HOME 国内

2025.08.16

村竹ラシッド12秒92!!110mH日本人初の12秒台突入、世界歴代11位タイ、アジア歴代2位の激走/福井ナイトゲームズ
村竹ラシッド12秒92!!110mH日本人初の12秒台突入、世界歴代11位タイ、アジア歴代2位の激走/福井ナイトゲームズ

◇Athlete Night Games in FUKUI(8月15、16日/福井・9.98スタジアム)

日本グランプリシリーズのAthlete Night Gameの2日目に行われた男子110mハードルで、村竹ラシッド(JAL)が日本人初の13秒切りとなる12秒92(+1.4)の激走を見せた。

従来の日本記録は自身と、順大の先輩である泉谷駿介(住友電工)が持っていた13秒04。それを一気に0.12秒も塗り替え、世界歴代では11位タイにランクイン。アジア歴代ではアテネ五輪金メダルの劉翔(中国)が2006年に作った当時世界記録の12秒88に次ぐもの。今季世界リストでも2位という、まさにワールドクラスの大記録を打ち立てた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇Athlete Night Games in FUKUI(8月15、16日/福井・9.98スタジアム) 日本グランプリシリーズのAthlete Night Gameの2日目に行われた男子110mハードルで、村竹ラシッド(JAL)が日本人初の13秒切りとなる12秒92(+1.4)の激走を見せた。 従来の日本記録は自身と、順大の先輩である泉谷駿介(住友電工)が持っていた13秒04。それを一気に0.12秒も塗り替え、世界歴代では11位タイにランクイン。アジア歴代ではアテネ五輪金メダルの劉翔(中国)が2006年に作った当時世界記録の12秒88に次ぐもの。今季世界リストでも2位という、まさにワールドクラスの大記録を打ち立てた。

男子110mHの日本記録変遷をチェック!

---------------------1975年以降、電動計時日本記録を公認-------------------- 14.43 度会 修一(中津川工高教) 1975 6 1 国  立 日本選手権 14.34 平山 信夫(住友金属) 1976 10 17 長  居 全日本実業団 14.34 柏崎 勝美(中村小教) 1976 10 26 佐  賀 国 体 14.34 柏崎 勝美(境高教) 1977 5 8 国  立 スポニチ国際 14.25 剣持 哲志(法大) 1977 10 16 国  立 日本インカレ 14.06 藤森 良文(早大) 1978 5 14 国  立 スポニチ国際 14.04 岩崎 利彦(順大) 1989 5 7 浜  松 静岡国際(第1レース) 13.95 岩崎 利彦(順大) 1989 5 7 浜  松 静岡国際(第2レース) 13.95 松久 孝弘(中京大) 1990 5 26 平  塚 日本インカレ 13.82 岩崎 利彦(富士通) 1990 9 15 草  薙 スーパー陸上 13.80 岩崎 利彦(富士通) 1991 6 16 国  立 日本選手権 13.58 岩崎 利彦(富士通) 1991 8 27 国  立 世界選手権 13.55 谷川 聡(ミズノ) 1999 8 15 富山総合 富山カップ 13.50 内藤 真人(法大) 2001 10 17 宮城スタ 国 体 13.47 内藤 真人(ミズノ) 2003 7 20 瑞  穂 愛知県選手権 13.39 谷川 聡(ミズノ) 2004 8 24 ア テ ネ 五 輪(1次予選) 13.36 金井 大旺(福井県スポ協) 2018 6 24 維新公園 日本選手権 13.36 高山 峻野(ゼンリン) 2019 6 2 布勢総合 布勢スプリント 13.36 高山 峻野(ゼンリン) 2019 6 30 博多の森 日本選手権 13.36 泉谷 駿介(順大) 2019 6 30 博多の森 日本選手権 13.30 高山 峻野(ゼンリン) 2019 7 27 平  塚 実学対抗 13.25 高山 峻野(ゼンリン) 2019 8 17 福  井 Athlete Night Games in FUKUI 13.16 金井 大旺(ミズノ) 2021 4 29 広島広域 織田記念 13.06 泉谷 駿介(順大) 2021 6 27 ヤンマースタジアム長居 日本選手権 13.04 泉谷 駿介(住友電工) 2023 6 4 ヤンマースタジアム長居 日本選手権 13.04 村竹ラシッド(順大) 2023 9 16 熊  谷 日本インカレ 12.92  村竹ラシッド(JAL) 2025 8 16 福  井 Athlete Night Games in FUKUI

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.01

【学生長距離Close-upインタビュー】ユニバハーフ4位の立教大・馬場賢人 「着実に成長している」

学生長距離Close-upインタビュー 馬場賢人 Baba Kento 立教大4年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。52回目は、立教大の馬場賢 […]

NEWS 青学大駅伝公式アプリが公開 試合速報やインタビュー配信「選手やチームの魅力をより深く、スムーズに」

2025.10.01

青学大駅伝公式アプリが公開 試合速報やインタビュー配信「選手やチームの魅力をより深く、スムーズに」

青学大陸上部は10月1日、長距離ブロックのホームページなどで「青学駅伝公式アプリ」を公開した発表した。 アプリのアイコンは青学大駅伝チームのエンブレムとなっており、チームの最新情報が表示されるタイムライン機能を搭載。テキ […]

NEWS プリンセス駅伝のエントリー発表! 天満屋・前田穂南 ダイハツ・松田瑞生ら登録 世界陸上入賞の大塚製薬・小林香菜もメンバー入り

2025.10.01

プリンセス駅伝のエントリー発表! 天満屋・前田穂南 ダイハツ・松田瑞生ら登録 世界陸上入賞の大塚製薬・小林香菜もメンバー入り

日本実業団連合は10月1日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)の出場権を懸けて、10月19日に行われる第11回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津)のエントリーチームを発表した。 大会には […]

NEWS SGホールディングスに駒大卒の吉本真啓が入社 「チームに貢献できるように頑張ります」

2025.10.01

SGホールディングスに駒大卒の吉本真啓が入社 「チームに貢献できるように頑張ります」

10月1日、SGホールディングスは同日付で吉本真啓が入社したことを発表した。 吉本は広島県出身。高屋中では1年時からジュニア五輪に出場し、3年時にはエースとして全中駅伝準優勝メンバーに名を連ねた。世羅高では全国高校駅伝優 […]

NEWS 英国・中距離コーチのヤング氏が威圧的な指導で資格停止処分 東京五輪銀のミューアーらを指導

2025.10.01

英国・中距離コーチのヤング氏が威圧的な指導で資格停止処分 東京五輪銀のミューアーらを指導

英国陸連は9月30日、スコットランドの指導者アンディ・ヤング氏に対し、3年間の資格停止処分を科すと発表した。 英国陸連の懲罰委員会は、ヤング氏について「選手の健康より競技成績を優先し、医療的助言を無視して強制的な行動を取 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top