴代2位の快記録。高校生としてはなかなか見られない1000点超え(1083点)を果たし、「狙ったタイムではないけど、やることをやって手中下中で出せたタイム」と一気に勢いに乗った。 続く走高跳でも自己ベストを1cm更新する1m70をクリアし、砲丸投は混成内ベストの11m00。200mも24秒81(+0.9)の好タイムでまとめ、初日を3437点で終える。昨年のインターハイで出した5323点の自己ベスト時(3290点)を大幅に上回るハイペースだ。 2日目も走幅跳5m55(+0.2)、やり投は混成内ベストの36m03、そして最終種目の800mは2分29秒13でフィニッシュ。両日ともに約4時間半の中でこなすハードスケジュールもを乗り越え、総合でも自己ベストを124点上回り、3年ぶり史上6人目の連覇に花を添えた。 同じ神奈川のライバルであり、“戦友”とも口にする岡田紗和(法政二2)が5月の神奈川県大会で、ヘンプヒル恵(京都文教/現・アトレ)が2014年に出した5519点の高校記録を12年ぶりに塗り替える5559点をマークした。脚の故障のために南関東大会を棄権した岡田の思いも背負って臨んだ2日間だったが、「目標にしていた高校新に届かず、支えてくださった先生方に申し訳ない気持ちがあります」と唇を噛む。 それでも、苦難を乗り越えての栄光が色あせることはない。5月のU20アジア選手権では前半を3313点で折り返したものの、2日目にハムストリングスを痛めて途中棄権。インターハイ路線に暗雲が漂った。だが、南関東大会を4946点で制して全国への出場権を確保。そこから本番に向けて、一気に調子を上げてきた。江口も「ここまで持ってこられたのは、すごく大きな一歩だと思っています」と胸を張った。 800mの直前に、女子走高跳でチームメイトの鴨田るなが2年ぶり2度目の優勝を決めた。「ずっと2人で不安なことなど相談し合ってやってきた仲。もうずっと仲良しなので本当にうれしいです」と、笑顔で2日間を締めくくった。

女子七種競技高校歴代10傑

5559 岡田紗和(法政二2神奈川) 2026. 5.17 5519 ヘンプヒル恵(京都文教3京都) 2014. 8. 2 5447 江口美玲(東海大相模3神奈川) 2026. 8. 2 5414 本多七(園田学園3兵庫) 2025.11. 9 5384 笠原瑞世(添上3奈良) 2002. 6.23 5361 シュレスタまや(東大阪大敬愛3大阪) 2016. 6.12 5346 田中友梨(至学館3愛知) 2019. 8. 7 5299 上田紗弥花(敦賀気比3福井) 2016. 6.12 5298 大野優衣(白梅学園3東京) 2017. 8. 1 5266 福島波暖(東大阪大敬愛3大阪) 2024. 6.23

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.09.17

山本匠真が地元の施設野菜メーカー・村上農園とスポンサー契約! 「ともに世界を目指して取り組んでいく」

施設野菜メーカーの株式会社村上農園(広島市)は9月17日、広島市の広島大学霞キャンパスで記者発表会を開き、男子100mの山本匠真(広島大院)とスポンサー契約を結んだと発表した。 広島県出身の山本は100mの自己ベストが1 […]

NEWS 愛知製鋼が陸上競技部寮を新設 新鋭の競歩・原圭佑「選手にとって大きな力」

2026.09.17

愛知製鋼が陸上競技部寮を新設 新鋭の競歩・原圭佑「選手にとって大きな力」

愛知製鋼は9月17日、陸上競技部の寮が完成したことを発表し、同日竣工式を執り行った。 同社は2030年ビジョンの経営指針の一つとして「従業員の幸せと会社の発展」を掲げており、従業員の環境整備に力を入れ、今回の寮新設もその […]

NEWS 名古屋アジア大会TEAM JAPAN公式ライセンス新商品発売! ポムポムプリンコラボグッズや記念メダルなど

2026.09.17

名古屋アジア大会TEAM JAPAN公式ライセンス新商品発売! ポムポムプリンコラボグッズや記念メダルなど

日本オリンピック委員会(JOC)は9月15日、名古屋アジア大会のTEAM JAPAN公式ライセンス商品をオンラインショップや各地のオフィシャルショップなどで販売すると発表した。 公式ライセンス商品は、TEAM JAPAN […]

NEWS 27年厦門アジア選手権の派遣設定記録発表 北京世界選手権へ重要な一戦、各種目最大3人代表

2026.09.17

27年厦門アジア選手権の派遣設定記録発表 北京世界選手権へ重要な一戦、各種目最大3人代表

日本陸連は9月16日、来年5月に中国・厦門で行われるアジア選手権の代表選考要項を更新し、派遣設定記録を発表した。 今大会から、各種目の代表枠が1つ増えて3人に。世界大会出場のためのワールドランキングのポイント獲得のため、 […]

NEWS ミズノからランニングとライフスタイルをつなぐ「WAVE RIDER 30.1」「WAVE RIDER 30.2」が登場!

2026.09.17

ミズノからランニングとライフスタイルをつなぐ「WAVE RIDER 30.1」「WAVE RIDER 30.2」が登場!

ミズノは9月17日、「WAVE RIDER」シリーズから「WAVE RIDER 30.1(ウエーブライダーサーティーポイントワン)」「WAVE RIDER 30.2(ウエーブライダーサーティーポイントツー)」を9月18日 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年10月号 (9月14日発売)

2026年10月号 (9月14日発売)

アジア大会総展望
山口全中&日本インカレ
サウェ特集

page top