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2024.01.28

前田穂南が日本人初の2時間18分台! 19年ぶりの日本新で設定記録を突破し、パリ五輪代表へ前進/大阪国際女子マラソン
前田穂南が日本人初の2時間18分台! 19年ぶりの日本新で設定記録を突破し、パリ五輪代表へ前進/大阪国際女子マラソン

24年大阪国際女子マラソンで19年ぶり日本新をマークした前田穂南(天満屋)

◇第43回大阪国際女子マラソン(1月28日/大阪・ヤンマースタジアム長居発着42.195km)

MGCファイナルチャレンジを兼ねた大阪国際女子マラソンが行われ、前田穂南(天満屋)が日本新記録の2時間18分59秒(速報値)で日本人トップの2位に入った。パリ五輪代表入りへ必須のMGCファイナルチャレンジ設定記録(2時間21分41秒)を突破して2大会連続の五輪代表に大きく前進した。

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21年東京五輪代表の前田。中間点を1時間9分46秒で通過した直後に先頭集団の前に出た。ペースメーカーをも振り切るスピードで20kmから25kmの5kmを16分18秒、次の5kmを16分10秒で駆け抜け、35kmは1時間38秒36秒と日本記録(2時間19分12秒)樹立時の1時間38分48秒を12秒上回った。

31.2kmでウォルケネシュ・エデサ(エチオピア)に逆転され、35km以降はペースダウンしたものの、最後まで粘って2位でフィニッシュした。

前田は兵庫県出身の27歳。大阪・薫英女学院高では全国高校駅伝の出場経験はなかったが、天満屋に入社して飛躍を遂げた。

◇第43回大阪国際女子マラソン(1月28日/大阪・ヤンマースタジアム長居発着42.195km) MGCファイナルチャレンジを兼ねた大阪国際女子マラソンが行われ、前田穂南(天満屋)が日本新記録の2時間18分59秒(速報値)で日本人トップの2位に入った。パリ五輪代表入りへ必須のMGCファイナルチャレンジ設定記録(2時間21分41秒)を突破して2大会連続の五輪代表に大きく前進した。 21年東京五輪代表の前田。中間点を1時間9分46秒で通過した直後に先頭集団の前に出た。ペースメーカーをも振り切るスピードで20kmから25kmの5kmを16分18秒、次の5kmを16分10秒で駆け抜け、35kmは1時間38秒36秒と日本記録(2時間19分12秒)樹立時の1時間38分48秒を12秒上回った。 31.2kmでウォルケネシュ・エデサ(エチオピア)に逆転され、35km以降はペースダウンしたものの、最後まで粘って2位でフィニッシュした。 前田は兵庫県出身の27歳。大阪・薫英女学院高では全国高校駅伝の出場経験はなかったが、天満屋に入社して飛躍を遂げた。

19年ぶり日本新記録誕生!前田穂南のフィニッシュシーンをチェック

https://twitter.com/i/status/1751480335915954268

女子マラソン日本歴代チェックチェック

2.18.59 前田 穂南(天満屋)     2024. 1.28 2.19.12 野口みずき(グローバリー)  2005. 9.25 2.19.24 新谷 仁美(積水化学)    2023. 1.15 2.19.41 渋井 陽子(三井住友海上)  2004. 9.26 2.19.46 高橋 尚子(積水化学)    2001. 9.30 2.20.29 一山 麻緒(ワコール)    2020. 3. 8 2.20.52 松田 瑞生(ダイハツ)    2022. 1.30 2.21.36 安藤 友香(スズキ浜松AC) 2017. 3.12 2.21.42 細田 あい(エディオン)   2022.10. 2 2.21.45 千葉 真子(豊田自動織機)  2003. 1.26 2.21.51 坂本 直子(天満屋)     2003. 1.26

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