2021.11.26
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攻め(?)のアンダーハンド
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毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!
第122回「長距離選手の身長」(山本慎一郎)
秋も深まり、長距離・駅伝シーズンが本格化しています。
毎週のように各地で競技会が開催され、続出する好記録から刺激を受けている長距離選手も多いのではないかと思います。
ところで、私の前回のコラムでは「ウエイトコントロール」について書きました。それに少し関連しますが、長距離選手にとって身長とはパフォーマンスにどこまで影響があると思いますか?
私は自分の身長が今も160cmしかなく(たまに161cmに伸びる)、中学生の時などはもっと小さかったので、試合に出るとほぼ全員が自分よりも長身でした。それでも県レベルの大会まではそこそこ通用したのですが、インターハイなど全国で活躍する選手を見ていると身長の低い選手はほぼおらず、「やっぱり小さいと不利なのかなぁ」と漠然と感じていました。
一方で、世界レベルのランナーでは当時エチオピアで圧倒的な強さを誇ったゲブルセラシェ選手が165cm、その後継者であるベケレ選手も164cmと、決して長身ではありませんでした。そういった選手たちが世界新を連発したり、オリンピックで何度も金メダルを獲得して活躍していたのを見ると、「不利ではあるけど、無理ではない」という気もします。
そういう背景もあって私は昔から自分のように身長の低い選手と、逆に人一倍背の高い選手のパフォーマンスがどのようなものか興味を持っていました。そんな矢先に登場したのが羽生拓矢選手(現・トヨタ紡織)です。印西中(千葉)1年時にはジュニア五輪の1500mで優勝し、八千代松陰高では1年時に5000mで14分00秒55の高1最高(当時)、2年時にも13分52秒98(当時の高2歴代2位)と、歴代でもトップクラスの記録を連発していました。
そして、何よりも驚いたのは羽生選手の体格が156cm、48kg(2021年現在)とひときわ小柄であることです。身長160cm台のランナーは珍しくありませんが、150cm台は全国レベルの大会ではまず見ません。しかも、中1で全国優勝していることを考えると、典型的な早熟型です。
その影響なのか、東海大時代は1年時に全日本大学駅伝には1度出走したものの(7区区間14位)、箱根駅伝は一度も走ることなく卒業しています。高3の全国高校駅伝では1区を2位でつなぎ、東海大の“黄金世代”を代表するランナーだっただけに、私は大学時代も羽生選手がどんな状態だったのかいつも気になっていました。両角速駅伝監督にもよく近況を聞きましたが、故障が多く、なかなか練習を継続できないということでした(先日両角監督に聞いた話では、羽生選手ができたポイント練習は「400m×10本と1000m×5本、12000mのペース走まで」だったそうです)。
そんな羽生選手がトヨタ紡織に入社後は見事に復活しています。入社1年目の昨年は5000mで高2以来6年ぶりの自己新となる13分35秒88、10000mも28分20秒10をマークすると、今季は5000mを13分28秒82まで縮めました。身長150cm台では日本人最速です。
※ちなみに10000mは27分53秒19の大野龍二選手が身長160cmですが、150cm台では羽生選手が最速だと思われます(他にもっと速い人がいたら教えてください)
本人に話は聞いていないのでどうして復活できたのか、という分析はできませんが、羽生選手が東海大に入学した時の取材メモを引っ張り出すと、
「2020年の東京五輪を意識している」
「出場はできなくても、目指す過程を経験したい」
「まずはトラックで結果を出したい」
というコメントが残されていました。
そうか……。
羽生選手は、有言実行だったのです。東京五輪には出場していませんが、自身がかつて口にしたように世界を目指せるレベルまで這い上がってきていました。
羽生選手の活躍を見ていると、早熟だとか、身体が小さいとか、一見すると不利に思える要因は必ずしも全員に当てはまるものではないと感じます。大事なのは、自分の課題と向き合ってどうすればパフォーマンスが上がるのか追求し続ける姿勢ではないでしょうか。
過去には女子マラソンで活躍した佐伯由香里選手も身長142cm、体重30kgで10000m32分01秒80、マラソン2時間28分55秒というタイムを持っていました。羽生選手にしても、佐伯選手にしても、その体格でどうやってそんなに速く走れるの……と不思議に思うほどですが、やはり身長は「不利ではあるけど、無理ではない」ものなのかなと感じます。
陸上競技は素質に左右されやすいスポーツではありますが、今うまくいかずに苦しんでいる選手も、安易に自分の才能を嘆くのではなく、何が課題なのか自分ととことん向き合ってほしいと思います(と、過去の自分にも言いたいです)。
大学時代は苦しんだ羽生選手(前列左から3人目)ですが、現在は5000mのベストが東海大“黄金世代”の中ではトップになりました
山本慎一郎(やまもとしんいちろう) 月刊陸上競技 編集部(兼企画営業部)企画課長 1983年1月生まれ。福島県いわき市出身。160cm、47kg(ピーク時)。植田中→磐城高→福島大→法大卒。中学では1学年下の村上康則(2010年日本選手権1500m覇者)と一緒に駅伝を走り、その才能を間近で見て挫折。懲りずに高校で都大路、大学で箱根駅伝を目指すも、いずれも未達に終わる。引退するタイミングを逸して現在も市民ランナーとして活動中。シューズマニアの一面も持ち、月陸Onlineでは「シューズレポ」を連載中。 |
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編集部コラム第120回「2021年の節目は…」(小川)
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