2025.07.12
◇第109回日本選手権・混成競技(7月12、13日/岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)1日目
日本選手権混成競技の1日目が行われ、女子七種競技は梶木菜々香(ノジマ)が3307点でトップに立った。梶木は得意の100mハードルで13秒48(-0.9)と混成での自己新をマークすると、走高跳を1m64をクリアしてガッツポーズ。砲丸投も10m97の自己新、200mは向かい風1.4mのなかで25秒10と「そこそこ」。
初日トップに「高校生の県大会以来かな」と照れ笑い。今季は6月まで「ハードルのレースに出ても記録もうーん…という感じ」だったが、「6月にしっかり練習できた」成果が1週間前の日本選手権に出る。100mハードルに出場し、予選を13秒34、準決勝も13秒33と自己新を叩き出し、「あそこまで走れると思っていなかったのですが、良い感じだなと思いました」と調子良く迎えていた。
梶木は中大卒で、22年の日本インカレでは七種競技2位。ノジマでは週に数回店舗に立ちながら競技を続けている。日本選手権は23年に4位、昨年は7位。昨年10月のアジア選手権選考会となった記録会で5506点の自己新を出していた。
「上位は5600~5700点くらいを持つ選手なので、そのくらいを目指して、メダル争いに食い込みたいです。800mが苦手なので頑張りたいです」と2日目に向けて意気込みを語った。
前回優勝の熱田心(岡山陸協)は4位で折り返し。2位には大玉華鈴(日体大SMG)が3295点で続き、今季好調の田中友梨(スズキ)は3198点で3位につけている。
2日目は走幅跳、やり投、800mが行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.28
-
2025.11.27
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.28
中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加
世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]
2025.11.28
22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告
世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025