HOME 国内、世界陸上、日本代表
やり投・北口、35km競歩・川野がメダル!過去最高の入賞11「最強メンバー」証明 パリ五輪、25年東京へ弾み/世界陸上
やり投・北口、35km競歩・川野がメダル!過去最高の入賞11「最強メンバー」証明 パリ五輪、25年東京へ弾み/世界陸上

ブダペスト世界選手権女子やり投で金メダルに輝いた北口榛花(JAL)

ブダペスト世界陸上 日本代表入賞一覧

●男子
100m
6位 サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)
110mH
5位 泉谷駿介(住友電工)
3000m障害
6位 三浦龍司(順大)
4×100mR
5位 日本(坂井、栁田、小池、サニブラウン)
走高跳
8位タイ 赤松諒一(アワーズ)
35km競歩
3位 川野将虎(旭化成)
6位 野田明宏(自衛隊体育学校)
●女子
5000m
8位 田中希実(New Balance)
10000m
7位 廣中璃梨佳(日本郵政グループ)
35km競歩
7位 園田世玲奈(NTN)
やり投
優勝 北口榛花(JAL)

8月19日から27日の日程で行われているブダペスト世界選手権、最終日の午後セッションは日本代表の出場種目はなし。早朝に実施された男子マラソンですべての種目を終えた。 日本はメダル2個を含む、入賞11。入賞の数は2013年モスクワ、22年オレゴンの9を上回る過去最高の成績となる。出発前に日本陸連の山崎一彦強化委員長が「史上最強メンバー」と称していたが、それを物語る結果をなった。 金メダルは女子やり投の北口榛花(JAL)。五輪・世界選手権においてマラソンを除く女子初の金メダル獲得だった。男子35km競歩では川野将虎(旭化成)が銅メダルを手にした。北口、川野ともに前回(銅、銀)に続く表彰台。北口は日本陸連が定めるパリ五輪代表選考基準を満たしてパリ五輪代表に内定し、ディフェンディング・チャンピオンに与えられるワイルドカードで25年東京世界選手権の出場資格も得た。 男子100mではサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が前回オレゴンの7位に続き6位入賞の快挙。そのサニブラウンが4走を務め、坂井隆一郎(大阪ガス)、栁田大輝(東洋大)、小池祐貴(住友電工)とつないだ4×100mリレーも2大会ぶりに決勝に進んで5位に入った。 こちらも快挙だったのが男子110mハードルの泉谷駿介(住友電工)。ダイヤモンドリーグ(DL)優勝の勢いそのままに日本勢初の決勝に進むと、脚をつりながら走って5位に食い込んだ。男子3000m障害の三浦龍司(順大)は東京五輪(7位)に続く6位入賞。いずれもDLでも活躍しているように海外トップ選手であることを証明した。いずれも日本勢初の入賞となる。 男子のフィールド種目では走高跳の赤松諒一(アワーズ)が8位タイ。前回の真野友博(九電工)に続いて日本勢連続入賞となった。 女子のトラックでは第一人者の2人が魅せた。大会初日の10000mで廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が7位に入って今大会の日本初入賞。同種目での入賞の13年モスクワの新谷仁美以来5大会ぶり。東京五輪(7位)に続く入賞で、両大会入賞は千葉真子(96年アトランタ五輪5位/97年アテネ世界選手権銅メダル)に次いで2人目だった。 8日目の5000mでは田中希実(New Balance)が8位。この種目では97年アテネの弘山晴美(8位)以来、26年ぶりの入賞だった。 複数メダル・入賞が期待されていた競歩陣。男子20km競歩ではメダル・入賞を逃す苦しい結果となったが、川野が銅メダルを手にしたほか、35km競歩は男子で野田明宏(自衛隊体育学校)が6位、女子は園田世玲奈(NTN)が7位と健闘した。 日本新記録は2つ。男子400mの予選で佐藤拳太郎(富士通)が44秒77をマーク。高野進の日本記録を32年ぶりに0.01秒塗り替えた。また、佐藤風雅(ミズノ)も予選で44秒97、準決勝で44秒88と日本人3人目の44秒台をマークしている。女子5000mの田中は予選で14分37秒98の日本新。これまでの記録(14分52秒84/廣中)を15秒近くも更新している。 今大会で新たにサニブラウン、佐藤拳、佐藤風、400mハードルの黒川和樹(法大)、田中(5000m)の5人がパリ五輪の参加標準記録を突破。来年のパリ五輪、そして25年東京世界選手権に向けて弾みをつける結果となった。

