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2022.07.01

オレゴン世界陸上の代表決定! 総勢64名のチームジャパンが世界に挑む!
オレゴン世界陸上の代表決定! 総勢64名のチームジャパンが世界に挑む!


7月1日、日本陸連は今月15日から行われるオレゴン世界選手権の代表を発表した。

トラック&フィールドでは5月の日本選手権10000m、6月の日本選手権の成績で代表に内定していた11名に加え、6月26日の布勢スプリント男子100mで参加標準記録を突破した坂井隆一郎(大阪ガス)がすでに代表権を獲得していたが、新たに男子20人、女子17人を選出。春先に代表が発表されているマラソン、競歩と合せて、総勢64人の選手団を結成が結成され、そのうち初出場が男子26人、女子19人とフレッシュな顔ぶれとなった。

男子トラックでは10000mで標準記録を突破していた田澤廉(駒大)が初の代表入り。標準記録突破者以外では世界ランキングでターゲットナンバー(出場者枠)内に入った選手が選ばれ、200mで東京五輪代表の小池祐貴と日本選手権優勝の上山紘輝の住友電工勢が揃って選出。400mでは佐藤風雅(那須環境技術センター)、川端魁人(中京大クラブ)、ウォルシュ・ジュリアン(富士通)の3人が選ばれ、この種目では2001年エドモントン大会以来21年ぶりにフルエントリーとなった。3000m障害で東京五輪代表の山口浩勢(愛三工業)も出場権を獲得している。

110mハードルでは布勢スプリントで13秒31と標準記録を突破した高山峻野(ゼンリン)と世界ランキングで上位につけていた石川周平(富士通)が有資格者となっていたが、選考会となった日本選手権で高山を上回る3位に入った石川が選ばれた。

フィールドでは棒高跳の山本聖途(トヨタ自動車)が5大会連続5回目の代表に。一方、走高跳は真野友博(九電工)、赤松諒一(アワーズ)が、走幅跳では山川夏輝(佐賀県スポ協)が初めて代表入りを果たした。投てきはやり投のディーン元気(ミズノ)と小椋健司(栃木県スポ協)が名を連ねた。

また、リレー要員として日本選手権100m3位の18歳・栁田大輝(東洋大)や鈴木涼太(スズキ)、中島佑気ジョセフ(東洋大)、岩崎立来(大体大)、河内光起(大阪ガス)も代表に選ばれた。

女子は6月のダイヤモンドリーグ(DL)パリ大会やり投で日本人としてDL初優勝を果たした北口榛花(JAL)が順当に選出。優勝候補の一角として世界に挑む。同種目には上田百寧(ゼンリン)と武本紗栄(佐賀県スポ協)がランキング上位で代表の座をつかみ、トリオでの活躍にも期待がかかる。

複数の標準記録突破者がいた5000mと10000mでは、日本選手権の成績から5000mは萩谷楓(エディオン)、10000mは小林成美(名城大)が選ばれ、100mハードルは4月に日本記録を樹立した青木益未(七十七銀行)と日本選手権優勝の福部真子(日本建設工業)がランキング上位に入り、ともに初出場を決めた。1500mの卜部蘭(積水化学)、3000m障害の山中柚乃(愛媛銀行)は東京五輪に続く出場。走幅跳の秦澄美鈴(シバタ工業)も初の日本代表となる。

このほか、4×100mリレーのメンバーは日本選手権100mと200mで上位に入った君嶋愛梨沙(土木管理総合)、兒玉芽生(ミズノ)、御家瀬緑(住友電工)、青山華依(甲南大)が代表に。男女混合4×400mリレー要員として松本奈菜子(東邦銀行)、小林茉由(J.VIC)、久保山晴菜(今村病院)が選ばれている。

