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2022.09.09

編集部コラム「高校駅伝 47都道府県予選 大会記録」
編集部コラム「高校駅伝 47都道府県予選 大会記録」

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第162回「高校駅伝 47都道府県大会 大会記録(大久保雅文)

トラックシーズンもたけなわとなり、秋が近づくにつれて駅伝のシーズンがやってきます。今年も12月に全国高校駅伝が開催され、その都道府県大会が10月中旬からスタートします。
ここ数年はコロナ禍や台風などで、トラックの周回コースで実施したり、タスキリレーを行わずタイムレースの合計タイムによって全国出場校が決まるなど、「駅伝」ではない大会も多かったですが、今年こそはすべての大会ででタスキを使ったレースが行われることを期待したいところです。

高校駅伝の予選はインターハイとは違い、各都道府県が異なるコースで行います。県によっては予選の会場を各年毎に持ち回りで実施するケースもあります。平坦なコース、起伏の激しいコースなどその種類はさまざまで、コース攻略の難易度にも差があります。

そこで、今回は各都道府県予選の最高記録を調査してみました。調査方法は大会のプログラムに掲載されている「大会記録」をベースに、編集部で調査したものを含みます。大会記録の扱いについてはコースが変更される度に最高記録がリセットされる県もあり、必ずしも過去最高タイムとは限りません。

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男 子 女 子
最高記録 樹立年 校名 県名 最高記録 樹立年 校名
2.07.58 19年 札幌山の手 北海道 1.10.59 14年 旭川龍谷
2.06.16 21年 青森山田 青 森 1.08.32 12年 青森山田
2.07.59 20年 一関学院 岩 手 1.10.47 17年 盛岡誠桜
2.02.46 19年 仙台育英 宮 城 1.07.30 17年 仙台育英
2.06.53 15年 秋田工 秋 田 1.09.55 14年 花 輪
2.09.18 21年 東海大山形 山 形 1.10.36 11年 山形城北
2.05.06 19年 学法石川 福 島 1.10.27 20年 学法石川
2.06.17 20年 水 城 茨 城 1.10.21 12年 茨城キリスト
2.06.12 15年 那須拓陽 栃 木 1.10.40 11年 那須拓陽
2.05.59 19年 東農大二 群 馬 1.07.54 14年 常 磐
2.05.48 14年 埼玉栄 埼 玉 1.06.56 96年 埼玉栄
2.05.25 21年 八千代松陰 千 葉 1.09.29 14年 市船橋
2.06.57 21年 國學院久我山 東 京 1.09.52 21年 錦城学園
2.09.01 04年 藤沢翔稜 神奈川 1.08.23 13年 川崎橘
2.06.25 13年 山梨学大附 山 梨 1.09.25 15年 山梨学大附
2.09.20 16年 中 越 新 潟 1.12.32 06年 新潟一
2.03.35 20年 佐久長聖 長 野 1.08.54 18年 長野東
2.08.24 21年 高岡向陵 富 山 1.10.17 18年 富山商
2.08.46 09年 遊学館 石 川 1.11.57 09年 遊学館
2.08.26 21年 敦賀気比 福 井 1.11.14 07年 鯖 江
2.07.27 15年 加藤学園 静 岡 1.10.45 04年 沼津西
2.03.48 19年 豊 川 愛 知 1.07.22 08年 豊 川
2.05.57 10年 上野工 三 重 1.11.49 07年 津 商
2.06.45 08年 中 京 岐 阜 1.10.19 13年 土岐商
2.08.49 04年 滋賀学園 滋 賀 1.13.08 18年 比叡山
2.05.24 21年 洛 南 京 都 1.07.20 99年 立命館宇治
2.07.23 21年 大 阪 大 阪 1.08.24 21年 薫英女学院
2.03.35 21年 須磨学園 兵 庫 1.07.22 05年 須磨学園
2.04.54 20年 智辯カレッジ 奈 良 1.10.58 10年 奈良育英
2.07.06 12年 和歌山北 和歌山 1.09.41 06年 県和歌山商
2.09.19 19年 鳥取城北 鳥 取 1.09.25 12年 鳥取中央育英
2.10.30 93年 松江一 島 根 1.12.01 13年 平 田
2.03.57 19年 倉 敷 岡 山 1.07.22 05年 興譲館
2.03.26 15年 世 羅 広 島 1.08.57 15年 世 羅
2.05.16 15年 西 京 山 口 1.10.08 15年 西 京
2.10.35 19年 小豆島中央 香 川 1.13.15 04年 英 明
2.09.15 09年 美馬商 徳 島 1.11.29 15年 鳴 門
2.07.15 20年 宇和島東 愛 媛 1.10.47 10年 八幡浜
2.10.03 09年 高知農 高 知 1.11.42 17年 山 田
2.04.41 00年 大牟田 福 岡 1.08.21 11年 筑紫女学園
2.06.31 20年 鳥栖工 佐 賀 1.11.30 12年 白 石
2.06.46 06年 諫 早 長 崎 1.07.39 05年 諫 早
2.04.47 19年 大分東明 大 分 1.08.53 18年 大分東明
2.05.10 09年 九州学院 熊 本 1.08.23 06年 千原台
2.06.36 13年 小 林 宮 崎 1.09.52 07年 小 林
2.04.41 10年 鹿児島実 鹿児島 1.06.04 20年 神村学園
2.09.31 21年 北 山 沖 縄 1.12.50 92年 豊見城南

