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2025.07.25

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110mH阿部竜希が13秒47で金メダル!日本トッパーの力示す“連覇”樋口7位でダブル入賞/ユニバ
110mH阿部竜希が13秒47で金メダル!日本トッパーの力示す“連覇”樋口7位でダブル入賞/ユニバ

25年ワールドユニバーシティゲームズ男子110mHで金メダルを獲得した阿部竜希(順大)(写真:フォート・キシモト)

◇ワールドユニバーシティゲームズ(7/21~27/ドイツ:ライン・ルール)4日目

学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技4日目が行われ、男子110mハードルでは阿部竜希(順大)が13秒47(-0.3)で金メダルに輝いた。前回の豊田兼(慶大/現・豊田自動車)に続いて日本勢として2連覇を達成した。

前日の予選を全体トップタイムの13秒61(+0.2)で通過した阿部。一夜明けて迎えた決勝も、堂々たるハードリングを披露し、2位のA.D.ロドリゲス(スペイン)に0.12秒差をつける完勝で学生世界一の座を手にした。

今季は4月の日本学生個人選手権を13秒26で制し、6月の日本インカレを13秒25で連覇するなど、東京世界選手権の参加標準記録(13秒27)を複数回突破するハイレベルの走りを見せていた。

だが、大学の先輩である村竹ラシッド(JAL)が代表に内定、残り2枠の世界選手権代表を懸けて臨んだ7月上旬の日本選手権では、同じく順大OBの泉谷駿介(住友電工)、野本周成(愛媛競技力本部)に続く3位にとどまり、代表入りはならず。「悔しい気持ちはありますが、自分の力がまだ足りませんでした」と悔し涙を流した。

それでも、「これで終わったわけではありません。ユニバーシティゲームズもあるので、気持ちを切り替え頑張ります」と見据えたもう一つの“世界”の舞台で躍動した。

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樋口隼人(筑波大)が13秒90で7位に入り、日本はダブル入賞も果たした。

◇ワールドユニバーシティゲームズ(7/21~27/ドイツ:ライン・ルール)4日目 学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技4日目が行われ、男子110mハードルでは阿部竜希(順大)が13秒47(-0.3)で金メダルに輝いた。前回の豊田兼(慶大/現・豊田自動車)に続いて日本勢として2連覇を達成した。 前日の予選を全体トップタイムの13秒61(+0.2)で通過した阿部。一夜明けて迎えた決勝も、堂々たるハードリングを披露し、2位のA.D.ロドリゲス(スペイン)に0.12秒差をつける完勝で学生世界一の座を手にした。 今季は4月の日本学生個人選手権を13秒26で制し、6月の日本インカレを13秒25で連覇するなど、東京世界選手権の参加標準記録(13秒27)を複数回突破するハイレベルの走りを見せていた。 だが、大学の先輩である村竹ラシッド(JAL)が代表に内定、残り2枠の世界選手権代表を懸けて臨んだ7月上旬の日本選手権では、同じく順大OBの泉谷駿介(住友電工)、野本周成(愛媛競技力本部)に続く3位にとどまり、代表入りはならず。「悔しい気持ちはありますが、自分の力がまだ足りませんでした」と悔し涙を流した。 それでも、「これで終わったわけではありません。ユニバーシティゲームズもあるので、気持ちを切り替え頑張ります」と見据えたもう一つの“世界”の舞台で躍動した。 樋口隼人(筑波大)が13秒90で7位に入り、日本はダブル入賞も果たした。

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