■オレゴン世界選手権日本代表
●男 子
100m
サニブラウン・A・ハキーム(タンブルウィードTC)4回目(15、17、19)
坂井隆一郎(大阪ガス)     初
200m
上山紘輝(住友電工)      初
小池祐貴(住友電工)      2回目(19)
400m
佐藤風雅(那須環境技術センター)初
川端魁人(中京大クラブ)    初
ウォルシュ・ジュリアン(富士通)2回目(19)
5000m
遠藤日向(住友電工)      初
10000m
田澤 廉(駒大)        初
マラソン
鈴木健吾(富士通)       初
星  岳(コニカミノルタ)   初
西山雄介(トヨタ自動車)    初
110mH
泉谷駿介(住友電工)      2回目(19年※欠場)
村竹ラシッド(順大)      初
石川周平(富士通)       初
400mH
黒川和樹(法大)        初
3000mSC
三浦龍司(順大)        初
青木涼真(Honda)        初
山口浩勢(愛三工業)      初
20kmW
山西利和(愛知製鋼)      2回目(19)
池田向希(旭化成)        2回目(19)
髙橋英輝(富士通)       4回目(15、17、19)
住所大翔(順大院)       初
35kmW
川野将虎(旭化成)       初
松永大介(富士通)       2回目(17)
野田明宏(自衛隊体育学校)   2回目(19)
走高跳
真野友博(九電工)       初
赤松諒一(アワーズ)      初
棒高跳
山本聖途(トヨタ自動車)    5回目(13、15、17、19)
走幅跳
橋岡優輝(富士通)       2回目(19)
山川夏輝(佐賀県スポ協)    初
やり投
ディーン元気(ミズノ)     初
小椋健司(栃木県スポ協)    初
4×100mR
栁田大輝(東洋大)       初
鈴木涼太(スズキ)       初
4×400mR 中島佑気ジョセフ(東洋大)  初
岩崎立来(大体大)       初
河内光起(大阪ガス)      2回目(19)

●女 子
1500m、5000m
田中希実(豊田自動織機)    2回目(19)
1500m
卜部 蘭(積水化学)      初
5000m、10000m
廣中璃梨佳(日本郵政グループ) 初
5000m
萩谷 楓(エディオン)     初
10000m
五島莉乃(資生堂)        初
小林成美(名城大)       初
マラソン
一山麻緒(ワコール)      初
松田瑞生(ダイハツ)      2回目(17)
新谷仁美(積水化学)      4回目(11、13、19)
100mH
福部真子(日本建設工業)    初
青木益未(七十七銀行)     初
3000mSC
山中柚乃(愛媛銀行)      初
20kmW
藤井菜々子(エディオン)    2回目(19)
岡田久美子(富士通)      4回目(15、17、19)
35kmW
園田世玲奈(NTN)      初
走幅跳
秦澄美鈴(シバタ工業)     初
やり投
北口榛花(JAL)       2回目(19)
上田百寧(ゼンリン)      初
武本紗栄(佐賀県スポ協)    初
4×100mR
君嶋愛梨沙(土木管理総合)   初
兒玉芽生(ミズノ)       初
御家瀬緑(住友電工)      初
青山華依(甲南大)       初
混合4×400mR
松本奈菜子(東邦銀行)     2回目(19)
小林茉由(J.VIC)     初
久保山晴菜(今村病院)     初

