HOME 国内、世界陸上、日本代表
ブダペスト世界陸上代表 泉谷駿介「自分の力を出し切りたい」高山峻野、池田向希、加世田梨花が意気込み語る
ブダペスト世界陸上代表 泉谷駿介「自分の力を出し切りたい」高山峻野、池田向希、加世田梨花が意気込み語る

ブダペスト世界選手権日本代表会見に出席した加世田、泉谷、高山、池田

ブダペスト世界選手権代表(6月5日発表分)

●男子
110mH
泉谷駿介(住友電工) 13秒04/3大会連続3度目(19※、22年)※欠場
高山峻野(ゼンリン) 13秒10/2大会ぶり3度目(17、19年)
3000m障害
三浦龍司(順大)  8分09秒92/2大会連続2度目(22年)

マラソン
其田健也(JR東日本) 2時間5分59秒/初出場
山下一貴(三菱重工) 2時間5分51秒/初出場
西山和弥(トヨタ自動車) 2時間6分45秒/初出場

20km競歩
山西利和(愛知製鋼) 1時間17分15秒/3大会連続3度目(19、22年)
池田向希(旭化成)  1時間17分25秒/3大会連続3度目(19、22年)
髙橋英輝(富士通) 1時間17分26秒/5大会連続5回目(15、17、19、22年)
古賀友太(大塚製薬) 1時間18分42秒/初出場

広告の下にコンテンツが続きます

35km競歩
川野将虎(旭化成) 2時間23分15秒/2大会連続2回目(22年)
野田明宏(自衛隊体育学校) 2時間23分13秒/3大会連続3回目(19、22年)※19年は50km競歩
丸尾知司(愛知製鋼) 2時間25分49秒/3大会ぶり2度目(17年)※50km競歩

●女子
やり投
北口榛花(JAL) 66m00/3大会連続3度目(19、22年)

20km競歩
藤井菜々子(エディオン) 1時間28分58秒/3大会連続3回目(19、22年)

広告の下にコンテンツが続きます

35km競歩
岡田久美子(富士通) 2時間44分11秒/5大会連続5回目(15、17、19、22年)※4回は20km
園田世玲奈(NTN) 2時間44分25秒/2大会連続2回目(22年)

6月4日までブダペスト世界選手権の代表選考会として行われた第107回日本選手権を終え、5日に大阪市内でブダペスト世界選手権の日本代表選手記者会見が開かれた。 出席したのは男子110mハードルで日本記録13秒04を出して優勝した泉谷駿介(住友電工)、同2位の高山峻野(ゼンリン)、すでに代表を決めていた男子20km競歩の池田向希(旭化成)、女子マラソンの加世田梨花(ダイハツ)の4人。 「代表が決まってホッとしています」と泉谷。前日の日本新レースを振り返り「思ったよりハードルぶつけていなきくて、きれいでスムーズでしたが、前半がもう少しいっても良かった。世界選手権までの間で改善していきたい」と言う。12秒台については「このまま練習を積んでいって、意識し過ぎないようにして出たら良いな、くらいに考えています」と言う。 6月末には欧州で転戦を予定。「海外でしっかり自分の力を出し切れるかどうか試したい」言う。世界選手権に向けて「体調管理と自分の戦い方ができるかどうかが大事」。日本初のファイナルに向けて「これまで悔しい思いをしているので、自分の力を出し切れるようにしたい」と意気込みを語った。 高山は「世界選手権まで1、2試合を挟んでいく。これまで通りの練習をしていきたい」と話す。19年ドーハ大会ではあとわずかでファイナルを逃した。それだけに「前回は気合が入り過ぎたので、気持ちを楽にして自分らしく走りたいです」と見据えている。 すでに代表を決めている前回銀メダルの池田は「今は土台を作っているところ。6、7月とスピードとスピード持久力を8月に向けて上げていきたい」と現状について明かす。ここまで東京五輪、オレゴン世界選手権と銀メダルを獲得しているが、「金メダルを目標に掲げています。どれだけプレッシャーや緊張感との戦いに打ち勝てるのか」と突き進んでいく。 マラソン代表の加世田は今大会の5000mでも田中希実(New Balance)に食らいつき2位に入るなど、「トラックの自己ベストは更新できていないですが、勝負の中で結果を出せている」と手応えをつかんでいる。初の世界大会に向けて「不安な部分も大きいですが、試走などで美しい街を楽しみたいです」と笑った。 最後は世界選手権で着用するユニフォームに着替えて撮影。日の丸を胸に、いよいよ本番に向かっていく。 なお、今大会で内定した3000m障害の三浦龍司(順大)、すでに代表内定のやり投・北口榛花(JAL)は海外遠征のため出席しなかった。 ブダペスト世界選手権は8月19日から27日までの9日間の日程で行われる。

