HOME 国内、世界陸上

2025.10.21

東京世界陸上の成功を報告「観客の熱狂が選手の力引き出した」入場者数過去最多約62万人
東京世界陸上の成功を報告「観客の熱狂が選手の力引き出した」入場者数過去最多約62万人

大会の開催結果を報告した東京2025世界陸上財団

公益財団法人東京2025世界陸上財団は10月21日、第31回理事会を開き、大会の開催結果について報告した。

9月13日から21日まで、東京・国立競技場をメイン会場に開かれた世界選手権。参加選手数は193の国と地域・難民選手団から1,992名(男性1,034名、女性958名)で、52ヵ国・地域のメダリストが誕生したのは最多となる。

広告の下にコンテンツが続きます

入場者数は61万9,288人にのぼった。これは91年東京大会、07年大阪大会を上回る国内最多の観戦者数となった。また、チケット販売枚数は約58万人で、9日中、7つの午後セッションで完売の「フルスタジアム」を実現。ただ、マラソン、競歩や周辺イベントでの来場者数・観戦者数の集計は「想定していなくカウントできていない」。

TBSの中継による累計視聴者数は延べ7977万人に。世界陸上(WA)の発表ではSNS動画視聴は約7億回となり、「世界中の人々が観戦した」とする。

武市敬・事務総長は「観客の熱狂、地鳴りのような声援があった。観客の熱狂がアスリートの力を引き出した」とし、男子棒高跳のアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)の世界新をはじめ、9つの大会記録も誕生した。

ボランティアは予定していた3,400人から実働は2,858人で参加率は84.1%。うち、海外からも224人が参加し、年齢別では50~59歳が最も多く797人で27.9%を占めた。

武市事務総長は「事前の盛り上がりから、成功を収めることができるだろうという確信、見通しを持って大会を迎えたが、事前の想定、期待を上回った。自画自賛になるがすごい大会になった」と振り返った。

今大会では東京五輪の問題点を鑑みて「ガバナンスを確立し、コンプライアンスを徹底する、透明性を保つ」をテーマに進め、スポンサー集めに広告代理店を通さない方式を採った。結果的に国内スポンサーは13社に上り、WAスポンサーなども含めるとWA発表では過去最多の数となったという。

「広告代理店のみなさんが持っているノウハウは必要だが、丸投げになってしまうのはいかがなものか。役割を限定した上で適切なルールに基づいて事業者のみなさんと取り組んでいくのが必要で、今回の運営体制は一つのモデルになる」と武市事務総長は胸を張る。

なお、細かな数字や最終的な数値、会計報告なども含め、「年明けに報告書を取りまとめて発表する」とし、「大会本番が終わった以上、大きな作業は終わっているが、会計処理などを整理していく」とし、年度内をメドに業務を終えた後に解散する予定だ。

