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編集部コラム「2020年シーズンはまだこれから!!」

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第64回「2020年シーズンはまだこれから!!(小川雅生)


全国中学生大会の舞台は日産スタジアム(写真は2018年のジュニア五輪)

日本選手権が終わって、明日で2週間。体調を崩すことなくここまで来ていますので、ようやく無事に取材が終了しました。

今、陸上界はこうやって1つひとつ大会を積み重ねています。運営を担う方々の努力、不安、重圧を想像するだけで胃が痛くなりますが、これまで何事もなく〝次〟を迎えられているということは、それだけどの大会も成功裏に終わっているということ。今後も1人ひとりが感染予防対策を徹底し、全体の予防につなげていきたいものです。

本当に考えられないようなことが次々と起こった2020年ではありますが、トラック&フィールドのトップ選手たちは、日本選手権で一段落。シーズンオフに入った人たちもたくさんいます。

しかし!

2020年シーズンは、まだまだ続きます。

と言いますか、これからますます熱くなっていくはずです!

その主役は中学生、高校生たち。

夏に迎えられなかった「日本一」を決める舞台がついにやってきました。

まずは今日、神奈川県横浜市の日産スタジアムで「全国中学生大会2020」が開幕。夏の全中と同じ男子13種目、女子10種目が、18日までの3日間の日程で行われます。

さらに来週、10月23日~25日には、広島市のエディオンスタジアムで「全国高校大会2020」が開催され、インターハイと同じ男子19種目、女子18種目(リレー4種目は全国中学生大会と併催)が実施されます。

どちらも全中、インターハイよりも参加総数の規模は小さくなりました。出場資格があっても断念せざるを得なかった選手たちもたくさんいます。それでも、出場する選手たちには、たまりにたまったエネルギーのすべてをぶつけてほしいと願います。

日本一を懸けて全力を注ぐ姿を、連日、日本陸連が用意するライブ映像で全国の中学生、高校生たちが見てくれているはずです。その姿はきっと、同じ陸上競技に取り組む仲間たちの心を揺さぶるものになるでしょう。


全国高校大会は日本屈指の高速トラック「エディオンスタジアム広島」で開催(写真は昨年の織田記念)

確かに、それぞれの“夏”はもう帰ってきません。夏の全国大会は、その舞台に立てた人はもちろん、立てなかったけどそのために挑戦した人たちにとって、いつまでも記憶に残り続けるものです。それを経験できなかったことが、これからの人生にどんな影響があるのかは、私には想像もつきません。

だからこそ、全国中学生大会、全国高校大会を夏の代わりではなく、全中、インターハイと同じ舞台として戦い抜いてほしいと思います。そうすれば、全国の仲間たちも、すっきりと次へのステップを踏み出せるのではないか――。

1人ひとりのベストパフォーマンスを、心から願っています。

小川雅生(おがわ・まさお)
月刊陸上競技編集部 部長
1977年7月12日生まれ、43歳。173cm、68kg、AB型。大阪府東大阪市で出生、兵庫県尼崎市育ち。塚口中→尼崎北高→甲南大。3つ年上の兄の影響で中学から陸上部に入り、大学まで取り組む(専門種目はハードル)。塚口中3年の時、OBで1992年バルセロナ五輪男子走幅跳代表の森長正樹さんの壮行会で生徒会長として花束を渡したが、当時の新聞には私の隣にいた書記のコメントが載っていたという実績を持つ。今季の目標は体重の短縮は達成し、自己新を出した尿酸値もドーピングにより改善。来季は現状を安定させることが目標。

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