ブダペスト世界選手権代表(6月5日発表分)

●男子 110mH 泉谷駿介(住友電工) 13秒04/3大会連続3度目(19※、22年)※欠場 高山峻野(ゼンリン) 13秒10/2大会ぶり3度目(17、19年) 3000m障害 三浦龍司(順大)  8分09秒92/2大会連続2度目(22年) マラソン 其田健也(JR東日本) 2時間5分59秒/初出場 山下一貴(三菱重工) 2時間5分51秒/初出場 西山和弥(トヨタ自動車) 2時間6分45秒/初出場 20km競歩 山西利和(愛知製鋼) 1時間17分15秒/3大会連続3度目(19、22年) 池田向希(旭化成)  1時間17分25秒/3大会連続3度目(19、22年) 髙橋英輝(富士通) 1時間17分26秒/5大会連続5回目(15、17、19、22年) 古賀友太(大塚製薬) 1時間18分42秒/初出場 35km競歩 川野将虎(旭化成) 2時間23分15秒/2大会連続2回目(22年) 野田明宏(自衛隊体育学校) 2時間23分13秒/3大会連続3回目(19、22年)※19年は50km競歩 丸尾知司(愛知製鋼) 2時間25分49秒/3大会ぶり2度目(17年)※50km競歩 ●女子 やり投 北口榛花(JAL) 66m00/3大会連続3度目(19、22年) 20km競歩 藤井菜々子(エディオン) 1時間28分58秒/3大会連続3回目(19、22年) 35km競歩 岡田久美子(富士通) 2時間44分11秒/5大会連続5回目(15、17、19、22年)※4回は20km 園田世玲奈(NTN) 2時間44分25秒/2大会連続2回目(22年)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.17

200m3人目のファイナル目指す鵜澤飛羽が予選登場! やり投・﨑山雄太ら3人が予選 1500m決勝は混戦か/東京世界陸上DAY5イブニングみどころ

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 連日盛り上がりを見せている東京世界陸上も中日を迎える。ここからも注目種目が目白押しだ。 日本勢の最注目は男子200m予選。2003年パリ大会銅メダルの末續慎吾、20 […]

NEWS 【特別公開】400m中島佑気ジョセフ 伝説に並び、伝説を超える 東京世界陸上に目前インタビュー

2025.09.17

【特別公開】400m中島佑気ジョセフ 伝説に並び、伝説を超える 東京世界陸上に目前インタビュー

日本人34年ぶりファイナルを目指して ブダペスト、パリ五輪に続いて、3度目の個人代表で、初めて『44秒台スプリンター』として挑む。「大会の1ヵ月半前にステップを踏めたのは大きい」と自信を深めつつ、「まだまだやりたいことは […]

NEWS 200mファイナル目指す鵜澤飛羽が予選登場!テボゴと同組に/東京世界陸上

2025.09.17

200mファイナル目指す鵜澤飛羽が予選登場!テボゴと同組に/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションのスタートリストが発表され、男子200m予選の鵜澤飛羽(JAL)は6組3レーンに入った。同組には19秒46のベストを持ち、 […]

NEWS 短距離・木村颯太が「店舗高値買取センター」とスポンサー契約を締結 明大時代に日本インカレ200m4位

2025.09.17

短距離・木村颯太が「店舗高値買取センター」とスポンサー契約を締結 明大時代に日本インカレ200m4位

9月17日、株式会社店舗高値買取センターは、男子短距離の木村颯太とスポンサー契約を締結したことを発表した。 木村は2001年生まれの23歳。埼玉・新座二中時代から200mを中心に競技に取り組み、全中やジュニア五輪に出場。 […]

NEWS 9月17日Day5のタイムテーブルを更新 女子棒高跳の開始時間を前倒し/東京世界陸上

2025.09.17

9月17日Day5のタイムテーブルを更新 女子棒高跳の開始時間を前倒し/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 世界陸連は9月17日、同日に行われる東京世界陸上Day5(5日目)のタイムテーブルを更新した。 変更されたのは女子棒高跳の決勝の開始時間。従来は20時10分の開始予定だっ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top