HOME 高校

2025.06.16

NEWS
古賀ジェレミーが110mH13秒45の高校新記録! 「もう少し上げられる自信がついた」/IH南関東
古賀ジェレミーが110mH13秒45の高校新記録! 「もう少し上げられる自信がついた」/IH南関東

25年インターハイ南関東大会男子110mHで高校記録を樹立した古賀ジェレミー

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日

広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジェレミー(東京3東京)が高校記録を0.13秒更新する13秒45(+0.1)をマークして優勝した。

広告の下にコンテンツが続きます

フィニッシュ後、速報タイマーに表示された13秒4台の数字を目にすると、古賀が珍しく声を上げた。「やっぱり(13秒)4台は今回の試合で出しておきたいと思っていました。普段声を出さないんですけど、すごくうれしくて声が出てしまいました」と笑顔を浮かべた。

予選を13秒78(+0.4)、準決勝で13秒58(-0.1)をマーク。昨年13秒59の高校新記録を樹立したインターハイと「同じ流れを考えていました。準決勝で高校記録が出たので、狙ってみようと思っていました」と決勝でギアを上げる。

スタートは「かなりブレブレで、走りづらい部分がありました」と言いつつも、高めたスプリント力でグングンと前に抜け出していく。「ちょっとダメだなと思ったのですが、全体のスピードが良くて出せました」。特大の高校新記録となった。

冬場に左膝を痛めた影響で、5月の東京都大会が初戦となっていた。しかし、そのレースで13秒59の高校タイ記録を叩き出す。その後の練習でも「流れは大きく変えずに、自分のコンディションと先生と相談しながら進めてきました」と話す。

広告の下にコンテンツが続きます

顧問の能登谷雄太先生からは「全体的にコンパクトに入ろうとパッと入るような意識だけをしよう」と言われていたという。「それだけを意識していました」と今回もシンプルを突き詰めた。

次は7月の日本選手権に挑戦する。「ここからもう少し上げられる実感と自信がすごくつきました。『高校生でもやれるぞ』というところを見せたいです」。18歳の快進撃はまだまだ続いていきそうだ。

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジェレミー(東京3東京)が高校記録を0.13秒更新する13秒45(+0.1)をマークして優勝した。 フィニッシュ後、速報タイマーに表示された13秒4台の数字を目にすると、古賀が珍しく声を上げた。「やっぱり(13秒)4台は今回の試合で出しておきたいと思っていました。普段声を出さないんですけど、すごくうれしくて声が出てしまいました」と笑顔を浮かべた。 予選を13秒78(+0.4)、準決勝で13秒58(-0.1)をマーク。昨年13秒59の高校新記録を樹立したインターハイと「同じ流れを考えていました。準決勝で高校記録が出たので、狙ってみようと思っていました」と決勝でギアを上げる。 スタートは「かなりブレブレで、走りづらい部分がありました」と言いつつも、高めたスプリント力でグングンと前に抜け出していく。「ちょっとダメだなと思ったのですが、全体のスピードが良くて出せました」。特大の高校新記録となった。 冬場に左膝を痛めた影響で、5月の東京都大会が初戦となっていた。しかし、そのレースで13秒59の高校タイ記録を叩き出す。その後の練習でも「流れは大きく変えずに、自分のコンディションと先生と相談しながら進めてきました」と話す。 顧問の能登谷雄太先生からは「全体的にコンパクトに入ろうとパッと入るような意識だけをしよう」と言われていたという。「それだけを意識していました」と今回もシンプルを突き詰めた。 次は7月の日本選手権に挑戦する。「ここからもう少し上げられる実感と自信がすごくつきました。『高校生でもやれるぞ』というところを見せたいです」。18歳の快進撃はまだまだ続いていきそうだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.16

競歩・山西利和が愛知県スポーツ功労賞を受賞!20km競歩世界記録樹立が評価

愛知県スポーツ顕彰授与式が6月16日に行われ、男子競歩の山西利和(愛知製鋼)がスポーツ功労賞を受賞した。 同賞は愛知県出身、もしくは県内を拠点としている選手に贈られるもので、2月の日本選手権20km競歩で1時間16分10 […]

NEWS 砲丸投・大垣尊良ビッグショットなるか 女子短距離は山崎心愛に注目 男子中長距離は吉田星が軸/IH北海道

2025.06.16

砲丸投・大垣尊良ビッグショットなるか 女子短距離は山崎心愛に注目 男子中長距離は吉田星が軸/IH北海道

広島インターハイ(7月25日~29日)を懸けた地区大会が6月に各地で開催される。 インターハイ北海道地区大会は6月17日から20日まで、旭川花咲スポーツ公園陸上競技場で開催される。 広告の下にコンテンツが続きます 昨年、 […]

NEWS 古賀ジェレミーが110mH13秒45の高校新記録! 「もう少し上げられる自信がついた」/IH南関東

2025.06.16

古賀ジェレミーが110mH13秒45の高校新記録! 「もう少し上げられる自信がついた」/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジ […]

NEWS 100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

2025.06.16

100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた北関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]

NEWS 110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

2025.06.16

110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top