2025.07.14

7月13日に欧米各地で世界陸連(WA)コンチネンタルツアーの競技会が行われ、9月の東京世界選手権の出場を目指す日本人選手たちが奮闘した。
カナダで開催されたWAコンチネンタルツアー・シルバーのエドモントン招待では、男子走幅跳で城山正太郎(ゼンリン)が7m76(+2.4)で優勝を飾った。日本記録を持つ城山は1週間前の日本選手権では7m43の15位と苦戦していたが、2回目に7m29(+2.0)を跳んだ後、3回目に優勝記録となるジャンプを見せた。
同種目では、日本選手権優勝の山浦渓斗(勝浦ゴルフ倶楽部)が7m69(+3.9)で2位、東京五輪代表の津波響樹(大塚製薬)が7m48(+2.3)で5位に入っている。
男子400mはパリ五輪代表の佐藤風雅(ミズノ)が45秒50で3位に食い込み、同じく代表の佐藤拳太郎(富士通)は46秒82で8位。このほか、男子800mのクレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア州立大)が1分47秒33で3位、女子400mの松本奈菜子(東邦銀行)は53秒98で7位となった。
フランス・マルセイユで開催されたWAコンチネンタルツアー・ブロンズのマルセイユ国際には男子400mハードルで日本選手権を制した小川大輝(東洋大)が出場。世界選手権標準記録(48秒50)突破で代表に内定するが、序盤から精彩を欠いて50秒11の6位にとどまった。
イタリア北部のリニャーノ・サッビアドーロで行われたWAコンチネンタルツアー・ブロンズのリニャーノ競技会では、男子100mの小池祐貴(住友電工)が10秒58(-0.2)で5位となった。
また、設備不備から競技がやり直しになっていたエド・マーフィー・クラシック(米国・メンフィス)の女子円盤投では、郡菜々佳(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が55m33で7位に入っている。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.14
東京世界陸上アンバサダーに三段跳3連覇・テイラー氏と100mH2大会金メダルのピアソン氏
-
2025.07.14
-
2025.07.13
-
2025.07.13
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.14
男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー
7月13日に欧米各地で世界陸連(WA)コンチネンタルツアーの競技会が行われ、9月の東京世界選手権の出場を目指す日本人選手たちが奮闘した。 カナダで開催されたWAコンチネンタルツアー・シルバーのエドモントン招待では、男子走 […]
2025.07.14
17歳のウィルソンが男子400mで44秒10!自らのU18記録を更新 200mは新鋭・ティーマースが19秒73/WAコンチネンタルツアー
7月11日~12日、米国・テネシー州メンフィスで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーのエド・マーフィー・クラシックが開催され、男子400mでは17歳のQ.ウィルソン(米国)が44秒10のU18世界最高記録で優勝 […]
2025.07.14
【男子1500m】本田桜二郎(鳥取城北高3)3分43秒23=高校歴代5位
第239回東海大長距離競技会は7月13日、神奈川・東海大湘南校舎陸上競技場で行われ、男子1500mで本田桜二郎(鳥取城北3)が高校歴代5位、中国高校新記録となる3分43秒23をマークした。従来の中国高校記録は徳本一善(沼 […]
2025.07.13
偉大な兄の背中を追った苦労人・右代啓欣が十種競技初制覇「続けてきた陸上、意味があった」/日本選手権混成
◇第109回日本選手権・混成競技(7月12、13日/岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)2日目 日本選手権混成競技の2日目が行われ、男子十種競技は右代啓欣(エントリー)が7488点の自己新で初優勝を果たした。 思い […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会