
日本陸連は6月28日、大阪市内で東京五輪第1次内定者会見を行い日本代表8名が登壇した。
東京五輪代表選考会を兼ねた第105回日本選手権が6月27日に終了。翌日に内定者が発表した。会見に登壇したのは男子100mの多田修平(住友電工)、山縣亮太、110mハードルの泉谷駿介(順大)、金井大旺(ミズノ)、3000m障害の三浦龍司(順大)、走幅跳の橋岡優輝(富士通)、女子5000mの廣中璃梨佳(日本郵政グループ※10000mも内定済み)、やり投の北口榛花(JAL)。今大会で新たに代表に内定したのは17名(うち2名は複数種目)で、すでに内定している10000m、マラソン、競歩を含めて合計35名になった。
初の五輪代表となった多田は「レースを終えてから身体を休めて、ずっとスターバックスに行っていました」と笑う。オリンピックでは「レベルの高かった100mの代表として、みんなの分までしっかり走ってファイナルへ」と意気込む。メダルが期待される4×100mリレーは「自分1走を走りたい」と語る。男子100mで日本初の3大会連続代表となった山縣は「代表権を獲得できてホッとします。オリンピックは3回目ですが、持てる力を100パーセント発揮できるように準備して、決勝進出を目指す」と力強く語った。女子やり投の北口は「無事に内定できてホッとしています。自国開催のオリンピックは一つの通過点であり、特別な舞台。メダルも夢じゃないと思っています」とコメントした。
会見には日本陸連の風間明専務理事と麻場一徳強化委員長が登壇。風間専務理事は「ホスト国の代表として堂々と戦ってほしい」と期待を寄せた。
東京五輪の出場資格は参加標準記録と、ワールドランキングによる出場枠のダブルスタンダード。今回の第1次内定者は参加標準記録突破者で日本選手権3位以内に該当する選手たち。このあと6月29日締め切りのワールドランキングによって出場権を与えられる選手が世界陸連から7月1日に発表される予定で、翌2日以降に日本陸連が選考要項に沿って第2次内定選手を発表する見込み。
登壇選手のコメント(要約)
三浦龍司(順大)
「大学2年生、この年齢でオリンピックに挑戦できるのは、今後の国際大会や東京五輪以降のオリンピックに挑む上でも自分の力になる。目標は8分10秒台で決勝に残って勝負すること。年齢は関係ないですが、若さとパワーを走りで見せられるようにしたい」
泉谷駿介(順大)
「初めてのオリンピックが東京で開催される大会。それをプラスにして、一つひとつを目に焼きつけて、今後の競技人生に生かしたい。日本選手権で13秒06を出すことができたので、次はコンスタントに出せるようにして、決勝で勝負したいです」
山縣亮太(セイコー)
「初出場でも3回目でも変わらずいい緊張感に包まれています。持てる力を発揮すれば結果がついてくると思っている。競技をどこまでするかは考えていないですが、29歳といい年齢なので、結果を残したいという思いはいつもより強く持っています。リレーの走順は、僕はどこでも大丈夫です!」
多田修平(住友電工)
「コロナ禍でもオリンピックが開催されるという思いでやってきた。初めてのオリンピックで結果を残せればかっこいいですし、熱い気持ちがある。個人ではファイナル、リレーでは金メダルを目標に。オリンピックに向けて戦ってきた選手の分まで走りたい」
北口榛花(JAL)
「無事に内定できてホッとしています。競技人生の目標に『長く競技を続ける』というのがあるが、その中で自国開催のオリンピックを経験できるのは運がいい。一つの通過点ですが特別な部隊。初めてテレビの中に行けるのが楽しみです。3回目以内でもっと(良い記録を)投げることが必要。それが実現できればメダルも夢じゃないと思っています。メダルを目指して頑張ります」
橋岡優輝(富士通)
「まずはオリンピック代表になれてひと安心しています。自国開催のオリンピックというのは競技人生を見てもほとんどないことですし、比較的若い年齢で出るということで、オリンピックの結果で(今後の競技人生が)どういうふうになるか、ポイントになる試合だと思っています。メダル獲得を目指して、1ヵ月やるべきことをこなしていきたい」
金井大旺(ミズノ)
