【METASPEED Interview】細谷恭平(黒崎播磨)
マラソン界のホープが明かす成長の要因
“ケガのオンパレード”から大躍進
昨年からマラソンや駅伝で大活躍中の細谷恭平(黒崎播磨)。合宿先の山口県防府市にて
2021-2022年のロードシーズンでマラソン、駅伝とも大きなインパクトを残しているのが黒崎播磨のエース・細谷恭平(26歳)だ。大学時代は故障に悩まされる選手だったが、今では福岡国際マラソン、元日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)とハイパフォーマンスを連発するタフネスぶりを見せるまでに成長した。快進撃を続ける日本長距離界のホープの強さの秘訣に迫った。
連戦でもハイパフォーマンスを発揮
今年の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で、黒崎播磨はチーム過去最高タイの6位となり、55年ぶりのトップ8入りを果たした。好調のチームを活気づけ、躍進の原動力となったのが入社4年目の細谷恭平だ。エース区間の4区(22.4km)で、東京五輪日本代表の伊藤達彦(Honda)や中村匠吾(富士通)といったそうそうたる顔ぶれが揃う中で区間賞を獲得。しかも、井上大仁(三菱重工)が持っていた区間記録を14秒も更新する1時間3分43秒で8人を抜き、チームを2位まで押し上げる力走を見せた。
「前回(区間4位タイ)も自分の中では出来過ぎで驚いたんですけど、昨年以上に自分でもびっくりする結果。さすがにあそこまで走れるとは思いませんでした」
2度目のマラソンとなった昨年2月のびわ湖毎日マラソンで2時間6分35秒(日本歴代6位)の好記録で3位となった勢いそのままに、今季はトラックでも5000m(13分38秒14)、10000m(28分05秒88)と自己新記録を連発した。12月の福岡国際マラソンでは、2時間8分16秒で日本人トップの2位。2024年パリ五輪選考会であるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権獲得第1号になった。そして、その1ヵ月後のニューイヤー駅伝でも快走を見せた。今やパリ五輪に向けて、日本男子マラソン界のホープの1人に数えられる。
「マラソンの疲労もあって、終わってすぐはなかなか練習がうまくいかなかったんですけど、澁谷明憲監督がうまく練習量を調整してくれて、駅伝前の大事な練習からは状態を上げていくことができました。『いけるな』という感覚があったので、レースではいつも通りに力を発揮できました。どのチームも、長い距離を得意とするエースが4区を走るので、そこで区間賞を取れたことは今後に向けても手応えになりました」
1ヵ月の間に福岡国際マラソン、ニューイヤー駅伝の4区22.4kmと連戦をこなした。しかも、両レースともハイパフォーマンス。タフネスぶりを見せつけた。
「最近僕を認知してくれた方はタフとか強靭とか言ってくれるんですけど、全然そんなことはなく、故障が多い選手でした」
そうなのだ。中央学院大学時代の細谷は、正月の大学駅伝では出場した3回すべて(8区、5区、5区)で区間3位と好走しているが、ケガの多い選手だった。膝や大腿部のケガに、中足骨や脛骨の疲労骨折……とケガのオンパレード。なかなか練習の継続ができずにいた。
「大学時代はスタートラインに立てれば結果を残せたのですが、走っては壊れての繰り返しでした。練習を継続できればどれくらい強くなるのかと言われていたのですが、それができませんでした。社会人になって結果を出せているのは、練習を継続できていることが一番大きいですね」
無理をしない練習で故障を克服
大学生の時は強度の高いポイント練習をするたびに力を出し切ってしまい、その反動が大きかった。また、集団での練習が多かったため、疲労を抱えた状態でも力を抜くわけにはいかず、その無理がたたって故障してしまうという悪循環にはまっていた。大学時代は集団ジョグを1km3分50秒ペースで行っていたが、「今思えば僕には速かったかな」と振り返る。故障がちな細谷のために、正月の駅伝を控える12月になると“細谷専用メニュー”が提示されていたほどだ。
社会人になってからは、特にジョグが変わった。朝練習は集団で50分ジョグが基本(マラソンに向けた練習では60分)で、次のポイント練習までが1日しかない時の午後練習は60分ジョグ、2日空く時は90分ジョグが多く、ペースは各自に任されている。細谷の場合は「平均で1km4分30秒から5分の間ぐらい。それ以上は上げません」と、自分の状態に合わせて調整している。これが練習を継続できるようになった要因だ。「さじ加減がわかるようになり、だいぶ余裕を持ちながら練習ができています」と話す。