男子の最速タイムは19年の宮城県予選で仙台育英がマークした2時間02分46秒。次いで、2時間3分26秒の世羅(広島)、2時間3分35秒の佐久長聖(長野)、須磨学園(兵庫)と続きます。上位はここ4~5年のうちの記録が多いですが、2000年に全国優勝を果たしている大牟田(福岡)が出した2時間4分41秒という記録も残っています。

47都道府県のうち2時間10分切りを達成しているのは43都道府県。沖縄は昨年、北山が31年ぶり大会新となる2時間9分31秒で県勢初サブ10となりました。

女子は20年に神村学園(鹿児島)が出した1時間6分04秒がトップ。神村学園は19年に1時間6分32秒の予選最高タイムを樹立していましたが、それまでの最高記録は1996年に埼玉栄が出した1時間6分56秒でした。埼玉栄に次ぐ3位は立命館宇治(京都)が99年にマークした1時間7分20秒。こちらも20年以上前の記録となっています。

大久保雅文(おおくぼ・まさふみ)
月刊陸上競技編集部
1984年9月生まれ。175cm、63kg。三重県伊勢市出身。小学1年から競泳、レスリング、野球などをするも、吉田沙保里さんにタックルを受けたこと以外は特にこれといった実績も残せず。中学で「雨が降ったら練習が休みになるはず」という理由から陸上部に入部。長距離を専門とし、5000mと3000m障害で県インターハイ決勝出場(ただし、三重県には支部予選もなく、県大会もタイムレース決勝である)

