HOME 国内

2025.06.16

クレイ・アーロン竜波が800m1分46秒31! ポートランドのレースで6年ぶり自己ベスト更新
クレイ・アーロン竜波が800m1分46秒31! ポートランドのレースで6年ぶり自己ベスト更新

クレイ・アーロン竜波(2020年)

6月15日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子800mで、クレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア州立大)が1分46秒31の自己ベストで5位に入った。

クレイのこれまでの自己ベストは、神奈川・相洋高3年時の2019年日本選手権で優勝した時に出した1分46秒59。これは当時の高校記録、U20日本記録、U18日本記録だった。

クレイは集団の後方でレースを展開し、最初の400mを53秒2あたりで通過。2周目もほぼ同じペースを刻んでフィニッシュした。

広告の下にコンテンツが続きます

クレイはインターハイで2連覇。高校卒業後はテキサスA&M大へ進学した。23年にはペンシルベニア州立大へ編入。今季アウトドアシーズンでは4月中旬に1分47秒82台マークすると、5月中旬には、日本の地区インカレに相当するBig Ten選手権で優勝した。

同月下旬の全米学生選手権東部地区予選で、1分47秒29の組3着で全米学生選手権の出場権を獲得。6月11日の全米学生選手権予選では1分47秒17をマークした決勝には進めなかったものの、そこから4日後のレースで自己記録を6年ぶりに0.28秒塗り替えた。

クレイは7月上旬の日本選手権(東京・国立競技場)にエントリーしている。

広告の下にコンテンツが続きます

なお、クレイと同じ組で1分43秒89で1位になったのは、2019年世界選手権金メダリストのD.ブレイジャー(米国)。2022年からは度重なるケガとコーチの交代でレースから離れており、6月7日のレース(1分44秒70)で約3年ぶりに復帰したばかりだった。

6月15日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子800mで、クレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア州立大)が1分46秒31の自己ベストで5位に入った。 クレイのこれまでの自己ベストは、神奈川・相洋高3年時の2019年日本選手権で優勝した時に出した1分46秒59。これは当時の高校記録、U20日本記録、U18日本記録だった。 クレイは集団の後方でレースを展開し、最初の400mを53秒2あたりで通過。2周目もほぼ同じペースを刻んでフィニッシュした。 クレイはインターハイで2連覇。高校卒業後はテキサスA&M大へ進学した。23年にはペンシルベニア州立大へ編入。今季アウトドアシーズンでは4月中旬に1分47秒82台マークすると、5月中旬には、日本の地区インカレに相当するBig Ten選手権で優勝した。 同月下旬の全米学生選手権東部地区予選で、1分47秒29の組3着で全米学生選手権の出場権を獲得。6月11日の全米学生選手権予選では1分47秒17をマークした決勝には進めなかったものの、そこから4日後のレースで自己記録を6年ぶりに0.28秒塗り替えた。 クレイは7月上旬の日本選手権(東京・国立競技場)にエントリーしている。 なお、クレイと同じ組で1分43秒89で1位になったのは、2019年世界選手権金メダリストのD.ブレイジャー(米国)。2022年からは度重なるケガとコーチの交代でレースから離れており、6月7日のレース(1分44秒70)で約3年ぶりに復帰したばかりだった。

【動画】クレイ・アーロン竜波が6年ぶりベスト! 800mのレースをチェック

7レーン外側の白いユニフォームがクレイ・アーロン竜波。5レーンがD.ブレイジャー

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.16

三浦龍司メダルまであと一歩の8位「悔しさ大きい」足首の痛み影響/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)3日目 東京世界陸上3日目のイブニングセッションに行われた男子3000m障害で、三浦龍司(SUBARU)が8分35秒90で2大会連続入賞となる8位に入った。 割れんばかりの […]

NEWS 400mH・小川大輝は50秒08で準決勝届かず 「世界の舞台で力出せない弱さが悔しい」/東京世界陸上

2025.09.16

400mH・小川大輝は50秒08で準決勝届かず 「世界の舞台で力出せない弱さが悔しい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)3日目 東京世界陸上3日目のイブニングセッションが行われ、男子400mハードル予選2組に出場した小川大輝(東洋大)は50秒08の6着で準決勝進出はならなかった。 同じ組には […]

NEWS 走幅跳・伊藤陸は7m68で全体27位 1、2回目ファウルで3回目に記録残す/東京世界陸上

2025.09.15

走幅跳・伊藤陸は7m68で全体27位 1、2回目ファウルで3回目に記録残す/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)3日目 東京世界陸上3日目のイブニングセッションが行われ、男子走幅跳の予選A組に出場した伊藤陸(スズキ)は全体27位の7m68(+0.7)にとどまり、決勝進出とはならなかっ […]

NEWS 走幅跳・津波響樹は7m42で全体36位 2回目以降記録で記録を伸ばせず/東京世界陸上

2025.09.15

走幅跳・津波響樹は7m42で全体36位 2回目以降記録で記録を伸ばせず/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)3日目 東京世界陸上3日目のイブニングセッションが行われ、男子走幅跳予選B組に出場した津波響樹(大塚製薬)は7m42(+0.1)のB組17位全体36位で決勝進出はならなかっ […]

NEWS 110mH野本周成が着順で堂々の予選突破「逃げろ、逃げろと自分に言い聞かせた」/東京世界陸上

2025.09.15

110mH野本周成が着順で堂々の予選突破「逃げろ、逃げろと自分に言い聞かせた」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)3日目 東京世界陸上の3日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードル予選3組に出場した野本周成(愛媛競技力本部)は13秒29(-0.6)の4着で準決勝進出を決め […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top