また、黒崎播磨には細谷のほかにも土井大輔のようにマラソンで結果を残す選手もいれば、田村友佑などトラックやクロスカントリーを得意とするスピードランナーもいる。それでも、基本的なポイント練習はみんな同じで、例えば距離走であればトラックを主戦場とする選手でも40kmにトライする者もいるという。月間走行距離はトラックシーズン中は800km前後で、走り込み期に1000kmを超える。
だが、高校を卒業してすぐに入社する若い選手も多いため、「練習強度はそこまで高くない」と細谷は言う。
「30km走だったら、5kmを17分から17分30秒ぐらいのペースが多いですね。マラソン前の40km走は単独で行いますが、仕上げの時でも17分半から入って、16分前後で上がっています。要所要所ではちゃんと追い込んでいるので、なるべく余裕を持ちながら取り組んでいます」
距離走でもやはり“余裕を持つこと”が細谷のブレイクのカギとなったようだ。
レースでは『メタスピード スカイ』を選択
もう1つ、細谷の好調の秘訣にシューズの履き分けがある。
「以前はそこまで細かく履き分けていませんでしたが、特にカーボン搭載の厚底シューズが出てきてからは使い分けを細かくするようになりました」
澁谷監督の指導方針もあり、黒崎播磨では練習内容や強度に応じて細かく履き分けている選手が多い。
細谷の場合はアシックスのシューズを使い分けている。朝練習のジョグはクッション性に優れたエボライド2。日中の各自ジョグやポイント練習のウォーミングアップでは、「リズム良いジョグがしたいので」と、より軽量なターサーエッジ3を選択する。
そして、タイムが設定されたポイント練習では自分の足で蹴る感覚をつかみやすいソーティーマジックRPシリーズを、タイムトライアルなど設定がフリーの時はメタスピード スカイを使用している。シューズを履き分けることでトレーニングの効果をより引き出せるからだ。
「ソーティーマジックとメタスピード スカイとでは、やはりメタスピード スカイのほうが僕は速く走れます。ポイント練習の設定タイムは以前からそれほど上がっていないので、メタスピード スカイを履くと楽にこなせてしまう。なので、現状の設定タイムのうちは、これまで同様にソーティーマジックで練習をしようと思っています。レース直前の調整やマラソン前の大事な練習では設定タイムが設けられていても、メタスピードスカイを履いています」
メタスピード スカイはクッション性と反発性に優れたエリートランナー向けのレーシングシューズ。アシックスの軽量フォーム材の中で最も高反発な「FF BLAST TURBO(エフエフ ブラスト ターボ)」をミッドソールに採用し、その中にフルレングスカーボンプレートを搭載している。これによって従来のシューズよりもストライドが伸びるようになり、年末年始に開催された各駅伝でも多くのランナーが着用して注目を集めた。
細谷もレースで履く勝負シューズにはメタスピード スカイを選んでいる。
「僕はもともとピッチ走法なのですが、スカイを履くようになって自然とストライドが伸びているような感覚があります。マラソンは歩数を減らしたほうが後半の負担は少ないと思います。スカイを履きこなせた時には、後半の走りに違いが出てきます」
福岡国際マラソンやニューイヤー駅伝で快走した際も、「派手なカラーリングが好き」と言う細谷の足元にはビビッドなパフォーマンスレッドが映えていた。
練習では4種類のシューズを使い分けている細谷。写真は左からターサーエッジ3、ソーティマジックRP5、メタスピードスカイ、エボライド2
黒崎播磨ではシューズの選択は各自の自由だが、ニューイヤー駅伝では走った7人全員がメタスピードを履いていた。
「メタスピードシリーズは、ストライド走法に適したスカイ、ピッチ走法に適したエッジがありますが、僕は1歩の大きさを求めてスカイを選びました。メタスピードシリーズはさまざまなランナーにお薦めできるシューズだと思います」
「どこかで日本記録を狙いたい」
1月末の時点で細谷は、新たに始まったジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズのランキングトップに立つ。今後開催されるレース次第ではあるが、今夏のオレゴン世界選手権やアジア大会の日本代表有力候補であることは間違いない。
「やっと日の丸が見えてきて、少しずつ手の届く位置にきている。代表になりたいという意識が強くなってきたし、自分自身、成長しているのが実感できています」
