2024.12.01
12月1日、スペインで第44回バレンシアマラソンが行われ、男子は初マラソンのセバスチャン・サウェ(ケニア)が世界歴代5位の2時間2分05秒で優勝。初マラソンでは後に世界記録保持者となるケルヴィン・キプトゥム(ケニア)が出した2時間1分53秒(22年)に次ぐ、初マラソン歴代2位の好タイムとなった。
5kmを14分31秒、10kmを29分09秒と世界記録ペースをやや下回った序盤は、大きな集団でレースが進み、中間点を1時間1分17秒で通過。この時点でも、前回優勝のシサイ・レンマ(エチオピア)をはじめ15人ほどが先頭集団を形成した。後半に入り、ベテランのケネニサ・ベケレ(エチオピア)などがこぼれ落ち、30km過ぎにはレンマも遅れはじめる。
レースが動いたのは33km手前。パリ五輪10000m代表のダニエル・マテイコ(ケニア)が仕掛けると、一気にリードを広げ、サウェと2時間3分台のベストを持つデレサ・ゲレタ(エチオピア)が30mほどの差をつけられて追いかけた。
しかし、逃げ切りを図ったマテイコは36kmから徐々にペースが鈍り、ゲレタを振り切って単独2位を走行していたサウェが36km付近で逆転。40kmを1時間55分52秒で通過したサウェは、ラスト2.195kmを6分13秒でまとめ、初マラソンで快挙を達成した。2位に浮上したゲレタも歴代7位となる2時間2分38秒をマークし、マテイコは2時間4分24秒で3位だった。このほか、42歳のタデッセ・アブラハム(スイス)が2時間4分40秒の自己新で5位。連覇を狙ったレンマは2時間4分59秒の10位に終わった。
1995年生まれのサウェは29歳。国際大会に出場するようになたのは22年からと遅咲きで、22年のDLブリュッセルの1時間走で優勝したことで名前が知られるようになった。昨年からはトラックには出場せず、ハーフマラソンとクロカンをメインに活躍。23年世界ロードランニング選手権ハーフマラソンで金メダルを獲得したほか、世界クロカンでも入賞している。
また、女子は23年ロンドン2位の実績をもつメゲルトゥ・アレム(エチオピア)が2時間16分49秒で制した。
【動画】2時間2分05秒で優勝したサウェのフィニッシュ
VICTORIA DE SEBASTIAN SAWE 🇰🇪
— CORREDOR\ (@soycorredor_es) December 1, 2024
● 2:02:04
● Mejor marca mundial
● Debutaba en maratón#CORREDOR\ #42Kvalencia pic.twitter.com/f0KPQ024Ei
男子マラソン世界歴代10傑
2.00.35 K.キプトゥム(ケニア) 2023.10. 8 2.01.09 E.キプチョゲ(ケニア) 2022. 9.25 2.01.41 K.ベケレ(エチオピア) 2019. 9.29 2.01.48 S.レンマ(エチオピア) 2023.12. 3 2.02.05 S.サウェ(ケニア) 2024.12. 1 2.02.16 B.キプルト(ケニア) 2024. 3. 3 2.02.38 D.ゲレタエチオピア) 2024.12. 1 2.02.44 J.コリル(ケニア) 2024.10.13 2.02.48 B.レゲセ(エチオピア) 2019. 9.29 2.02.55 M.ゲレメウ(エチオピア)2019. 4.28 2.02.55 T.キプラガット(ケニア)2024. 3. 3RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.04.08
ダイヤモンドリーグ・ドーハ大会は6月19日に延期 選手、観客の安全を考慮
2026.04.08
佐藤拳太郎が東海大短距離コーチ就任「両立へ全力を捧げる」髙野監督「彼しかいないと直感」
2026.04.08
東海大・西出仁明駅伝監督が意気込み「スピードの東海復活を」両角総監督「役割分担明確に」
-
2026.04.07
-
2026.04.07
2026.04.07
800m久保凛が練習公開「今出せる力を出し切りたい」初戦“地元”で新ユニお披露目
-
2026.04.02
-
2026.04.05
-
2026.04.07
2026.03.16
GMO・吉田圭太と100mHの安達楓恋が結婚!「これからも二人で」青学大の先輩後輩
-
2026.03.31
-
2026.03.31
Latest articles 最新の記事
2026.04.08
ダイヤモンドリーグ・ドーハ大会は6月19日に延期 選手、観客の安全を考慮
世界最高峰の陸上シリーズであるダイヤモンドリーグ(DL)の主催者は4月8日、同リーグ第1戦として予定されていた5月8日のドーハ大会を、6月19日に延期すると発表した。 DLは毎年5月から9月にかけて世界各地で開催される1 […]
2026.04.08
佐藤拳太郎が東海大短距離コーチ就任「両立へ全力を捧げる」髙野監督「彼しかいないと直感」
東海大は4月8日、陸上競技部の新体制発表会見を行い、部長で短距離監督の髙野進氏と、新たに短距離ブロックコーチに就任した佐藤拳太郎(富士通)が登壇した。 伝統あるブルーのラインが入ったジャージに「これまで赤色が多かったの […]
2026.04.08
東海大・西出仁明駅伝監督が意気込み「スピードの東海復活を」両角総監督「役割分担明確に」
東海大は4月8日、新体制発表会見を行い、両角速総監督と西出仁明駅伝監督が登壇した。 両角総監督は佐久長聖高(長野)を指導して全国高校駅伝優勝など実績を残した。11年から母校・東海大の駅伝監督に就任。17年に出雲駅伝を制す […]
2026.04.08
ジャマイカのダグラスが女子短距離2冠 200mはU20歴代3位タイの22秒11/カリフタゲームズ
グレナダの首都セントジョーンズで4月4日から6日まで、カリフタゲームズが開催され、女子200mU20の部でS.M.ダグラス(ジャマイカ)がU20世界歴代3位タイの22秒11(+1.9)で優勝した。S.ミラー・ウイボ(バハ […]
Latest Issue
最新号
2026年4月号 (3月13日発売)
別冊付録 記録年鑑 2025
東京マラソン、大阪マラソン、名古屋ウィメンズマラソン