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2025.07.06

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400m・佐藤風雅は失格 最初に入線も内側レーン侵入「反省して次のレースに備えたい」/日本選手権
400m・佐藤風雅は失格 最初に入線も内側レーン侵入「反省して次のレースに備えたい」/日本選手権

佐藤風雅は最初に入線するも失格に

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 3日目

東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子400mは今泉堅貴(内田洋行AC)が45秒29で初優勝を飾った。最初に入線した佐藤風雅(ミズノ)は失格となった。

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序盤から積極的にレースを進め、横一線で最後の直線に入る。最後は今泉との大接戦となるも、最後は22年オレゴン、23年ブダベストの両世界選手権、24年パリ五輪代表の佐藤が意地を見せて競り勝った、かに見えた。

入線後は45秒28の速報で、3年ぶり2回目の優勝に安堵の表情を浮かべていたが、確定結果は「失格」。300m付近で内側のレーン侵入にしたことによるためで、佐藤は「やりたかったレースができましたが、2歩踏んでしまったのはわかりました。ルール違反です」と受け止めた。

国際舞台で多くの経験を積み、23年には日本歴代3位の44秒88をマークしている29歳。「やっと会心のレースができたので、このあと悔しさが出ると思います」と話しつつも「反省して次のレースに備えたいです。素直に受け止めたい」。短い言葉に思いを込めた。

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 3日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子400mは今泉堅貴(内田洋行AC)が45秒29で初優勝を飾った。最初に入線した佐藤風雅(ミズノ)は失格となった。 序盤から積極的にレースを進め、横一線で最後の直線に入る。最後は今泉との大接戦となるも、最後は22年オレゴン、23年ブダベストの両世界選手権、24年パリ五輪代表の佐藤が意地を見せて競り勝った、かに見えた。 入線後は45秒28の速報で、3年ぶり2回目の優勝に安堵の表情を浮かべていたが、確定結果は「失格」。300m付近で内側のレーン侵入にしたことによるためで、佐藤は「やりたかったレースができましたが、2歩踏んでしまったのはわかりました。ルール違反です」と受け止めた。 国際舞台で多くの経験を積み、23年には日本歴代3位の44秒88をマークしている29歳。「やっと会心のレースができたので、このあと悔しさが出ると思います」と話しつつも「反省して次のレースに備えたいです。素直に受け止めたい」。短い言葉に思いを込めた。

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