「オリンピックは最初で最後の挑戦(※今シーズンで競技引退を表明済み)。後がないという状況で、自分にとってはそれがプラスになる。それを利用して出せる力をすべて出したい。悔いのないように1ヵ月やっていきたい」
廣中璃梨佳(日本郵政グループ)
「コロナ禍になって1年延期したことで、夏場に苦しんでいたことの克服や、走る以外のことに目を向けられて、自分にとってはいい1年にできた。5000mは決勝進出、10000mは勝負して世界でどれくらい戦えるかを知る機会にしたい。初のオリンピックになるので一つの通過点にできればと思っています」
東京五輪代表内定選手(※6月28日時点)
●男子
100m
多田修平(住友電工/初)、山縣亮太(セイコー/3)
200m
小池祐貴(住友電工/初)
10000m
相澤晃(旭化成/初)、伊藤達彦(Honda/初)
マラソン
中村匠吾(富士通/初)、服部勇馬(トヨタ自動車/初)、大迫傑(Nike/2※マラソンでは初)
110mH
泉谷駿介(順大/初)、金井大旺(ミズノ/初)、高山峻野(ゼンリン/初)
400mH
黒川和樹(法大/初)、安部孝駿(ヤマダホールディングス/初)
3000m障害
三浦龍司(順大/初)、山口浩勢(愛三工業/初)、青木涼真(Honda/初)
走幅跳
橋岡優輝(富士通/初)、津波響樹(大塚製薬/初)、城山正太郎(ゼンリン/初)
20km競歩
山西利和(愛知製鋼/初)、池田向希(旭化成/初)、高橋英輝(富士通/2)
50km競歩
川野将虎(旭化成/初)、丸尾知司(愛知製鋼/初)、勝木隼人(自衛隊体育学校/初)
●女子
5000m
田中希実(豊田自動織機TC/初)、廣中璃梨佳(日本郵政グループ/初)、新谷仁美(積水化学/2)
10000m
新谷仁美(積水化学/2)、廣中璃梨佳(日本郵政グループ/初)、安藤友香(ワコール/初)
マラソン
前田穂南(天満屋/初)、鈴木亜由子(日本郵政グループ/2※マラソンでは初)、一山麻緒(ワコール/初)
やり投
北口榛花(JAL/初)
20km競歩
岡田久美子(ビックカメラ/2)、藤井菜々子(エディオン/初)
日本陸連は6月28日、大阪市内で東京五輪第1次内定者会見を行い日本代表8名が登壇した。
東京五輪代表選考会を兼ねた第105回日本選手権が6月27日に終了。翌日に内定者が発表した。会見に登壇したのは男子100mの多田修平(住友電工)、山縣亮太、110mハードルの泉谷駿介(順大)、金井大旺(ミズノ)、3000m障害の三浦龍司(順大)、走幅跳の橋岡優輝(富士通)、女子5000mの廣中璃梨佳(日本郵政グループ※10000mも内定済み)、やり投の北口榛花(JAL)。今大会で新たに代表に内定したのは17名(うち2名は複数種目)で、すでに内定している10000m、マラソン、競歩を含めて合計35名になった。
初の五輪代表となった多田は「レースを終えてから身体を休めて、ずっとスターバックスに行っていました」と笑う。オリンピックでは「レベルの高かった100mの代表として、みんなの分までしっかり走ってファイナルへ」と意気込む。メダルが期待される4×100mリレーは「自分1走を走りたい」と語る。男子100mで日本初の3大会連続代表となった山縣は「代表権を獲得できてホッとします。オリンピックは3回目ですが、持てる力を100パーセント発揮できるように準備して、決勝進出を目指す」と力強く語った。女子やり投の北口は「無事に内定できてホッとしています。自国開催のオリンピックは一つの通過点であり、特別な舞台。メダルも夢じゃないと思っています」とコメントした。
会見には日本陸連の風間明専務理事と麻場一徳強化委員長が登壇。風間専務理事は「ホスト国の代表として堂々と戦ってほしい」と期待を寄せた。
東京五輪の出場資格は参加標準記録と、ワールドランキングによる出場枠のダブルスタンダード。今回の第1次内定者は参加標準記録突破者で日本選手権3位以内に該当する選手たち。このあと6月29日締め切りのワールドランキングによって出場権を与えられる選手が世界陸連から7月1日に発表される予定で、翌2日以降に日本陸連が選考要項に沿って第2次内定選手を発表する見込み。
登壇選手のコメント(要約)
三浦龍司(順大)
