HOME 高校

2025.07.22

広島インターハイ競技日程が暑熱対策で3日前に大幅変更 トラックはタイムレース決勝に、フィールドは試技数減
広島インターハイ競技日程が暑熱対策で3日前に大幅変更 トラックはタイムレース決勝に、フィールドは試技数減

広島インターハイの舞台となるホットスタッフフィールド広島(6月の中国地区大会)

◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島)

全国高等学校体育連盟は7月22日、暑熱対策のため広島インターハイ(陸上競技)の競技日程を変更すると発表した。

大幅な変更点はトラック種目では、800mまでは予選・決勝で実施。決勝は予選通過の24人によるタイムレース決勝となる。1500m、男子5000m・女子3000m、男子3000m障害、5000m競歩の距離については予選なしのタイムレース決勝となり、スタートリストは予選と同じものが適用される。

広告の下にコンテンツが続きます

フィールド種目は予選・決勝を行うが、試技は最大2回まで。決勝も通常は3回・3回の最大6回の試技で争われるが、2回を跳んだ後、トップ8による2回の計4ラウンドでの実施となる。走高跳と棒高跳については、2回連続の失敗で競技終了。混成競技のフィールド種目も上記に準ずる。

競技時間も一部変更があり、気温の上昇が予想される正午から15時頃まで競技を行わない。なお、競技終了時間に大きな変更はない。

インターハイの競技日程を巡っては、今年度から男女の400mの決勝を従来の初日から2日目へ、長距離種目の開始時間を夕方以降の比較的涼しい時間帯で実施するなどの変更が加えられていた。

広告の下にコンテンツが続きます

全国高体連などともにインターハイの主催団体に入っている日本陸連は、暑さの指標となるWBGT(暑さ指数)に応じた競技会の運営を進めている。今月行われた日本選手権でも競技日程が変更されていた。

◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 全国高等学校体育連盟は7月22日、暑熱対策のため広島インターハイ(陸上競技)の競技日程を変更すると発表した。 大幅な変更点はトラック種目では、800mまでは予選・決勝で実施。決勝は予選通過の24人によるタイムレース決勝となる。1500m、男子5000m・女子3000m、男子3000m障害、5000m競歩の距離については予選なしのタイムレース決勝となり、スタートリストは予選と同じものが適用される。 フィールド種目は予選・決勝を行うが、試技は最大2回まで。決勝も通常は3回・3回の最大6回の試技で争われるが、2回を跳んだ後、トップ8による2回の計4ラウンドでの実施となる。走高跳と棒高跳については、2回連続の失敗で競技終了。混成競技のフィールド種目も上記に準ずる。 競技時間も一部変更があり、気温の上昇が予想される正午から15時頃まで競技を行わない。なお、競技終了時間に大きな変更はない。 インターハイの競技日程を巡っては、今年度から男女の400mの決勝を従来の初日から2日目へ、長距離種目の開始時間を夕方以降の比較的涼しい時間帯で実施するなどの変更が加えられていた。 全国高体連などともにインターハイの主催団体に入っている日本陸連は、暑さの指標となるWBGT(暑さ指数)に応じた競技会の運営を進めている。今月行われた日本選手権でも競技日程が変更されていた。

広島インターハイの日程一覧

1日目

2日目

3日目

4日目

5日目

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.06

七種競技アナ・ホール「表彰台の頂点に立ちたい」世界記録は「最も難しいものの一つ」/東京世界陸上

女子七種競技で世界歴代2位タイの7032点を持つアナ・ホール(米国)が9月6日、都内で練習を公開し、本誌の単独取材に応じた。 早くから期待を集めてきたが、21年の東京五輪トライアルだった全米選手権で足首を痛めて途中棄権。 […]

NEWS 【女子棒高跳】大豆生田花音(樹徳高2)4m05=高校歴代6位タイ、高2歴代2位

2025.09.06

【女子棒高跳】大豆生田花音(樹徳高2)4m05=高校歴代6位タイ、高2歴代2位

第78回群馬県高校対抗大会が9月6日、前橋市の正田醤油スタジアム群馬で開幕し、女子棒高跳で大豆生田花音(樹徳2)が高校歴代6位タイ、高2歴代2位の4m05に成功して優勝した。 これまでの自己ベストは、3月下旬の群馬県室内 […]

NEWS 砲丸投ライアン・クルーザー 肘を痛め復活へ「逆境を乗り越えて誇りに思う」/東京世界陸上

2025.09.06

砲丸投ライアン・クルーザー 肘を痛め復活へ「逆境を乗り越えて誇りに思う」/東京世界陸上

男子砲丸投の世界記録保持者のライアン・クルーザー(米国)が9月6日、都内で練習を公開し、本誌の単独取材に応じた。 23m56の世界記録を持ち、五輪初の3連覇、世界選手権も2連覇中のクルーザー。だが、今季は肘のケガもあり、 […]

NEWS 米国代表が練習を公開!110mHホロウェイらが汗流す ファンとの交流も/東京世界陸上

2025.09.06

米国代表が練習を公開!110mHホロウェイらが汗流す ファンとの交流も/東京世界陸上

9月13日に開幕する東京世界選手権を前に、都内で事前合宿をしている米国代表が9月6日、練習を公開した。 東京・世田谷区の総合運動場陸上競技場での練習を一般公開した米国代表。男子110mハードルで世界選手権3連覇中のグラン […]

NEWS ケニア 2029年または2031年の世界陸上開催地に立候補 実現すればアフリカ初

2025.09.06

ケニア 2029年または2031年の世界陸上開催地に立候補 実現すればアフリカ初

ケニア陸連のジャクソン・トゥウエイ会長は2029年または2031年の世界選手権開催地に立候補すると表明した。海外メディアが9月6日、報じている。実現すれば、アフリカ初となる。 ケニア陸連は2025年世界選手権を首都ナイロ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top