公益財団法人東京2025世界陸上財団は10月21日、第31回理事会を開き、大会の開催結果について報告した。 9月13日から21日まで、東京・国立競技場をメイン会場に開かれた世界選手権。参加選手数は193の国と地域・難民選手団から1,992名(男性1,034名、女性958名)で、52ヵ国・地域のメダリストが誕生したのは最多となる。 入場者数は61万9,288人にのぼった。これは91年東京大会、07年大阪大会を上回る国内最多の観戦者数となった。また、チケット販売枚数は約58万人で、9日中、7つの午後セッションで完売の「フルスタジアム」を実現。ただ、マラソン、競歩や周辺イベントでの来場者数・観戦者数の集計は「想定していなくカウントできていない」。 TBSの中継による累計視聴者数は延べ7977万人に。世界陸上(WA)の発表ではSNS動画視聴は約7億回となり、「世界中の人々が観戦した」とする。 武市敬・事務総長は「観客の熱狂、地鳴りのような声援があった。観客の熱狂がアスリートの力を引き出した」とし、男子棒高跳のアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)の世界新をはじめ、9つの大会記録も誕生した。 ボランティアは予定していた3,400人から実働は2,858人で参加率は84.1%。うち、海外からも224人が参加し、年齢別では50~59歳が最も多く797人で27.9%を占めた。 武市事務総長は「事前の盛り上がりから、成功を収めることができるだろうという確信、見通しを持って大会を迎えたが、事前の想定、期待を上回った。自画自賛になるがすごい大会になった」と振り返った。 今大会では東京五輪の問題点を鑑みて「ガバナンスを確立し、コンプライアンスを徹底する、透明性を保つ」をテーマに進め、スポンサー集めに広告代理店を通さない方式を採った。結果的に国内スポンサーは13社に上り、WAスポンサーなども含めるとWA発表では過去最多の数となったという。 「広告代理店のみなさんが持っているノウハウは必要だが、丸投げになってしまうのはいかがなものか。役割を限定した上で適切なルールに基づいて事業者のみなさんと取り組んでいくのが必要で、今回の運営体制は一つのモデルになる」と武市事務総長は胸を張る。 なお、細かな数字や最終的な数値、会計報告なども含め、「年明けに報告書を取りまとめて発表する」とし、「大会本番が終わった以上、大きな作業は終わっているが、会計処理などを整理していく」とし、年度内をメドに業務を終えた後に解散する予定だ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.04.20

早大競走部駅伝部門がユニフォームスポンサーを新規募集 「チャレンジを支えてくださる企業と思いをともにして」

早大スポーツセンターは4月20日、競走部駅伝部門のユニフォームスポンサーを新たに募集すると発表した。 募集するのは2社で、ユニフォームとアウターの主に右胸部分に企業名やブランド名、商品名が入ったロゴを掲出。学生三大駅伝な […]

NEWS 國學院大が2026年度の幹部とスローガン、目標発表! 副主将に辻原輝ら3人 「まだ見ぬ頂点をつかみ取りに行く」

2026.04.20

國學院大が2026年度の幹部とスローガン、目標発表! 副主将に辻原輝ら3人 「まだ見ぬ頂点をつかみ取りに行く」

國學院大陸上部は4月19日、ホームページなどで2026年度の幹部とチームスローガン、目標を発表した。 主将は既に野中恒亨(4年)が就任することが明らかになっており、副主将の1人も関東インカレ(2部)ハーフマラソンで2位に […]

NEWS ダイヤモンドリーグの賞金を増額へ ファイナル優勝で最大6万ドル

2026.04.20

ダイヤモンドリーグの賞金を増額へ ファイナル優勝で最大6万ドル

ダイヤモンドリーグ(DL)の主催者は4月15日、今年のリーグの賞金を改定することを発表した。 シリーズ大会で最大2万ドル(約315万円)、ファイナルでは最大6万ドル(約950万円)が授与されることとなり、いずれも過去最高 […]

NEWS ライルズが今季屋外初戦で200m19秒91!女子100mホッジが10秒77の今季世界最高/WAコンチネンタルツアー

2026.04.20

ライルズが今季屋外初戦で200m19秒91!女子100mホッジが10秒77の今季世界最高/WAコンチネンタルツアー

WA(世界陸連)コンチネンタルツアー・チャレンジのトム・ジョーンズ記念が米国・フロリダ州で開催され、男子200m世界選手権4連覇中のN.ライルズ(米国)が19秒91(+1.6)で優勝した。 ライルズはこれが今季初戦。室内 […]

NEWS ルカンがスペインの10kmロードで欧州新29分50秒!男子は19歳メハリが圧勝

2026.04.20

ルカンがスペインの10kmロードで欧州新29分50秒!男子は19歳メハリが圧勝

4月18日、スペイン・ラレドで10km en Ruta Villa de Laredoが開催され、女子10km(男女混合)ではK.ルカン(スロベニア)が29分50秒の欧州記録で優勝した。従来の欧州記録はM.キース(英国) […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年5月号 (4月14日発売)

2026年5月号 (4月14日発売)

2026シーズン展望
中距離特集ほか

page top