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編集部コラム第88回「U20世界選手権の上位候補をリサーチ!」(井上)
編集部コラム第87回「編集部コラム「郷土の応援」(山本)
編集部コラム第86回「あこがれの松田耕作記者」(向永)
編集部コラム第85回「スポーツのチカラ」(小川)
編集部コラム第84回「初心」(船越)
編集部コラム第83回「高校生にとってのインターハイ」(松永)
編集部コラム第82回「2020年世界リストTop10入り日本人選手」(大久保)
編集部コラム第81回「〝きっかけ〟の提供を」(井上)
編集部コラム第80回「一番アツい夏」(山本)
編集部コラム第79回「前向きな言葉という魔法」(向永)
編集部コラム第78回「自分なりの『答え』を探す」(小川)
編集部コラム第77回「カメラマンの箱根駅伝」(船越)
編集部コラム第76回「専門誌記者の箱根駅伝」(松永)
編集部コラム第75回「データで見る箱根駅伝当日エントリー変更」(大久保)
編集部コラム第74回「2020年を振り返って」(井上)
編集部コラム第73回「プレッシャーとの向き合い方」(山本)
編集部コラム第72回「陸上競技のイメージを変えたい」(向永)
編集部コラム第71回「2020年ラストスパート!!」(小川)
編集部コラム第70回「理不尽なこと」(船越)
編集部コラム第69回「這い上がる」(松永)
編集部コラム第68回「都道府県対抗 男子十種競技選手権」(大久保)
編集部コラム第67回「都大路も高速レースの予感」(井上)
編集部コラム第66回「陸上競技を続けると……?」(山本)
編集部コラム第65回「強い選手の共通点?パート2」(向永)
編集部コラム第64回「2020年シーズンはまだこれから!!」(小川)
編集部コラム第63回「質と量」(船越)
編集部コラム第62回「たかが2cm、されど2cm」(松永)
編集部コラム第61回「都道府県対抗 女子七種競技選手権」(大久保)
編集部コラム第60回「キソの大切さ」(井上)
編集部コラム第59回「思い込みを捨てる」(山本)
編集部コラム第58回「それ、ドーピングだよ」(向永)
編集部コラム第57回「東京五輪へ“もう1度”あと1年」(小川)
編集部コラム第56回「魔法の言葉」(船越)
編集部コラム第55回「月陸ってどんな雑誌?」(松永)
編集部コラム第54回「インターハイ種目別学校対抗(女子編)」(大久保)
編集部コラム第53回「明確なビジョン」(井上)
編集部コラム第52回「人間性を磨く」(山本)
編集部コラム第51回「指が痛い。」(向永)
編集部コラム第50回「温故知新」(小川)
編集部コラム第49回「対面取材」(船越)
編集部コラム第48回「日本選手権優勝者を世代別にまとめてみた」(松永)
編集部コラム第47回「インターハイ種目別学校対抗(男子編)」(大久保)
編集部コラム第46回「月陸に自分が載った」(井上)
編集部コラム第45回「陸上競技と関わり続ける」(山本)
編集部コラム第44回「逃げるとどうなる?」(向永)
編集部コラム第43回「成長のヒント」(小川)
編集部コラム第42回「日本実業団記録」(大久保)
編集部コラム第41回「思い出の2016年長野全中」(松永)
編集部コラム第40回「葛藤」(船越)
編集部コラム第39回「何も咲かない寒い日は……」(井上)
編集部コラム第38回「社会の一員としての役割」(山本)
編集部コラム第37回「大学生、高校生、中学生に光を」(向永)
編集部コラム第36回「Tokyo 2020+1」(小川)
編集部コラム第35回「善意」(船越)
編集部コラム第34回「ピンチをチャンスに」(松永)
編集部コラム第33回「日本記録アラカルト」(大久保)
編集部コラム第32回「独断で選ぶ2019年度高校陸上界5選」(井上)
編集部コラム第31回「記録と順位」(山本)
編集部コラム第30回「答えを見つけ出す面白さ」(向永)
編集部コラム第29回「初めてのオリンピック」(小川)
編集部コラム第28回「人生意気に感ず」(船越)
編集部コラム第27回「学生駅伝〝区間賞〟に関するアレコレ」(松永)
編集部コラム第26回「2019年度 陸上界ナンバーワン都道府県は?」(大久保)
編集部コラム第25回「全国男子駅伝の〝私見〟大会展望」(井上)
編集部コラム第24回「箱根駅伝の高速化を検証」(山本)
編集部コラム番外編「勝負師の顔」(山本)
編集部コラム第23回「みんなキラキラ」(向永)
編集部コラム第22回「国立競技場」(小川)
編集部コラム第21回「〝がんばれ〟という言葉の力と呪縛」(船越)
編集部コラム第20回「日本記録樹立者を世代別にまとめてみた」(松永)
編集部コラム第19回「高校陸上界史上最強校は?(女子編)」(大久保)
編集部コラム第18回「独断で選ぶ全国高校駅伝5選」(井上)
編集部コラム第17回「リクジョウクエスト2~そして月陸へ~」(山本)
編集部コラム第16回「強い選手の共通点?」(向永)
編集部コラム第15回「続・ドーハの喜劇?」(小川)
編集部コラム第14回「初陣」(船越)
編集部コラム第13回「どうなる東京五輪マラソン&競歩!?」(松永)
編集部コラム第12回「高校陸上界史上最強校は?(男子編)」(大久保)
編集部コラム第11回「羽ばたけ日本の中距離!」(井上)
編集部コラム第10回「心を動かすもの」(山本)
編集部コラム第9回「混成競技のアレコレ」(向永)
編集部コラム第8回「アナウンス」(小川)
編集部コラム第7回「ジンクス」(船越)
編集部コラム第6回「学生駅伝を支える主務の存在」(松永)
編集部コラム第5回「他競技で活躍する陸上競技経験者」(大久保)
編集部コラム第4回「とらんすふぁ~」(井上)
編集部コラム第3回「リクジョウクエスト」(山本)
編集部コラム第2回「あんな選手を目指しなさい」(向永)
編集部コラム第1回「締め切りとIHと五輪」(小川)