ブダペスト世界陸上 日本代表入賞一覧

●男子 100m 6位 サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ) 110mH 5位 泉谷駿介(住友電工) 3000m障害 6位 三浦龍司(順大) 4×100mR 5位 日本(坂井、栁田、小池、サニブラウン) 走高跳 8位タイ 赤松諒一(アワーズ) 35km競歩 3位 川野将虎(旭化成) 6位 野田明宏(自衛隊体育学校) ●女子 5000m 8位 田中希実(New Balance) 10000m 7位 廣中璃梨佳(日本郵政グループ) 35km競歩 7位 園田世玲奈(NTN) やり投 優勝 北口榛花(JAL)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.05.21

2026年インターハイ地区大会情報

各地区で行われるインターハイ地区大会。全11地区分の大会関連ページ、結果ページです! インターハイ出場への道 ・各地区大会上位6位までがインターハイ出場 ※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで […]

NEWS 初日は男女の10000mや女子走高跳などで決勝 4日間の熱戦開幕!/関東IC

2026.05.21

初日は男女の10000mや女子走高跳などで決勝 4日間の熱戦開幕!/関東IC

◇第105回関東インカレ(5月21~24日/栃木・カンセキスタジアム栃木) 第105回関東インカレは5月21日、栃木・カンセキスタジアム栃木で4日間の日程で開幕する。 広告の下にコンテンツが続きます 初日は男女1部の10 […]

NEWS 日本選手権エントリー途中経過 桐生祥秀、﨑山雄太、井戸アビゲイル風果、矢田みくにらが登録 高校生も多数エントリー!

2026.05.20

日本選手権エントリー途中経過 桐生祥秀、﨑山雄太、井戸アビゲイル風果、矢田みくにらが登録 高校生も多数エントリー!

日本陸連は5月20日、第110回日本選手権(6月12日~14日、愛知・パロマ瑞穂スタジアム)の5月20日10時時点での出場申し込み選手を発表した。 男子100mには東京世界選手権代表の桐生祥秀(日本生命)がエントリー。飯 […]

NEWS 100mは小室歩久斗を軸に混戦か!? 5000mは鈴木琉胤に注目 400m・青木アリエ、やり投・倉田紗優加は記録にも期待/関東IC

2026.05.20

100mは小室歩久斗を軸に混戦か!? 5000mは鈴木琉胤に注目 400m・青木アリエ、やり投・倉田紗優加は記録にも期待/関東IC

第105回関東インカレは5月21日~24日、栃木・カンセキスタジアムとちぎで行われる。関東の学生たちによる白熱の4日間をエントリーから展望する。 男子1部では、100mで今季10秒08をマークしている小室歩久斗(中大)に […]

NEWS 【プレゼント】ランナーの声から生まれた高機能ソックス「balega」満を持して日本に登場!/2026年6月号

2026.05.20

【プレゼント】ランナーの声から生まれた高機能ソックス「balega」満を持して日本に登場!/2026年6月号

アメリカで高いシェアを誇り、世界各国に展開されつつある注目のランニングソックスブランド「balega(バレーガ)」がこの春、ついに日本に本格進出。Implus EU(東京都港区東麻布1-23-5PMCビル4F/代表者:ド […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年6月号 (5月14日発売)

2026年6月号 (5月14日発売)

落合晃&丸山優真が日本新
26春 学生長距離勢力図

page top