HOME 高校

2025.07.25

男子1500mは超高速バトル!ムティアニ22年ぶり大会新3分39秒20で連覇、2位・新妻遼己が高校歴代3位3分40秒83/広島IH
男子1500mは超高速バトル!ムティアニ22年ぶり大会新3分39秒20で連覇、2位・新妻遼己が高校歴代3位3分40秒83/広島IH

2連覇したムティアニと2位の新妻遼己(25年広島インターハイ)

◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島)1日目

高校日本一を決める広島インターハイの1日目が行われ、タイムレース決勝となった男子1500mは最終4組を制したフェリックス・ムティアニ(山梨学院3)が22年ぶり大会新となる3分39秒20で2連覇を達成した。同組2着の新妻遼己(西脇工3兵庫)が高校歴代3位の3分40秒83で2位を占めた。

資格記録順に4組に分けられた最終組。最初の100mでムティアニがトップに立つと、400mを58秒のハイペースを作り出す。その背後に新妻がつき、集団は早くも縦長になる。

広告の下にコンテンツが続きます

ムティアニは800mを1分58秒で通過。新妻、吉田星(東海大札幌2北海道)らが追い、ラスト1周へ。そこからさらにギアを上げたムティアニに、新妻がただ1人食らいつく。残り100mでムティアニがラストスパートをかけると、新妻を振り切り、そのままフィニッシュラインを駆け抜けた。2003年にジョセファト・ムチリ・ダビリ(流経大柏・千葉)が作った大会記録(3分40秒21)を塗り替える、大会史上初の3分40秒切りで連覇に花を添えた。

2着に踏ん張った新妻をはじめ上位7着までが総合上位を占め、高校歴代上位が大幅に書き換えられるハイレベルに。3着の山本聖也(高知農3)が高校歴代5位の3分42秒05、4着の吉田星(東海大札幌2北海道)が同7位・高2最高の3分42秒27をマーク。5着 小林環(静岡東3)も同9位の3分43秒50を出し、3分43秒59で6着の森亮太(美濃加茂3岐阜)、 3分43秒96で7着の伊勢村羚太(滋賀学園3)までが3分44秒を切った。

また、1組1着でこの時点で高校歴代8位となる3分44秒24をマークした黒岩蘭太朗(長崎日大3)が8位に食い込んだ。

広告の下にコンテンツが続きます
◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島)1日目 高校日本一を決める広島インターハイの1日目が行われ、タイムレース決勝となった男子1500mは最終4組を制したフェリックス・ムティアニ(山梨学院3)が22年ぶり大会新となる3分39秒20で2連覇を達成した。同組2着の新妻遼己(西脇工3兵庫)が高校歴代3位の3分40秒83で2位を占めた。 資格記録順に4組に分けられた最終組。最初の100mでムティアニがトップに立つと、400mを58秒のハイペースを作り出す。その背後に新妻がつき、集団は早くも縦長になる。 ムティアニは800mを1分58秒で通過。新妻、吉田星(東海大札幌2北海道)らが追い、ラスト1周へ。そこからさらにギアを上げたムティアニに、新妻がただ1人食らいつく。残り100mでムティアニがラストスパートをかけると、新妻を振り切り、そのままフィニッシュラインを駆け抜けた。2003年にジョセファト・ムチリ・ダビリ(流経大柏・千葉)が作った大会記録(3分40秒21)を塗り替える、大会史上初の3分40秒切りで連覇に花を添えた。 2着に踏ん張った新妻をはじめ上位7着までが総合上位を占め、高校歴代上位が大幅に書き換えられるハイレベルに。3着の山本聖也(高知農3)が高校歴代5位の3分42秒05、4着の吉田星(東海大札幌2北海道)が同7位・高2最高の3分42秒27をマーク。5着 小林環(静岡東3)も同9位の3分43秒50を出し、3分43秒59で6着の森亮太(美濃加茂3岐阜)、 3分43秒96で7着の伊勢村羚太(滋賀学園3)までが3分44秒を切った。 また、1組1着でこの時点で高校歴代8位となる3分44秒24をマークした黒岩蘭太朗(長崎日大3)が8位に食い込んだ。

男子1500m高校歴代10傑をチェック!

3.37.18 佐藤圭汰(洛南3京都)   2021.7.17 3.38.49 佐藤清治(佐久長聖3長野) 1999.5.22 3.40.83 新妻遼己(西脇工3兵庫)  2025.7.25 3.41.86 兵藤ジュダ(東海大翔洋3静岡) 2021.7.29 3.42.05 山本聖也(高知農3高知)  2025.7.25 3.42.22 間瀬田純平(鳥栖工3佐賀) 2021.7.29 3.42.27 吉田星(東海大札幌2北海道)2025.7.25 3.43.23 本田桜二郎(鳥取城北3鳥取)2025.7.13 3.43.50 小林環(静岡東3静岡)   2025.7.25 3.43.58 濵口大和(佐久長聖3長野) 2024.7.29

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.27

各地で都道府県高校駅伝続々開催 週末の3連休は30都府県 11月4日に都道府県代表決定

年末の全国高校駅伝の出場権を懸けた高校駅伝都道府県大会が各地で行われている。 今週は、明日10月28日の長崎をはじめ、平日にも順次実施され、週末の3連休(11月1日~3日)には一気に30都府県で開催。11月4日の埼玉をも […]

NEWS 男子は鳥栖工が16連覇 節目の50回目の都大路へ! 女子は佐賀清和が2年ぶりV/佐賀県高校駅伝

2025.10.27

男子は鳥栖工が16連覇 節目の50回目の都大路へ! 女子は佐賀清和が2年ぶりV/佐賀県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた佐賀県高校駅伝が10月26日、佐賀市立スポーツパーク川副多目的広場北道路を発着点とするコースで行われ、男子(7区間42.195km)は鳥栖工が2時間6分6秒で16年連続50回目の優勝を果たした […]

NEWS 関東学生連合チーム 個人枠選手が発表! 東大・秋吉拓真が2年連続選出 東大院・本多健亮もメンバー入り/箱根駅伝

2025.10.27

関東学生連合チーム 個人枠選手が発表! 東大・秋吉拓真が2年連続選出 東大院・本多健亮もメンバー入り/箱根駅伝

10月27日、関東学生陸上競技連盟は、第102回箱根駅伝にオープン参加で出場する関東学生連合チームの出場選手の一部を発表した。 関東学生連合チームは前回まで予選会の落選校の所属選手のうち、各校1名で、予選会個人順位の上位 […]

NEWS 世界陸上マラソン金のシンブ、ジェプチルチルらがノミネート 世界陸連年間最優秀選手スタジアム外部門の候補発表!

2025.10.27

世界陸上マラソン金のシンブ、ジェプチルチルらがノミネート 世界陸連年間最優秀選手スタジアム外部門の候補発表!

10月27日、世界陸連(WA)はワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のスタジアム外種目候補選手を発表した。 男子では9月の東京世界選手権マラソン金メダルのA.シンブ(タンザ […]

NEWS 11月22日、23日に奥能登で陸上教室を開催 朝原宣治さん、塚原直貴さん、君嶋愛梨沙らが被災地の子どもたちを指導

2025.10.27

11月22日、23日に奥能登で陸上教室を開催 朝原宣治さん、塚原直貴さん、君嶋愛梨沙らが被災地の子どもたちを指導

日本財団は10月27日、2024年の能登半島地震および水害で大きな被害を受けた石川県能登半島地域で、復興支援の一環として「奥能登陸上教室」を開催することを発表した。 日本財団では、アスリートとともに社会課題の解決に取り組 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top