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第162回「高校駅伝 47都道府県大会 大会記録(大久保雅文)

トラックシーズンもたけなわとなり、秋が近づくにつれて駅伝のシーズンがやってきます。今年も12月に全国高校駅伝が開催され、その都道府県大会が10月中旬からスタートします。 ここ数年はコロナ禍や台風などで、トラックの周回コースで実施したり、タスキリレーを行わずタイムレースの合計タイムによって全国出場校が決まるなど、「駅伝」ではない大会も多かったですが、今年こそはすべての大会ででタスキを使ったレースが行われることを期待したいところです。 高校駅伝の予選はインターハイとは違い、各都道府県が異なるコースで行います。県によっては予選の会場を各年毎に持ち回りで実施するケースもあります。平坦なコース、起伏の激しいコースなどその種類はさまざまで、コース攻略の難易度にも差があります。 そこで、今回は各都道府県予選の最高記録を調査してみました。調査方法は大会のプログラムに掲載されている「大会記録」をベースに、編集部で調査したものを含みます。大会記録の扱いについてはコースが変更される度に最高記録がリセットされる県もあり、必ずしも過去最高タイムとは限りません。
男 子 女 子
最高記録 樹立年 校名 県名 最高記録 樹立年 校名
2.07.58 19年 札幌山の手 北海道 1.10.59 14年 旭川龍谷
2.06.16 21年 青森山田 青 森 1.08.32 12年 青森山田
2.07.59 20年 一関学院 岩 手 1.10.47 17年 盛岡誠桜
2.02.46 19年 仙台育英 宮 城 1.07.30 17年 仙台育英
2.06.53 15年 秋田工 秋 田 1.09.55 14年 花 輪
2.09.18 21年 東海大山形 山 形 1.10.36 11年 山形城北
2.05.06 19年 学法石川 福 島 1.10.27 20年 学法石川
2.06.17 20年 水 城 茨 城 1.10.21 12年 茨城キリスト
2.06.12 15年 那須拓陽 栃 木 1.10.40 11年 那須拓陽
2.05.59 19年 東農大二 群 馬 1.07.54 14年 常 磐
2.05.48 14年 埼玉栄 埼 玉 1.06.56 96年 埼玉栄
2.05.25 21年 八千代松陰 千 葉 1.09.29 14年 市船橋
2.06.57 21年 國學院久我山 東 京 1.09.52 21年 錦城学園
2.09.01 04年 藤沢翔稜 神奈川 1.08.23 13年 川崎橘
2.06.25 13年 山梨学大附 山 梨 1.09.25 15年 山梨学大附
2.09.20 16年 中 越 新 潟 1.12.32 06年 新潟一
2.03.35 20年 佐久長聖 長 野 1.08.54 18年 長野東
2.08.24 21年 高岡向陵 富 山 1.10.17 18年 富山商
2.08.46 09年 遊学館 石 川 1.11.57 09年 遊学館
2.08.26 21年 敦賀気比 福 井 1.11.14 07年 鯖 江
2.07.27 15年 加藤学園 静 岡 1.10.45 04年 沼津西
2.03.48 19年 豊 川 愛 知 1.07.22 08年 豊 川
2.05.57 10年 上野工 三 重 1.11.49 07年 津 商
2.06.45 08年 中 京 岐 阜 1.10.19 13年 土岐商
2.08.49 04年 滋賀学園 滋 賀 1.13.08 18年 比叡山
2.05.24 21年 洛 南 京 都 1.07.20 99年 立命館宇治
2.07.23 21年 大 阪 大 阪 1.08.24 21年 薫英女学院
2.03.35 21年 須磨学園 兵 庫 1.07.22 05年 須磨学園
2.04.54 20年 智辯カレッジ 奈 良 1.10.58 10年 奈良育英
2.07.06 12年 和歌山北 和歌山 1.09.41 06年 県和歌山商
2.09.19 19年 鳥取城北 鳥 取 1.09.25 12年 鳥取中央育英
2.10.30 93年 松江一 島 根 1.12.01 13年 平 田
2.03.57 19年 倉 敷 岡 山 1.07.22 05年 興譲館
2.03.26 15年 世 羅 広 島 1.08.57 15年 世 羅
2.05.16 15年 西 京 山 口 1.10.08 15年 西 京
2.10.35 19年 小豆島中央 香 川 1.13.15 04年 英 明
2.09.15 09年 美馬商 徳 島 1.11.29 15年 鳴 門
2.07.15 20年 宇和島東 愛 媛 1.10.47 10年 八幡浜
2.10.03 09年 高知農 高 知 1.11.42 17年 山 田
2.04.41 00年 大牟田 福 岡 1.08.21 11年 筑紫女学園
2.06.31 20年 鳥栖工 佐 賀 1.11.30 12年 白 石
2.06.46 06年 諫 早 長 崎 1.07.39 05年 諫 早
2.04.47 19年 大分東明 大 分 1.08.53 18年 大分東明
2.05.10 09年 九州学院 熊 本 1.08.23 06年 千原台
2.06.36 13年 小 林 宮 崎 1.09.52 07年 小 林
2.04.41 10年 鹿児島実 鹿児島 1.06.04 20年 神村学園
2.09.31 21年 北 山 沖 縄 1.12.50 92年 豊見城南

