HOME 国内、世界陸上、日本代表
日本代表ユニフォーム姿で意気込み!吉田祐也「目標に向けて練習するだけ」小山直城「世界との差を縮めたい」
日本代表ユニフォーム姿で意気込み!吉田祐也「目標に向けて練習するだけ」小山直城「世界との差を縮めたい」

東京世界陸上に向けて意気込みを語った吉田祐也と小山直城

東京世界陸上開幕まで100日前となった6月5日、「東京2025世界陸上 100 Days To Go!」が開催された。

イベント内では本番で日本代表が着用する新ユニフォームが発表され、それを身にまとって登壇した男子マラソン代表の吉田祐也(GMOインターネットグループ)と小山直城(Honda)は、100日前に迫った思いを語った。

吉田は「ここまで順調に練習ができています」ときっぱりと語る。その言葉通り、6月1日のNITTAIDAI Challenge Games(NCG)5000mで13分29秒93の自己新をマーク。「残り100日も自分自身の目標に向けて練習するだけ」と気持ちを引き締める。

広告の下にコンテンツが続きます

小山は「だんたんと近づいてきているなという実感があります」。JMCシリーズ・シリーズⅣ優勝を果たしたが、代表内定に必要な参加標準記録(2時間6分30秒)を突破できず。だが、ワールドランキングで大会出場資格を得たことで、5月8日に代表に内定した。その前から出場できることを見越して準備を進め、「4月中旬からハーフマラソン、10000m、5000mと試合を重ねながら調整しています」と話す。

世界との距離について、「絶対的な強みは世界のプロセスを知っている人と一緒に練習してきたこと」と吉田。東京五輪6位の大迫と過ごした時間は大きく、「自分がやっていることは遜色ない」と自信を口にする。小山もパリ五輪で「世界との差を実感した」が、パリ五輪6位の赤﨑暁(九電工)らを例に挙げて「世界と勝負できることを証明してくれている。自分もできると思っているので、試合までに着実に差を縮めていきたい」と力強い。

本番に向けて、「どれぐらいのレベルの選手が出るかはまだわかりませんが、引き続きやるべきことを継続して、当日は充実感を持ってスタートラインに立ちたい」と吉田が言えば、小山も「レース当日は緊張感とワクワク感の半々ぐらいを目安に(気持ちを)作っていきたい」。

東京世界陸上は9月13日~21日までの9日間、東京・国立競技場で開催。男子マラソンは大会3日目の9月15日午前8時にスタートする。

東京世界陸上開幕まで100日前となった6月5日、「東京2025世界陸上 100 Days To Go!」が開催された。 イベント内では本番で日本代表が着用する新ユニフォームが発表され、それを身にまとって登壇した男子マラソン代表の吉田祐也(GMOインターネットグループ)と小山直城(Honda)は、100日前に迫った思いを語った。 吉田は「ここまで順調に練習ができています」ときっぱりと語る。その言葉通り、6月1日のNITTAIDAI Challenge Games(NCG)5000mで13分29秒93の自己新をマーク。「残り100日も自分自身の目標に向けて練習するだけ」と気持ちを引き締める。 小山は「だんたんと近づいてきているなという実感があります」。JMCシリーズ・シリーズⅣ優勝を果たしたが、代表内定に必要な参加標準記録(2時間6分30秒)を突破できず。だが、ワールドランキングで大会出場資格を得たことで、5月8日に代表に内定した。その前から出場できることを見越して準備を進め、「4月中旬からハーフマラソン、10000m、5000mと試合を重ねながら調整しています」と話す。 世界との距離について、「絶対的な強みは世界のプロセスを知っている人と一緒に練習してきたこと」と吉田。東京五輪6位の大迫と過ごした時間は大きく、「自分がやっていることは遜色ない」と自信を口にする。小山もパリ五輪で「世界との差を実感した」が、パリ五輪6位の赤﨑暁(九電工)らを例に挙げて「世界と勝負できることを証明してくれている。自分もできると思っているので、試合までに着実に差を縮めていきたい」と力強い。 本番に向けて、「どれぐらいのレベルの選手が出るかはまだわかりませんが、引き続きやるべきことを継続して、当日は充実感を持ってスタートラインに立ちたい」と吉田が言えば、小山も「レース当日は緊張感とワクワク感の半々ぐらいを目安に(気持ちを)作っていきたい」。 東京世界陸上は9月13日~21日までの9日間、東京・国立競技場で開催。男子マラソンは大会3日目の9月15日午前8時にスタートする。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル

東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]

NEWS 青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

2025.12.11

青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]

NEWS 箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

2025.12.11

箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]

NEWS 青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top