「大学2年生、この年齢でオリンピックに挑戦できるのは、今後の国際大会や東京五輪以降のオリンピックに挑む上でも自分の力になる。目標は8分10秒台で決勝に残って勝負すること。年齢は関係ないですが、若さとパワーを走りで見せられるようにしたい」
泉谷駿介(順大)
「初めてのオリンピックが東京で開催される大会。それをプラスにして、一つひとつを目に焼きつけて、今後の競技人生に生かしたい。日本選手権で13秒06を出すことができたので、次はコンスタントに出せるようにして、決勝で勝負したいです」
山縣亮太(セイコー)
「初出場でも3回目でも変わらずいい緊張感に包まれています。持てる力を発揮すれば結果がついてくると思っている。競技をどこまでするかは考えていないですが、29歳といい年齢なので、結果を残したいという思いはいつもより強く持っています。リレーの走順は、僕はどこでも大丈夫です!」
多田修平(住友電工)
「コロナ禍でもオリンピックが開催されるという思いでやってきた。初めてのオリンピックで結果を残せればかっこいいですし、熱い気持ちがある。個人ではファイナル、リレーでは金メダルを目標に。オリンピックに向けて戦ってきた選手の分まで走りたい」
北口榛花(JAL)
「無事に内定できてホッとしています。競技人生の目標に『長く競技を続ける』というのがあるが、その中で自国開催のオリンピックを経験できるのは運がいい。一つの通過点ですが特別な部隊。初めてテレビの中に行けるのが楽しみです。3回目以内でもっと(良い記録を)投げることが必要。それが実現できればメダルも夢じゃないと思っています。メダルを目指して頑張ります」
橋岡優輝(富士通)
「まずはオリンピック代表になれてひと安心しています。自国開催のオリンピックというのは競技人生を見てもほとんどないことですし、比較的若い年齢で出るということで、オリンピックの結果で(今後の競技人生が)どういうふうになるか、ポイントになる試合だと思っています。メダル獲得を目指して、1ヵ月やるべきことをこなしていきたい」
金井大旺(ミズノ)
「オリンピックは最初で最後の挑戦(※今シーズンで競技引退を表明済み)。後がないという状況で、自分にとってはそれがプラスになる。それを利用して出せる力をすべて出したい。悔いのないように1ヵ月やっていきたい」
廣中璃梨佳(日本郵政グループ)
「コロナ禍になって1年延期したことで、夏場に苦しんでいたことの克服や、走る以外のことに目を向けられて、自分にとってはいい1年にできた。5000mは決勝進出、10000mは勝負して世界でどれくらい戦えるかを知る機会にしたい。初のオリンピックになるので一つの通過点にできればと思っています」
東京五輪代表内定選手(※6月28日時点)
●男子
100m
多田修平(住友電工/初)、山縣亮太(セイコー/3)
200m
小池祐貴(住友電工/初)
10000m
相澤晃(旭化成/初)、伊藤達彦(Honda/初)
マラソン
中村匠吾(富士通/初)、服部勇馬(トヨタ自動車/初)、大迫傑(Nike/2※マラソンでは初)
110mH
泉谷駿介(順大/初)、金井大旺(ミズノ/初)、高山峻野(ゼンリン/初)
400mH
黒川和樹(法大/初)、安部孝駿(ヤマダホールディングス/初)
3000m障害
三浦龍司(順大/初)、山口浩勢(愛三工業/初)、青木涼真(Honda/初)
走幅跳
橋岡優輝(富士通/初)、津波響樹(大塚製薬/初)、城山正太郎(ゼンリン/初)
20km競歩
山西利和(愛知製鋼/初)、池田向希(旭化成/初)、高橋英輝(富士通/2)
50km競歩
川野将虎(旭化成/初)、丸尾知司(愛知製鋼/初)、勝木隼人(自衛隊体育学校/初)
●女子
5000m
田中希実(豊田自動織機TC/初)、廣中璃梨佳(日本郵政グループ/初)、新谷仁美(積水化学/2)
10000m
新谷仁美(積水化学/2)、廣中璃梨佳(日本郵政グループ/初)、安藤友香(ワコール/初)
マラソン
前田穂南(天満屋/初)、鈴木亜由子(日本郵政グループ/2※マラソンでは初)、一山麻緒(ワコール/初)
やり投
北口榛花(JAL/初)
20km競歩
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