◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島)2日目
広島インターハイの2日目が行われ、男子100m決勝(3組タイムレース)は3組の清水空跳(星稜2石川)が10秒00(+1.7)の超特大高校新記録を打ち立てて優勝した。
この記録は2013年織田記念で桐生祥秀(洛南3京都/現・日本生命)が打ち立てた高校記録10秒01を12年ぶりに0.01秒更新。日本歴代5位タイの記録で、シニアを含めた今季日本ランキング1位となる。また、9月の東京世界選手権参加標準記録(10秒00)をピタリ到達した。
清水は2009年生まれであるため、C.ミラー(米国)とP.ブーンソン(タイ)が持っていたU18世界最高記録(10秒06)を0.06秒をも更新した。
清水は昨年7月にサニブラウン・アブデル・ハキーム(城西・東京)の持っていた高1歴代最高記録を更新する10秒26で走破。前回のインターハイは1年生として42年ぶりの2位に入った。
今季は石川県大会で10秒20をマーク。日本選手権では10秒19と、桐生が高校2年時に出した高2最高記録とU18日本記録に並んでいたが、一気に0.19秒更新した。
男子100m 日本歴代10傑&高校歴代10傑をチェック!
●日本歴代10傑 9.95 2.0 山縣亮太(セイコー) 2021. 6. 6 9.96 0.5 サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ) 2024. 8. 4 9.98 1.8 桐生祥秀(東洋大4) 2017. 9. 9 9.98 0.5 小池祐貴(住友電工) 2019. 7.20 10.00 1.9 伊東浩司(富士通) 1998.12.13 10.00 1.7 清水空跳(星稜高2石川) 2025. 7.26 10.01 2.0 多田修平(住友電工) 2021. 6. 6 10.02 2.0 朝原宣治(大阪ガス) 2001. 7.13 10.02 1.1 坂井隆一郎(大阪ガス) 2022. 6.26 10.02 0.0 栁田大輝(東洋大2) 2023. 7.14 [adinserter block="4"] ●高校歴代10傑 10.00 1.7 清水空跳(星稜2石川) 2025. 7.26 10.01 0.9 桐生祥秀(洛南3京都) 2013. 4.29 10.11 1.2 西岡尚輝(東海大仰星3大阪) 2024. 7.29 10.19 1.8 黒木海翔(東福岡3福岡) 2023.10.14 10.22 1.0 サニブラウン・A・ハキーム(城西3東京) 2016. 5.14 10.22 0.0 栁田大輝(東農大二3群馬) 2021. 6.24 10.23 1.3 大瀨戸一馬(小倉東3福岡) 2012. 4.29 10.23 0.6 宮本大輔(洛南3京都) 2017. 6.16 10.24 0.4 髙橋和裕(添上3奈良) 1994. 8. 2 10.27 1.8 宮田英明(東農大二3群馬) 1990.10.22 10.27 1.7 安川飛翔(洛南3京都) 2025. 7.26RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.09
東京世界陸上日本代表選手名鑑
-
2025.09.09
-
2025.09.09
-
2025.09.09
2025.09.03
開幕迫る東京世界陸上!聖地・国立競技場の大会装飾も公開 準備も最終段階
-
2025.09.06
-
2025.09.04
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.09
10000m代表の葛西潤「最大限のパフォーマンス発揮できるように」ケガを乗り越え再び世界に挑戦/東京世界陸上
男子10000mで東京世界選手権代表に内定した葛西潤(旭化成)。昨年のパリ五輪に続いて日の丸を背負って走ることとなった。パートナーシップ契約を結ぶアディダスの協力のもと、単独インタビューに応えた。 今年4月の日本選手権1 […]
2025.09.09
2027年全中 陸上はリレー廃止で個人種目のみ 駅伝は男子6区間→5区間に
日本中体連陸上競技部は、9月9日までに2027年以降の全中の陸上大会と駅伝大会(全国中学校駅伝)について実施内容の方針を固めた。 陸上大会は、日本陸連の競技者育成指針に沿うかたちで、27年から男子400mと男子3000m […]
2025.09.09
世界陸連セバスチャン・コー会長 「あと2年でさらに成長を加速させる」
9月8日、9日の両日、東京で世界陸連のカウンシル会議が行われ、世界陸連の今後の活動方針などが話し合われた。 世界陸連会長のセバスチャン・コー氏は、3期目の任期が満了する2027年で退任することが決まっており、会議冒頭で「 […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/