7月1日、日本陸連は今月15日から行われるオレゴン世界選手権の代表を発表した。 トラック&フィールドでは5月の日本選手権10000m、6月の日本選手権の成績で代表に内定していた11名に加え、6月26日の布勢スプリント男子100mで参加標準記録を突破した坂井隆一郎(大阪ガス)がすでに代表権を獲得していたが、新たに男子20人、女子17人を選出。春先に代表が発表されているマラソン、競歩と合せて、総勢64人の選手団を結成が結成され、そのうち初出場が男子26人、女子19人とフレッシュな顔ぶれとなった。 男子トラックでは10000mで標準記録を突破していた田澤廉(駒大)が初の代表入り。標準記録突破者以外では世界ランキングでターゲットナンバー(出場者枠)内に入った選手が選ばれ、200mで東京五輪代表の小池祐貴と日本選手権優勝の上山紘輝の住友電工勢が揃って選出。400mでは佐藤風雅(那須環境技術センター)、川端魁人(中京大クラブ)、ウォルシュ・ジュリアン(富士通)の3人が選ばれ、この種目では2001年エドモントン大会以来21年ぶりにフルエントリーとなった。3000m障害で東京五輪代表の山口浩勢(愛三工業)も出場権を獲得している。 110mハードルでは布勢スプリントで13秒31と標準記録を突破した高山峻野(ゼンリン)と世界ランキングで上位につけていた石川周平(富士通)が有資格者となっていたが、選考会となった日本選手権で高山を上回る3位に入った石川が選ばれた。 フィールドでは棒高跳の山本聖途(トヨタ自動車)が5大会連続5回目の代表に。一方、走高跳は真野友博(九電工)、赤松諒一(アワーズ)が、走幅跳では山川夏輝(佐賀県スポ協)が初めて代表入りを果たした。投てきはやり投のディーン元気(ミズノ)と小椋健司(栃木県スポ協)が名を連ねた。 また、リレー要員として日本選手権100m3位の18歳・栁田大輝(東洋大)や鈴木涼太(スズキ)、中島佑気ジョセフ(東洋大)、岩崎立来(大体大)、河内光起(大阪ガス)も代表に選ばれた。 女子は6月のダイヤモンドリーグ(DL)パリ大会やり投で日本人としてDL初優勝を果たした北口榛花(JAL)が順当に選出。優勝候補の一角として世界に挑む。同種目には上田百寧(ゼンリン)と武本紗栄(佐賀県スポ協)がランキング上位で代表の座をつかみ、トリオでの活躍にも期待がかかる。 複数の標準記録突破者がいた5000mと10000mでは、日本選手権の成績から5000mは萩谷楓(エディオン)、10000mは小林成美(名城大)が選ばれ、100mハードルは4月に日本記録を樹立した青木益未(七十七銀行)と日本選手権優勝の福部真子(日本建設工業)がランキング上位に入り、ともに初出場を決めた。1500mの卜部蘭(積水化学)、3000m障害の山中柚乃(愛媛銀行)は東京五輪に続く出場。走幅跳の秦澄美鈴(シバタ工業)も初の日本代表となる。 このほか、4×100mリレーのメンバーは日本選手権100mと200mで上位に入った君嶋愛梨沙(土木管理総合)、兒玉芽生(ミズノ)、御家瀬緑(住友電工)、青山華依(甲南大)が代表に。男女混合4×400mリレー要員として松本奈菜子(東邦銀行)、小林茉由(J.VIC)、久保山晴菜(今村病院)が選ばれている。 ■オレゴン世界選手権日本代表 ●男 子 100m サニブラウン・A・ハキーム(タンブルウィードTC)4回目(15、17、19) 坂井隆一郎(大阪ガス)     初 200m 上山紘輝(住友電工)      初 小池祐貴(住友電工)      2回目(19) 400m 佐藤風雅(那須環境技術センター)初 川端魁人(中京大クラブ)    初 ウォルシュ・ジュリアン(富士通)2回目(19) 5000m 遠藤日向(住友電工)      初 10000m 田澤 廉(駒大)        初 マラソン 鈴木健吾(富士通)       初 星  岳(コニカミノルタ)   初 西山雄介(トヨタ自動車)    初 110mH 泉谷駿介(住友電工)      2回目(19年※欠場) 村竹ラシッド(順大)      初 石川周平(富士通)       初 400mH 黒川和樹(法大)        初 3000mSC 三浦龍司(順大)        初 青木涼真(Honda)        初 山口浩勢(愛三工業)      初 20kmW 山西利和(愛知製鋼)      2回目(19) 池田向希(旭化成)        2回目(19) 髙橋英輝(富士通)       4回目(15、17、19) 住所大翔(順大院)       初 35kmW 川野将虎(旭化成)       初 松永大介(富士通)       2回目(17) 野田明宏(自衛隊体育学校)   2回目(19) 走高跳 真野友博(九電工)       初 赤松諒一(アワーズ)      初 棒高跳 山本聖途(トヨタ自動車)    5回目(13、15、17、19) 走幅跳 橋岡優輝(富士通)       2回目(19) 山川夏輝(佐賀県スポ協)    初 やり投 ディーン元気(ミズノ)     初 小椋健司(栃木県スポ協)    初 4×100mR 栁田大輝(東洋大)       初 鈴木涼太(スズキ)       初 4×400mR 中島佑気ジョセフ(東洋大)  初 岩崎立来(大体大)       初 河内光起(大阪ガス)      2回目(19) ●女 子 1500m、5000m 田中希実(豊田自動織機)    2回目(19) 1500m 卜部 蘭(積水化学)      初 5000m、10000m 廣中璃梨佳(日本郵政グループ) 初 5000m 萩谷 楓(エディオン)     初 10000m 五島莉乃(資生堂)        初 小林成美(名城大)       初 マラソン 一山麻緒(ワコール)      初 松田瑞生(ダイハツ)      2回目(17) 新谷仁美(積水化学)      4回目(11、13、19) 100mH 福部真子(日本建設工業)    初 青木益未(七十七銀行)     初 3000mSC 山中柚乃(愛媛銀行)      初 20kmW 藤井菜々子(エディオン)    2回目(19) 岡田久美子(富士通)      4回目(15、17、19) 35kmW 園田世玲奈(NTN)      初 走幅跳 秦澄美鈴(シバタ工業)     初 やり投 北口榛花(JAL)       2回目(19) 上田百寧(ゼンリン)      初 武本紗栄(佐賀県スポ協)    初 4×100mR 君嶋愛梨沙(土木管理総合)   初 兒玉芽生(ミズノ)       初 御家瀬緑(住友電工)      初 青山華依(甲南大)       初 混合4×400mR 松本奈菜子(東邦銀行)     2回目(19) 小林茉由(J.VIC)     初 久保山晴菜(今村病院)     初

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