2023.06.01
第107回日本選手権がいよいよ6月1日に開幕する。今夏のブダペスト世界選手権、そしてアジア選手権・アジア大会の代表選考会を兼ねた重要な一戦。どんなパフォーマンスが繰り広げられるか。
参加標準記録突破者もしくは今大会で参加標準を突破して3位以内に入れば世界選手権代表に内定する。
初日の決勝種目は以下の計6種目(日本記録/世界選手権参加標準記録)
男子
5000m	13.08.40(大迫 傑、15年)/13.07.00
三段跳	17.15(山下訓史、86年)/17.20
やり投	87.60(溝口和洋、89年)/85.20
女子
3000m障害 9.33.93(早狩実紀、08年)/9.23.00
走高跳	1.96(今井美希、01年)/1.97
円盤投	59.03(郡 菜々佳、19年)/64.20
男子やり投はオレゴン世界選手権9位のディーン元気(ミズノ)が好調。セイコーゴールデングランプリ(GGP)でも82m03を投げている。参加標準記録や日本記録の更新も視野に入れているが、ワールドランキングでの世界選手権出場資格は濃厚。しっかり上位争いしてくるだろう。
木南記念で83m54を放った﨑山雄太(愛媛陸協)、学生3人目の80mスロワーとなった巖優作(筑波大)、そしてオレゴン世界選手権代表の小椋健司(エイジェック)、復活を期す新井涼平(スズキ)らで、ハイレベルな争いとなりそうだ。
5000mは2連覇中の遠藤日向(住友電工)がアキレス腱痛から復調。セイコーGGP3000mでも優勝している。大迫傑(Nike)はこの種目で2016年以来の出場。好調なのが10000mの東京五輪・オレゴン世界選手権代表である伊藤達彦(Honda)だ。ベテラン勢の佐藤悠基(SGホールディングス)、上野裕一郎(セントポールクラブ)から、佐藤圭汰(駒大)、吉岡大翔(順大)といった若手のホープまでタレントぞろい。
女子円盤投は日本記録保持者の郡菜々佳(新潟アルビレックスRC)と、齋藤真希(東海大院)に好記録の予感。日本記録や60mを見据えた試合になるか。
併催するU20の円盤投決勝が10時40分からスタート。日本選手権は12時40分に女子円盤投が実施され、トラックは13時30分に女子1500m予選が行われ、田中希実(New Balance)が登場する。男子5000m決勝が19時半にスタートする。
日本選手権は6月1日から4日まで、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われる。大会の様子はライブ配信やNHKで中継される。
【動画】日本選手権のライブ配信やテレビ中継情報をチェック!
・メインチャンネル
・フィールドチャンネル
●テレビ情報
1日目 NHK BS1 18時00分~
2日目 NHK BS1 18時30分~、総合19時30分~
3日目 総合 16時30分~
4日目 総合 16時30分~
【動画】日本選手権のライブ配信やテレビ中継情報をチェック!
・メインチャンネル ・フィールドチャンネル ●テレビ情報 1日目 NHK BS1 18時00分~ 2日目 NHK BS1 18時30分~、総合19時30分~ 3日目 総合 16時30分~ 4日目 総合 16時30分~RECOMMENDED おすすめの記事
                Ranking  人気記事ランキング
                人気記事ランキング
            
        - 
                            2025.10.31 
- 
                            2025.10.26 
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
- 
                            2025.10.18 
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
- 
                            2022.05.18 
- 
                            2023.04.01 
- 
                            2022.12.20 
- 
                            2023.06.17 
- 
                            2022.12.27 
- 
                            2021.12.28 
Latest articles 最新の記事
2025.10.31
連覇狙う國學院大、駒大、青学大、中大、創価大を軸に力拮抗! 早大、城西大も有力/全日本大学駅伝
◇第57回全日本大学駅伝(11月2日/愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮:8区間106.8km) 第57回全日本大学駅伝は11月2日、愛知・熱田神宮西門前から三重・伊勢神宮内宮宇治橋前をつなぐ8区間106.8kmで行われる。 […]
2025.10.31
【高校生FOCUS】男子円盤投・東琉空(稲生高3)インターハイ&国スポ2冠 今季高校生相手に無敗のスロワー
FOCUS! 高校生INTERVIEW 東 琉空 Azuma Ruku 稲生3三重 2025年の屋外シーズンも最終盤を迎えました。今回は今季活躍した高校アスリートの中で男子円盤投の東琉空選手(稲生3三重)にフォーカスしま […]
2025.10.31
前回シードの城西大はキムタイを3区へ 立教大はエース・國安広人がアンカー/全日本大学駅伝
◇第57回全日本大学駅伝(11月2日/愛知・熱田神宮西門前~三重・伊勢神宮内宮宇治橋前:8区間106.8km) 全日本大学駅伝の区間エントリーが発表された。 前回6位でシード権を獲得した城西大はヴィクター・キムタイ(4年 […]
2025.10.31
早大は工藤慎作がアンカー!2区にルーキー・鈴木琉胤 山口智規は当日変更可能な補員登録 /全日本大学駅伝
◇第57回全日本大学駅伝(11月2日/愛知・熱田神宮西門前~三重・伊勢神宮内宮宇治橋前:8区間106.8km) 全日本大学駅伝の区間エントリーが発表された。10月13日の出雲駅伝で2位と健闘し、全日本では15年ぶりの優勝 […]
                Latest Issue  最新号
                最新号
            
         
            2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望
 
                         
                             
                 
                                 
                             
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                        

 
                         
                         
                        