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2024.11.15

編集部コラム「月陸の表紙を飾った選手たち」

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★月陸編集部★

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毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!

第265回「月陸の表紙を飾った選手たち(大久保雅文)


月刊陸上競技2024年12月号が11月14日に発売されました。すでにご購入いただいた読者の方、これから購入されるという方、本当にありがとうございます。

月刊陸上競技は1967年7月号が第1号として発行され、今年で創刊57年を迎えることができました。これまでの発行数は690号となり、2025年中には700号を迎える予定です。今後ともよろしくお願いします。

さて、この2024年12月号の表紙は全日本大学駅伝で優勝した國學院大のアンカーを務めた上原琉翔選手でした。沖縄県出身選手で単独の表紙を飾るのは1986年9月号の渡久山直美選手以来38年ぶりで、Xでも紹介いたしました。
(複数選手の組み合わせでは2009年7月号の玉城美鈴選手も登場)

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月刊陸上競技の表紙は、その月でもっともハイライトとなるシーンであったり、インターハイ前の7月号、8月号には、活躍が期待される高校生をピックアップしたりと、さまざまです。

表紙を振り返ると、その時に活躍した選手たちの移り変わりがわかります。近年は北口榛花選手、三浦龍司選手、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手、泉谷駿介選手、田中希美選手の登場回数が増えていますが、2010年代前半から表紙を飾り、いまもなお競技を続けている飯塚翔太選手、山縣亮太選手、桐生祥秀選手も、やはり“陸上界の顔”とも言える存在です。

2008年以降の月刊陸上競技バックナンバー一覧

少しだけ制作の裏話をしますと、当初予定していた表紙が、突然の日本記録樹立で差し替わるということもしばしばあり、表紙を飾るには選手の頑張りだけではなく、時には“運”も絡んでくるのです。

今月号では沖縄出身選手の久しぶりの表紙登場となりましたが、今回は月陸の表紙を飾った選手たちを紹介してみたいと思います。さすがに700点近い表紙をすべてカウントする時間はありませんでしたので、各都道府県の出身選手が最後に登場した月号ということで紹介したいと思います。
(各選手の出身中学でカウント。抜けがありましたらご了承ください)

沖 縄 2024年12月号 上原琉翔
静 岡 2024年12月号 川野将虎
北海道 2024年10月号 北口榛花
滋 賀 2024年9月号 落合晃
和歌山 2024年9月号 久保凛
福 岡 2024年9月号 古賀友太
東 京 2024年8月号 豊田兼
兵 庫 2024年7月号 田中希実
島 根 2024年7月号 三浦龍司
神奈川 2024年6月号 泉谷駿介
埼 玉 2024年4月号 小山直城
熊 本 2024年4月号 赤﨑暁
福 井 2024年4月号 平林清澄
千 葉 2024年1月号 篠原倖太朗、佐藤一世
愛 知 2024年1月号 吉居大和
京 都 2024年1月号 佐藤圭汰
長 野 2023年12月号 山川拓馬
大 阪 2023年9月号 秦澄美鈴
長 崎 2023年4月号 山下一貴
青 森 2023年3月号 田澤廉
広 島 2022年11月号 福部真子
岡 山 2022年11月号 青木益未
三 重 2022年7月号 樋口七海
福 島 2022年6月号 相澤晃遠藤日向
愛 媛 2022年4月号 鈴木健吾
鹿児島 2022年4月号 一山麻緒
山 形 2020年8月号 池田久美子
高 知 2020年7月号 鍋島莉奈
石 川 2020年1月号 鈴木雄介
栃 木 2019年2月号 郡司陽大
新 潟 2019年1月号 服部勇馬
秋 田 2018年12月号 湊谷春紀
茨 城 2018年12月号 森田歩稀
山 口 2018年5月号 宮本大輔
岐 阜 2017年5月号 安藤友香
群 馬 2016年4月号 北島寿典
宮 城 2016年1月号 村山紘太
富 山 2015年10月号 谷井孝行
宮 崎 2013年12月号 田口雅也
佐 賀 2013年4月号 前田和浩
岩 手 2010年10月号 土橋智花
香 川 2007年7月号 三津谷祐
大 分 2005年8月号 成迫健司
奈 良 2002年5月号 山中美和子
徳 島 2002年3月号 弘山晴美
鳥 取 1995年9月号 常田昌司
山 梨

2022年4月号では鈴木健吾選手と一山麻緒選手とマラソンで活躍する夫婦がセットで表紙を飾り、話題にもなりました。2000年以降、多くの都道府県から出身選手が表紙に登場していますが、鳥取は1995年の鳥取インターハイの800mで入賞した常田昌司選手が写っていたのが最後。山梨出身の選手は残念ながらまだ表紙に登場していませんでした。

今後も、月刊陸上競技は続いていきます。これからの表紙はどうなっていくのか、みなさんも楽しみにしていてください。

大久保雅文(おおくぼ・まさふみ)
月刊陸上競技編集部
1984年9月生まれ。175cm、63kg。三重県伊勢市出身。小学1年から競泳、レスリング、野球などをするも、吉田沙保里さんにタックルを受けたこと以外は特にこれといった実績も残せず。中学で「雨が降ったら練習が休みになるはず」という理由から陸上部に入部。長距離を専門とし、5000mと3000m障害で県インターハイ決勝出場(ただし、三重県には支部予選もなく、県大会もタイムレース決勝である)

