2026.08.06
◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)7日目
高校アスリートの祭典、インターハイが行われ、女子学校対抗は東海大相模(神奈川)が33点を獲得し、悲願の初優勝を成し遂げた。
狙ってつかんだ高校陸上界の頂点だった。指導する小野大輔先生は、「新チームになった時に、そこ(学校対抗の総合優勝)を目指そうと選手に言ってきた。結果としてついてくれば良いという格好つけた言葉ではなく、『狙える時に狙う』ということをあえて口にしてきました」と話す。
チーム全体に芽生えた日本一への想い。チームTシャツの背中に書かれた「陸の猛獣」という言葉の通り、選手たちが滋賀の地で躍動した。
その起爆剤となったのは、七種競技の江口美玲と、走高跳の鴨田るなの3年生コンビ。3日目に七種競技の初日を迎えた江口は最初の種目となる100mハードルで高校歴代2位の13秒28(+0.2、1083点)をマークして好発進すると、その後も得点を積み重ねて、高校歴代3位の5447点で連覇を達成する。
さらに同日に決勝を迎えた鴨田もただ1人1m76でクリア。昨年2位に敗れた雪辱を晴らして、2年ぶりの優勝を飾って、江口と2人で一気に16点を獲得した。
前回大会から、「絶対に2人で優勝しよう」と誓い合った3年生の活躍で勢いに乗り、大会6日目には昨年の全中800mを制した尾出七海(1年)が、インターハイ初出場で2位に入り7点を上乗せする。
さらに大会終盤は得点源である両リレーでも決勝に進出。4×100mリレーは江口をアンカーに起用し3位(6点)に。トラックの最終種目の4×400mリレーでも5位に入り、4点を上積みした。
入賞の数は「5」ながら、各種目で高得点を積み上げて、最終日に14点を獲得。トラック最終種目のマイルリレーまで逆転の可能性を残していた佐久長聖(長野)を3点差で抑え、2019年の相洋以来となる神奈川県勢4校目の優勝校となった。
文/田中 葵
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