大学までは決して目立つ存在ではなかった。それでも、自身のパフォーマンスを高めることに貪欲だったことが、細谷をトップランナーに成長させた。
「世界選手権に出場できれば入賞、アジア大会だったら3位以内を目標にしたい。MGCの出場権はあるので、パリ五輪に出場するための布石にしたいですね。それと、日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)は同学年なので、どこかのタイミングで日本記録を狙ってみたいです」
快進撃はまだまだ始まったばかり。これからも細谷は周囲をあっと驚かせる走りを見せていくつもりだ。
細谷選手の使用しているシューズとその使い方
▽細谷恭平
1995年8月31日生まれ。26歳。172㎝、52㎏。茨城・岩瀬東中→水城高→中央学大→黒崎播磨。水城高3年時の2013 年に全国高校駅伝1区25位。中央学大では4年時に関東インカレ2部ハーフ3位。自己記録は5000m13分38秒14、10000m28分05秒88、ハーフマラソン1時間1分16秒、マラソン2時間6分35秒。
文/福本ケイヤ
写真/樋口俊秀
※この記事は『月刊陸上競技』2022年3月号に掲載しています
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大学生の時は強度の高いポイント練習をするたびに力を出し切ってしまい、その反動が大きかった。また、集団での練習が多かったため、疲労を抱えた状態でも力を抜くわけにはいかず、その無理がたたって故障してしまうという悪循環にはまっていた。大学時代は集団ジョグを1km3分50秒ペースで行っていたが、「今思えば僕には速かったかな」と振り返る。故障がちな細谷のために、正月の駅伝を控える12月になると“細谷専用メニュー”が提示されていたほどだ。 社会人になってからは、特にジョグが変わった。朝練習は集団で50分ジョグが基本(マラソンに向けた練習では60分)で、次のポイント練習までが1日しかない時の午後練習は60分ジョグ、2日空く時は90分ジョグが多く、ペースは各自に任されている。細谷の場合は「平均で1km4分30秒から5分の間ぐらい。それ以上は上げません」と、自分の状態に合わせて調整している。これが練習を継続できるようになった要因だ。「さじ加減がわかるようになり、だいぶ余裕を持ちながら練習ができています」と話す。 また、黒崎播磨には細谷のほかにも土井大輔のようにマラソンで結果を残す選手もいれば、田村友佑などトラックやクロスカントリーを得意とするスピードランナーもいる。それでも、基本的なポイント練習はみんな同じで、例えば距離走であればトラックを主戦場とする選手でも40kmにトライする者もいるという。月間走行距離はトラックシーズン中は800km前後で、走り込み期に1000kmを超える。 だが、高校を卒業してすぐに入社する若い選手も多いため、「練習強度はそこまで高くない」と細谷は言う。 「30km走だったら、5kmを17分から17分30秒ぐらいのペースが多いですね。マラソン前の40km走は単独で行いますが、仕上げの時でも17分半から入って、16分前後で上がっています。要所要所ではちゃんと追い込んでいるので、なるべく余裕を持ちながら取り組んでいます」 距離走でもやはり“余裕を持つこと”が細谷のブレイクのカギとなったようだ。レースでは『メタスピード スカイ』を選択
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「どこかで日本記録を狙いたい」
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大学までは決して目立つ存在ではなかった。それでも、自身のパフォーマンスを高めることに貪欲だったことが、細谷をトップランナーに成長させた。
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▽細谷恭平
1995年8月31日生まれ。26歳。172㎝、52㎏。茨城・岩瀬東中→水城高→中央学大→黒崎播磨。水城高3年時の2013 年に全国高校駅伝1区25位。中央学大では4年時に関東インカレ2部ハーフ3位。自己記録は5000m13分38秒14、10000m28分05秒88、ハーフマラソン1時間1分16秒、マラソン2時間6分35秒。
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