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2023.06.01

MGC出場権獲得者が決定! 男子は前回から大幅増の67人 東京五輪6位・大迫傑や日本記録保持者・鈴木健吾らトップ選手集結
MGC出場権獲得者が決定! 男子は前回から大幅増の67人 東京五輪6位・大迫傑や日本記録保持者・鈴木健吾らトップ選手集結

MGC出場権を獲得した西山和弥、山下一貴、大迫傑、鈴木健吾、川内優輝

パリ五輪マラソン代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の参加資格獲得期限が5月31日に締め切りを迎え、出場権の獲得者が確定した。

MGCは東京五輪の代表選考会として発足した選考方式で、今回が2回目。上位2名がパリ五輪代表に内定する。今大会の参加資格は2021年11月以降のジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズの対象大会で出場記録・順位をクリアした選手に加え、海外などを含めた対象レースにおける「ワイルドカード」でも出場権を獲得できる条件が設定されていた。

男子は2019年に行われた前回のMGCの34人から2倍近い67人が出場権を獲得。そのうち51人が初めて権利を手にした。

東京五輪6位入賞の大迫傑(Nike)は今年3月の東京マラソンで2時間6分13秒で日本人3位に入り、2大会連続の五輪出場を目指す。2時間4分56秒の日本記録を持つ鈴木健吾(富士通)も昨年の東京マラソンで出場資格を手にしている。

2時間5分台のベストを持ち、期間中に安定した成績を残してきた山下一貴(三菱重工)、其田健也(JR東日本)もMGCでは上位候補となりそうだ。

昨年のオレゴン世界選手権代表の西山雄介(トヨタ自動車)、星岳(コニカミノルタ)に加え、2月の大阪マラソンで好走した西山和弥(トヨタ自動車)、池田耀平(Kao)、過去4度の世界選手権出場を誇る川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)、18年アジア大会金メダリストの井上大仁(三菱重工)といった代表経験豊富なメンバーなど、若手からベテランまで多彩なメンバーたちが揃った。

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一方、東京五輪に出場した中村匠吾(富士通)と服部勇馬(トヨタ自動車)はMGC出場を逃している。

MGCは10月15日に国立競技場発着とするコースで行われ、男子は午前8時にスタートする。

パリ五輪マラソン代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の参加資格獲得期限が5月31日に締め切りを迎え、出場権の獲得者が確定した。 MGCは東京五輪の代表選考会として発足した選考方式で、今回が2回目。上位2名がパリ五輪代表に内定する。今大会の参加資格は2021年11月以降のジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズの対象大会で出場記録・順位をクリアした選手に加え、海外などを含めた対象レースにおける「ワイルドカード」でも出場権を獲得できる条件が設定されていた。 男子は2019年に行われた前回のMGCの34人から2倍近い67人が出場権を獲得。そのうち51人が初めて権利を手にした。 東京五輪6位入賞の大迫傑(Nike)は今年3月の東京マラソンで2時間6分13秒で日本人3位に入り、2大会連続の五輪出場を目指す。2時間4分56秒の日本記録を持つ鈴木健吾(富士通)も昨年の東京マラソンで出場資格を手にしている。 2時間5分台のベストを持ち、期間中に安定した成績を残してきた山下一貴(三菱重工)、其田健也(JR東日本)もMGCでは上位候補となりそうだ。 昨年のオレゴン世界選手権代表の西山雄介(トヨタ自動車)、星岳(コニカミノルタ)に加え、2月の大阪マラソンで好走した西山和弥(トヨタ自動車)、池田耀平(Kao)、過去4度の世界選手権出場を誇る川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)、18年アジア大会金メダリストの井上大仁(三菱重工)といった代表経験豊富なメンバーなど、若手からベテランまで多彩なメンバーたちが揃った。 一方、東京五輪に出場した中村匠吾(富士通)と服部勇馬(トヨタ自動車)はMGC出場を逃している。 MGCは10月15日に国立競技場発着とするコースで行われ、男子は午前8時にスタートする。

男子のMGC出場権獲得者をチェック!

名前 出場回数 所属
細谷恭平 初出場 黒崎播磨
大塚祥平 2回目 九電工
髙久龍 2回目 ヤクルト
上門大祐 2回目 大塚製薬
神野大地 2回目 セルソース
西山雄介 初出場 トヨタ自動車
鎧坂哲哉 初出場 旭化成
藤曲寛人 初出場 トヨタ自動車九州
古賀淳紫 初出場 安川電機
相葉直紀 初出場 中電工
中西亮貴 初出場 トーエネック
星岳 初出場 コニカミノルタ
山下一貴 初出場 三菱重工
浦野雄平 初出場 富士通
丸山文裕 初出場 旭化成
岡本直己 2回目 中国電力
今井正人 2回目 トヨタ自動車九州
川内優輝 2回目* あいおいニッセイ同和損保
鈴木健吾 2回目 富士通
其田健也 初出場 JR東日本
湯澤舜 初出場 SGホールディングス
聞谷賢人 初出場 トヨタ紡織
土方英和 初出場 旭化成
佐藤悠基 2回目 SGホールディングス
定方俊樹 初出場 三菱重工
田口雅也 初出場
吉田祐也 初出場 GMOインターネットグループ
井上大仁 2回目 三菱重工
下田裕太 初出場 GMOインターネットグループ
柏優吾 初出場 コニカミノルタ
青木優 初出場 Kao
松本稜 初出場 トヨタ自動車
山口武 初出場 スズキ
丸山竜也 初出場 トヨタ自動車
武田凜太郎 初出場 ヤクルト
中村祐紀 初出場 住友電工
山本翔馬 初出場 NTT西日本
橋本崚 2回目 中央発條
秋山清仁 初出場 愛知製鋼
赤﨑暁 初出場 九電工
大石港与 初出場 トヨタ自動車
久保和馬 初出場 西鉄
市山翼 初出場 サンベルクス
横田俊吾 初出場 JR東日本
木村慎 初出場 Honda
小山司 初出場 SUBARU
作田直也 初出場 JR東日本
村本一樹 初出場 住友電工
西山和弥 初出場 トヨタ自動車
池田耀平 初出場 Kao
吉岡幸輝 初出場 中央発條
作田将希 初出場 JR東日本
土井大輔 初出場 黒崎播磨
小山裕太 初出場 トーエネック
畔上和弥 初出場 トヨタ自動車
河合代二 2回目 トーエネック
大六野秀畝 初出場 旭化成
大迫傑 2回目 Nike
小山直城 初出場 Honda
二岡康平 2回目* 中電工
高田康暉 初出場 住友電工
富安央 初出場 愛三工業
西研人 初出場 大阪ガス
堀尾謙介 2回目 九電工
山本憲二 2回目 マツダ
飯田貴之 初出場 富士通
安井雄一 初出場 トヨタ自動車
*は前回のMGCの出場権を得たものの、エントリーしなかった選手

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