HOME 国内、世界陸上、日本代表
其田健也は35位、西山和弥は42位 ほろ苦い世界デビュー戦に/世界陸上
其田健也は35位、西山和弥は42位 ほろ苦い世界デビュー戦に/世界陸上

男子マラソンに出場した其田健也(JR東日本、左)と西山和弥(トヨタ自動車)

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)9日目/最終日

ブダペスト世界陸上9日目(最終日)のモーニングセッションが行われ、男子マラソンに出場した30歳の其田健也(JR東日本)は35位、24歳の西山和弥は42位と悔しい世界大会デビューとなった。

其田はジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズのシリーズⅡ(2021年11月~2023年3月)チャンピオンとして、第106回日本選手権者に輝き、ブダペスト世界選手権代表入り。東京マラソンで22年は2時間7分23秒で日本人2位(総合7位)、今年は2時間5分59秒で日本人2位(総合8位)と、走るたびに自己ベストを更新するなど「安定感が持ち味」として、初の世界大会に臨んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

だが、集団のペース変化やレース中に32度に達する暑さなの影響で思うようにペースが上がらず、上位争いには食い込めなかった。

西山は初マラソンだった3月の大阪で初マラソン日本最高の2時間6分45秒をマークし、初のシニア世界大会代表入り。これが2度目のマラソン挑戦だったが、男子35km競歩で銅メダルを獲得した川野将虎(旭化成)、積極的なレースを展開した同20km競歩の池田向希(同)という東洋大時代の同期が世界と戦うに「勇気をもらったので、攻めのレースをしたい」と語っていた。

それでも、其田と同様に序盤から思うように見せ場を作れず、フィニッシュラインにたどり着くのが精一杯という走りになった。

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)9日目/最終日 ブダペスト世界陸上9日目(最終日)のモーニングセッションが行われ、男子マラソンに出場した30歳の其田健也(JR東日本)は35位、24歳の西山和弥は42位と悔しい世界大会デビューとなった。 其田はジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズのシリーズⅡ(2021年11月~2023年3月)チャンピオンとして、第106回日本選手権者に輝き、ブダペスト世界選手権代表入り。東京マラソンで22年は2時間7分23秒で日本人2位(総合7位)、今年は2時間5分59秒で日本人2位(総合8位)と、走るたびに自己ベストを更新するなど「安定感が持ち味」として、初の世界大会に臨んだ。 だが、集団のペース変化やレース中に32度に達する暑さなの影響で思うようにペースが上がらず、上位争いには食い込めなかった。 西山は初マラソンだった3月の大阪で初マラソン日本最高の2時間6分45秒をマークし、初のシニア世界大会代表入り。これが2度目のマラソン挑戦だったが、男子35km競歩で銅メダルを獲得した川野将虎(旭化成)、積極的なレースを展開した同20km競歩の池田向希(同)という東洋大時代の同期が世界と戦うに「勇気をもらったので、攻めのレースをしたい」と語っていた。 それでも、其田と同様に序盤から思うように見せ場を作れず、フィニッシュラインにたどり着くのが精一杯という走りになった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.13

男子20km競歩は張俊、女子20km競歩は楊家玉が連覇 中国全国運動会が開幕

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会が広州市を中心に11月9日から開幕している。陸上競技は12日の20km競歩を皮切りに、15日からマラソンを含め、トラック&フィールド種目がスタートする。 同大会は日本の国民スポ […]

NEWS 全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝

2025.11.13

全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝

12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝への出場権を懸けた都道府県大会が佳境を迎えている。11月5日から10日までに、21都府県で代表校が決定した。 関東では5都県で代表が決定。埼玉男子は男衾が1区から主導権を握り、 […]

NEWS やり投・北口榛花  世界一奪還へ向け始動「山を登ったり、ローラースケートをしたり…」右肘も順調に回復

2025.11.13

やり投・北口榛花 世界一奪還へ向け始動「山を登ったり、ローラースケートをしたり…」右肘も順調に回復

一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞し、200万円と江戸切子とクオーツ時計を組み合わせたオリジナルトロフィーが贈呈された […]

NEWS やり投・北口榛花に服部真二賞 陸上では初「チャレンジしてみようという気持ちを届けられたら」

2025.11.13

やり投・北口榛花に服部真二賞 陸上では初「チャレンジしてみようという気持ちを届けられたら」

一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞した。 同賞は「音楽やスポーツなどの分野において、発展、改革に挑むリーダー、世界に向 […]

NEWS 福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら

2025.11.13

福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら

日本陸連は11月13日、福岡国際マラソン2025(12月7日/平和台陸上競技場発着)のエントリー選手を発表した。 大会は2028年ロサンゼルス五輪代表につながるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2025 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top