過去の編集部コラムはこちら

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第265回「月陸の表紙を飾った選手たち(大久保雅文)

月刊陸上競技2024年12月号が11月14日に発売されました。すでにご購入いただいた読者の方、これから購入されるという方、本当にありがとうございます。 月刊陸上競技は1967年7月号が第1号として発行され、今年で創刊57年を迎えることができました。これまでの発行数は690号となり、2025年中には700号を迎える予定です。今後ともよろしくお願いします。 さて、この2024年12月号の表紙は全日本大学駅伝で優勝した國學院大のアンカーを務めた上原琉翔選手でした。沖縄県出身選手で単独の表紙を飾るのは1986年9月号の渡久山直美選手以来38年ぶりで、Xでも紹介いたしました。 (複数選手の組み合わせでは2009年7月号の玉城美鈴選手も登場) 月刊陸上競技の表紙は、その月でもっともハイライトとなるシーンであったり、インターハイ前の7月号、8月号には、活躍が期待される高校生をピックアップしたりと、さまざまです。 表紙を振り返ると、その時に活躍した選手たちの移り変わりがわかります。近年は北口榛花選手、三浦龍司選手、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手、泉谷駿介選手、田中希美選手の登場回数が増えていますが、2010年代前半から表紙を飾り、いまもなお競技を続けている飯塚翔太選手、山縣亮太選手、桐生祥秀選手も、やはり“陸上界の顔”とも言える存在です。 2008年以降の月刊陸上競技バックナンバー一覧 少しだけ制作の裏話をしますと、当初予定していた表紙が、突然の日本記録樹立で差し替わるということもしばしばあり、表紙を飾るには選手の頑張りだけではなく、時には“運”も絡んでくるのです。 今月号では沖縄出身選手の久しぶりの表紙登場となりましたが、今回は月陸の表紙を飾った選手たちを紹介してみたいと思います。さすがに700点近い表紙をすべてカウントする時間はありませんでしたので、各都道府県の出身選手が最後に登場した月号ということで紹介したいと思います。 (各選手の出身中学でカウント。抜けがありましたらご了承ください)
沖 縄 2024年12月号 上原琉翔
静 岡 2024年12月号 川野将虎
北海道 2024年10月号 北口榛花
滋 賀 2024年9月号 落合晃
和歌山 2024年9月号 久保凛
福 岡 2024年9月号 古賀友太
東 京 2024年8月号 豊田兼
兵 庫 2024年7月号 田中希実
島 根 2024年7月号 三浦龍司
神奈川 2024年6月号 泉谷駿介
埼 玉 2024年4月号 小山直城
熊 本 2024年4月号 赤﨑暁
福 井 2024年4月号 平林清澄
千 葉 2024年1月号 篠原倖太朗、佐藤一世
愛 知 2024年1月号 吉居大和
京 都 2024年1月号 佐藤圭汰
長 野 2023年12月号 山川拓馬
大 阪 2023年9月号 秦澄美鈴
長 崎 2023年4月号 山下一貴
青 森 2023年3月号 田澤廉
広 島 2022年11月号 福部真子
岡 山 2022年11月号 青木益未
三 重 2022年7月号 樋口七海
福 島 2022年6月号 相澤晃、遠藤日向
愛 媛 2022年4月号 鈴木健吾
鹿児島 2022年4月号 一山麻緒
山 形 2020年8月号 池田久美子
高 知 2020年7月号 鍋島莉奈
石 川 2020年1月号 鈴木雄介
栃 木 2019年2月号 郡司陽大
新 潟 2019年1月号 服部勇馬
秋 田 2018年12月号 湊谷春紀
茨 城 2018年12月号 森田歩稀
山 口 2018年5月号 宮本大輔
岐 阜 2017年5月号 安藤友香
群 馬 2016年4月号 北島寿典
宮 城 2016年1月号 村山紘太
富 山 2015年10月号 谷井孝行
宮 崎 2013年12月号 田口雅也
佐 賀 2013年4月号 前田和浩
岩 手 2010年10月号 土橋智花
香 川 2007年7月号 三津谷祐
大 分 2005年8月号 成迫健司
奈 良 2002年5月号 山中美和子
徳 島 2002年3月号 弘山晴美
鳥 取 1995年9月号 常田昌司
山 梨
2022年4月号では鈴木健吾選手と一山麻緒選手とマラソンで活躍する夫婦がセットで表紙を飾り、話題にもなりました。2000年以降、多くの都道府県から出身選手が表紙に登場していますが、鳥取は1995年の鳥取インターハイの800mで入賞した常田昌司選手が写っていたのが最後。山梨出身の選手は残念ながらまだ表紙に登場していませんでした。 今後も、月刊陸上競技は続いていきます。これからの表紙はどうなっていくのか、みなさんも楽しみにしていてください。
大久保雅文(おおくぼ・まさふみ) 月刊陸上競技編集部 1984年9月生まれ。175cm、63kg。三重県伊勢市出身。小学1年から競泳、レスリング、野球などをするも、吉田沙保里さんにタックルを受けたこと以外は特にこれといった実績も残せず。中学で「雨が降ったら練習が休みになるはず」という理由から陸上部に入部。長距離を専門とし、5000mと3000m障害で県インターハイ決勝出場(ただし、三重県には支部予選もなく、県大会もタイムレース決勝である)
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