男子の最速タイムは19年の宮城県予選で仙台育英がマークした2時間02分46秒。次いで、2時間3分26秒の世羅(広島)、2時間3分35秒の佐久長聖(長野)、須磨学園(兵庫)と続きます。上位はここ4~5年のうちの記録が多いですが、2000年に全国優勝を果たしている大牟田(福岡)が出した2時間4分41秒という記録も残っています。 47都道府県のうち2時間10分切りを達成しているのは43都道府県。沖縄は昨年、北山が31年ぶり大会新となる2時間9分31秒で県勢初サブ10となりました。 女子は20年に神村学園(鹿児島)が出した1時間6分04秒がトップ。神村学園は19年に1時間6分32秒の予選最高タイムを樹立していましたが、それまでの最高記録は1996年に埼玉栄が出した1時間6分56秒でした。埼玉栄に次ぐ3位は立命館宇治(京都)が99年にマークした1時間7分20秒。こちらも20年以上前の記録となっています。
大久保雅文(おおくぼ・まさふみ) 月刊陸上競技編集部 1984年9月生まれ。175cm、63kg。三重県伊勢市出身。小学1年から競泳、レスリング、野球などをするも、吉田沙保里さんにタックルを受けたこと以外は特にこれといった実績も残せず。中学で「雨が降ったら練習が休みになるはず」という理由から陸上部に入部。長距離を専門とし、5000mと3000m障害で県インターハイ決勝出場(ただし、三重県には支部予選もなく、県大会もタイムレース決勝である)
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