2023.10.07
10月7日に熊本県水俣市のエコパーク水俣で行われた「地方企業からミライをスポーツフェス」に、ブダペスト世界選手権男子100m6位入賞のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)と同走幅跳代表の橋岡優輝(富士通)が参加。事前の募集で集まった水俣市内の小中学生約250名に向けてクリニックを実施した。
クリニックではプロのトレーナーによる「足が速くなる運動教室」や50m走が行われ、サニブラウンも橋岡も、子供たちと一緒に汗を流した。
クリニックの後半では、くまモンがサプライズで登場。そして、くまモンからの挑戦を受けたサニブラウンが50m対決に臨み、2大会連続世界選手権ファイナリストのサニブラウンが圧倒的な速さで制した。
クリニックの後はトークショーと抽選会が行われ、当選者には2人の直筆サイン入りのシューズが手渡しで贈られた。
サニブラウンは「熊本に訪れるのは初めてだったのですが、参加者のお子さんたちだけでなく、たくさんの地元の方が来てくれて、短い時間でしたが触れ合うことができてよかったです」とコメント。くまモンとの対決については、「熊本の象徴のような存在のくまモンとのレースも楽しめました。想像以上に速くてびっくりしました」と振り返った。
橋岡も「子供たちと一緒に身体を動かしたり、スポーツをすることは好きなので、今日もたくさんのお子さんが集まってくれたのはうれしかったです。水俣市の皆さんや地元の企業の方々のお陰でこれだけの人たちが集まって、盛上げてくれたことには感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントし、「これからも今回のようなイベントをいろいろな地域でやっていくことができたらいいなと思います」と続けた。
同イベントはスポーツを通じて、身体を動かす素晴らしさを感じ、人と人とのつながりを創出、地域の一体感を高め、子供たちの健やかな成長を後押しすることを目的にして企画、開催。賞品のプレゼンターとして、水俣市の髙岡利治市長も登壇した。
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