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2023.01.31

【高校生FOCUS】女子短距離 小針陽葉(富士市立高)「目標はインターハイ3冠!ライバルに負けない!」

22年U16大会100mを制した小針選手

◎こばり・あきは/2006年12月19日生まれ。静岡・沼津原中-富士市立高。沼津陸上競技スポーツ少年団で陸上を始め、短距離をメインにしつつ、走幅跳でも全国2位の実績がある。中学進学後は2年時の20年全国中学生大会100mで6位に入ると、3年時の21年全中100mでは2位。U16大会では3位を占めた。高校への移行も順調で、4月から自己新を連発。インターハイでは100mと200mで2位に食い込んだ。自己ベストは100m11秒65、200m24秒25、走幅跳6m19(いずれも22年)で、100mと走幅跳は22年高校リスト1位。

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FOCUS! 高校生INTERVIEW 小針 陽葉  Kobari Akiha 富士市立高1静岡活躍中の注目高校アスリートをフォーカスして紹介! 昨夏のインターハイ女子100m・200mで、1年生ながらいずれも2位に食い込んだ小針陽葉選手(富士市立1静岡)にインタビューしました。その後、栃木国体少年BやU18大会は100mでいずれも優勝。U18大会では向かい風のなか、高1最高(11秒60/土井杏南、2011年)に0.05秒と迫る歴代2位の11秒65をマークしました。2年生で迎える今季は、新たな挑戦を考えているようです。

あいみょんでリラックス

――2022年シーズンは大活躍でした。 小針 走る度に自己ベストが更新し、秋に目標だった全国大会で優勝するなど、これまでの陸上人生の中でも一番濃い1年だったと思います。指導してくださる先生と、私が感じた感覚とが一致するようになり、先生とコミュニケーションを取りながらできたことが大きかったと思っています。――具体的に好成績に結びついた理由はありますか。 小針 中学まであった、つま先が下がってしまう癖が改善して、大きなフォームになったことがタイムの向上につながったと感じています。――U18大会のレース後にスタートが決まったことが勝因と話していましたね。 小針 スタートがやや苦手に思うことがありますが、U18の時は、集中してうまく飛び出せたと思います。高校に入ってからは、まだ1年生なので強い上級生と走る楽しさのほうが勝っていて、レースであまり緊張しなかったんですが、U18の時は、国体で勝ったこともあって、優勝しないといけないという変なプレッシャーがありました。緊張して臨んだのがかえって良かったのかもしれません。――普段はどうやって集中力を高めたり、リラックスしていますか。 小針 試合を楽しむことを一番心掛けています。リラックス法は音楽を聴くこと。あいみょんなどを聴くことが多いですね。ゲン担ぎや決まったルーティンなどはありませんが、麺類が好きなので、試合で全国各地に行くようになってからは、その土地の有名なラーメン店に行くのを楽しみにしています。――冬季練習の最中です。どんなことを意識していますか。 小針 走り込みが中心です。その中でも、スタートの飛び出しから加速までの流れはもちろん、後半疲れてくると脚が後ろに流れる癖があるので、リラックスするなかでピッチをキープすることを意識しながら練習に励んでいます。――具体的にはどんな練習ですか。 小針 170mの全力走を3分のレストを入れて4本行ったり、120mを全力で走って6本したり、学校の近くにある108段の階段ダッシュを1段とばしや片足ケンケンでやっています。バウンディングも取り入れています。きつい中でどれだけフォームやリラックスを意識できるかが重要なので、少しでもできるように取り組んでいます。次のページへ 家族は陸上一家!
[caption id="attachment_91922" align="alignnone" width="800"] 22年インターハイ100mで2位に入った小針選手[/caption]

来年のパリ五輪出場が夢

――陸上をはじめたのはいつからか教えてください。 小針 小1から沼津市の陸上クラブに通うようになったのがきっかけです。そのクラブは父が以前監督をしていて、今は母がコーチをしています。6歳上の姉(涼葉選手/駿河台大)、3つ上の兄(琉稀選手/国武大)も陸上をしていたので自然な流れで通うようになりました。家族はみんな短距離を中心に活動していて、母と兄はリレーでインターハイに、姉もリレーでインカレに出場しており、兄は三段跳で関東インカレにも出場しています。私も短距離を中心に小4から走幅跳も始め、小6の全国小学生交流大会で2位に入ることができました。――他のスポーツの経験はありますか。 小針 小学校の頃に水泳を少しだけやっていました。他の習い事はピアノを小3から中3までやっていました。今でもたまに弾いたりしています。――富士市立高を選んだ理由は。 小針 静岡県内で唯一となるスポーツを科学的に学べるスポーツ探究科があったのが一番の理由です。速く走るため、自分に足りない部分は何なのかなどを理論的に学べるので、陸上競技にもとても役立っています。リレーメンバーに入ることを含めて、来年のパリ五輪に出場したいという夢があるので、クラブ活動以外に普段の授業から学べる理想の環境だと思います。――走幅跳でも昨年7月に、2022年高校リスト1位の6m19(高1歴代3位)をマークしています。 小針 あくまで短距離が中心ですが、私の走り自体がバネを生かすようなほうなので、セカンド種目として取り組んでいます。練習も試合に出る1週間前から助走練習をするぐらいでほとんどしていません。中学時代から走力も上がったので、助走を17歩から19歩に2歩伸ばしました。それがハマったのか、記録につながったと思います。――2023年の目標は。 小針 今年の一番の目標はインターハイ(北海道・札幌)で100m、200m、走幅跳の3冠を獲得することです。――今季の目指す記録を教えてください。 小針 記録的には100mは11秒5台、200mは23秒台、走幅跳は6m30以上をそれぞれクリアすることです。中学時代から競ってきたロス瑚花アディアさん(城西1東京)はじめ、ライバルに負けないよう頑張りたいです。構成/花木 雫次のページ 100mと走幅跳は2022年高校トップ!
[caption id="attachment_91923" align="alignnone" width="800"] 22年U16大会100mを制した小針選手[/caption]◎こばり・あきは/2006年12月19日生まれ。静岡・沼津原中-富士市立高。沼津陸上競技スポーツ少年団で陸上を始め、短距離をメインにしつつ、走幅跳でも全国2位の実績がある。中学進学後は2年時の20年全国中学生大会100mで6位に入ると、3年時の21年全中100mでは2位。U16大会では3位を占めた。高校への移行も順調で、4月から自己新を連発。インターハイでは100mと200mで2位に食い込んだ。自己ベストは100m11秒65、200m24秒25、走幅跳6m19(いずれも22年)で、100mと走幅跳は22年高校リスト1位。 

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