7月11日、モナコでダイヤモンドリーグ(DL)第10戦の第39回ヘラクレスが開催され、男子3000m障害で三浦龍司(SUBARU)が、自身の持つ日本記録(8分09秒91)を2年ぶりに更新する8分03秒43で2位に入った。
昨年のパリ五輪8位入賞の三浦は、4月のDL厦門において8分10秒11をマーク。9月の東京世界選手権の参加標準記録(8分15秒00)を突破し、日本陸連の定める代表選考基準をクリアして、世界選手権代表に内定していた。
1週間前に開催された日本選手権を回避して臨んだ今大会では、日本記録を目指してのレースと位置づけていたという。
「今日は戦略的なレースを目指しました」と、スタート直後は19人中19番目を走行。さすがに、「少し出遅れました」と振り返ったが、それが結果的に好記録に結びつく。1000mでは15位での通過。前方ではパリ五輪金メダリストのS.エル・バッカリ(モロッコ)が僚友の選手を2人ペースメーカーにつけ、序盤から世界記録更新を狙っており、一時は2位集団と40m、三浦とは50mの差がついた。
しかし、三浦は落ち着いてペースを刻み、2000mで8位に浮上。残り1周ではエル・バッカリと6秒差の4位まで順位を上げると、残り300mから一気にギアを上げ、猛追を開始する。最終障害の飛越はわずかに三浦が先んじ、金星かと思われたが、残り40mでエル・バッカリが再スパートしてフィニッシュ。レース後、エル・バッカリは「記録を狙っていたが、勝利を優先するためにペース維持に集中していた。でも、最後に(三浦が)迫ってきたので、もう一度加速せざるを得なかった」と語るなど、王者を脅かす走りを見せた。
「日本記録を更新したかったので、この結果は大きな意味がある。記録は狙えると思っていたが、6秒も更新できるとは思わなかったのでうれしいです」と三浦。「2ヵ月後に地元で世界選手権が控えているので、自信になりますし、本番ではメダル獲得を目指します」と、決意を新たにした。
【動画】三浦龍司の日本新記録の走りをチェック!
شوف|
— قنوات الكاس (@AlkassTVSports) July 11, 2025
العداء المغربي سفيان البقالي يحرز المركز الأول في سباق 3000 متر موانع في جولة موناكو للدوري الماسي لألعاب القوى#قنوات_الكاس || #منصة_شوف pic.twitter.com/Qmhv4Bk0wP
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.01.13
【トレーニング講座】円盤投(2026年2月号掲載)/日下望美
2026.01.12
積水化学で世界へ!800m・久保凛が意気込み「五輪ファイナリストという目標に向かって」
2026.01.12
800m日本記録保持者・久保凛が今春、積水化学へ!TWOLAPS拠点に世界へチャレンジ
2026.01.12
800m日本記録保持者・久保凛が今春、積水化学へ!TWOLAPS拠点に世界へチャレンジ
-
2026.01.11
-
2026.01.11
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
-
2025.12.14
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2026.01.13
【トレーニング講座】円盤投(2026年2月号掲載)/日下望美
月刊陸上競技で連載している「トレーニング講座」。種目ごとに全国の指導者の方々にご執筆いただいています! 月刊陸上競技2025年12月号の「円盤投」で掲載されている練習動画はこちらをチェック! 広告の下にコンテンツが続きま […]
2026.01.12
800m日本記録保持者・久保凛が今春、積水化学へ!TWOLAPS拠点に世界へチャレンジ
女子800m日本記録保持者の久保凛(東大阪大敬愛高3)が今春、積水化学へ入社することが発表された。 久保は和歌山県出身。小学生の頃は従姉妹の久保建英(スペインリーグ/レアル・ソシエダ)と同じサッカーをしていたが、中学から […]
2026.01.12
ハーフ世界記録保持者キプリモが貫録の3連覇!女子はゲティチが快勝 混合リレーは豪州が金/世界クロカン
1月10日、米国・フロリダ州タラハシーで世界クロスカントリー選手権が開催され、シニア男子(10km)ではJ.キプリモ(ウガンダ)が28分18秒で3連覇した。 キプリモはハーフマラソンで世界記録(56分42秒、25年)をも […]
2026.01.12
東京世界陸上10000m銅・アルムグレンがバレンシア男子10km欧州新の26分45秒!ヒューストン・ハーフでサミュエル大会新
1月10日、スペインで10Kバレンシア・イベルカハが開催され、男子10kmでは、東京世界選手権10000m銅メダルのA.アルムグレン(スウェーデン)が欧州新の26分45秒で優勝した。 アルムグレンは現在30歳。25年から […]
Latest Issue
最新号
2026年2月号 (1月14日発売)
EKIDEN Review
第102回箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
全国高校駅伝
全国中学校駅伝
富士山女子駅伝
