2025.06.16
6月11日から14日、米国オレゴン州ユージンで全米学生選手権が開催され、女子400mハードルではS.サザーランド(ミシガン大/カナダ)が52秒46の全米学生新で優勝を飾った。
サザーランドは昨年のパリ五輪では7位に入っている21歳。今回、自身の記録を0.80秒更新する大幅なベストで、カナダ記録を塗り替えるとともに、世界記録保持者のS.マクローリン・レヴロン(米国)が保持していた全米学生記録(52秒75)も塗り替えた。
女子3000m障害ではD.レンゴール(アラバマ大/ケニア)が今季世界最高の8分58秒15で優勝。レンゴールは23歳の大学2年生。今年、立て続けに自己記録を更新しており、自身初の8分台で全米学生新記録も打ち立てている。
男子400mハードルはE.ナサニエル(ベイラー大/ナイジェリア)が47秒49の自己新V。男子円盤投はパリ五輪9位のR.マリングス(オクラホマ大/ジャマイカ)が69m31を投げ、世界記録を持つM.アレクナ(カリフォルニア大/リトアニア)を抑えて殊勲の勝利を挙げている。また、女子800mはR.ウィルス(スタンフォード大/米国)が1分58秒13の大会新で制した。女子棒高跳ではH.モル(ワシントン大/米国)が4m79で快勝した。
対校得点争いは男子がテキサスA&M大と南カリフォルニア大が41点で並び同点優勝。テキサスA&M大は12年ぶり5回目、南カリフォルニア大が49年ぶり27回目の王座に輝いた。女子はジョージア大が初優勝を飾っている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.01
三井住友海上・根塚みのりが10月末で退部 2月の実業団ハーフ19位
-
2025.11.01
-
2025.10.26
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.01
鳥取城北オール区間賞で男女V 男子は2時間3分49秒の県高校最高 転校選手が快走 女子は大量リードで7連覇/鳥取県高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた鳥取県高校駅伝が11月1日、境港市営竜ケ山陸上競技場を発着点に行われ、男女ともに鳥取城北がいずれもオール区間賞で優勝を遂げた。男子(7区間42.195km)は2時間3分49秒で、従来の県高校最 […]
2025.11.01
三井住友海上・根塚みのりが10月末で退部 2月の実業団ハーフ19位
11月1日、三井住友海上は所属する根塚みのりが10月末で退部したことを発表した。 根塚は富山県出身の23歳。堀川中では800mで全中5位に入賞したほか、柳樂あずみ(現・名城大)とともに全国中学校駅伝でも活躍した。富山商高 […]
2025.11.01
世田谷246ハーフに青学大・安島莉玖、荒巻朋熙らが登録!中大は吉居駿恭、溜池一太、本間颯らがエントリー
世田谷246ハーフマラソンの主催者は、11月9日に開催される第20回大会のエントリーリストを発表した。 同大会は駒沢オリンピック公園陸上競技場発着で、国道246号や多摩堤通りなどを通るコースで実施。埼玉県で開催の上尾シテ […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望