◇第109回日本選手権リレー(7月12、13日/岐阜・岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)
日本選手権リレーの男子4×100mリレー決勝が行われ、筑波大が38秒72の大会新で優勝した。筑波大の優勝は2007年の品田直宏、石塚祐輔、安孫子充裕、齋藤仁志以来、18年ぶり(中止の21年を挟む)となる。
木梨嘉紀、西岡尚輝、久保井颯、先本貴一朗のオーダーで、1・2走にエース級をそろえたが、4年生2人の3・4走は「ずっとバトンをつないできた」(久保井)。前半の流れを、しっかり後ろの2人が絆のバトンをつなぎ、「最後、本当はバトンを上げて喜ぼうとしたのですが、余裕がなくて……。ケガをしてでも走り抜けようと思っていました」と先本は笑顔を見せた。
記録については、「悔しい」と木梨。2019年の日本インカレと同じ舞台で、その時は山下潤、東田旺洋らを擁して38秒58の筑波新で優勝していた。「記念すべき競技場で更新したかった。日本インカレで出した記録(38秒68)も更新できなかった」と木梨は唇を噛んだが、大学院2年の木梨も学生最後のリレーで「このメンバーで走るのは最後。勝てて良かった」と噛み締める。
4年生で花開いた2人も「やっと日本一になれた」と感慨深げ。思いを受け継ぐスーパールーキーの西岡は「速い先輩、同期もたくさんいるので、また強いチームを作っていきたいです」と力強く語った。
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