HOME 国内

2023.06.04

歴史に残る名勝負!100mHは寺田明日香が制す 三段跳・森本麻里子が24年ぶり日本新!走幅跳は城山正太郎が初V /日本選手権
歴史に残る名勝負!100mHは寺田明日香が制す 三段跳・森本麻里子が24年ぶり日本新!走幅跳は城山正太郎が初V /日本選手権

12秒台決着となった女子100mHは寺田明日香が優勝

◇第107回日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)3日目

ブダペスト世界選手権の代表選考会を兼ねた第107回日本選手権の3日目が行われた。

決勝に進んだうち、12秒73の日本記録を持つ福部真子(日本建設工業)の他に、寺田明日香(ジャパンクリエイト)、青木益未(七十七銀行)、田中佑美(富士通)、清山ちさと(いちご)と、12秒台を持つ5人がそろった女子100mハードル。壮絶な接戦となるなか、わずかに身体を突き出した寺田が、青木と12秒95(-1.2)の同タイムながら着差ありで、2年ぶり5度目の頂点に立った。

3位に12秒96で田中が入り、ブダペスト世界選手権の参加標準記録(12秒78)を切って3位以内で代表内定だった福部は12秒99で4位。今大会で代表入りはならなかった。

女子三段跳で快挙。森本麻里子(内田建設AC)が5回目に14m16(+0.7)の日本記録を樹立。花岡麻帆の記録を24年ぶりに12cm更新して5連覇を飾った。また、2位に髙島真織子(九電工)も日本歴代3位の13m82(+1.3)の好記録をマークしている。同ハンマー投は日本記録保持者のマッカーサー・ジョイ(NMFA)が63m31で優勝。男子走幅跳はこちらも日本記録保持者の城山正太郎(ゼンリン)が8m11(+2.1)でV。いずれも初優勝だった。

男子棒高跳は柄澤智哉(日体大)が5m41で優勝。オレゴン世界選手権代表の山本聖途(トヨタ自動車)は5m11を跳べず記録なしに終わった。女子棒高跳は日本記録を持つ諸田実咲(アットホーム)が4m20で2年ぶりの日本一だった。

広告の下にコンテンツが続きます

男子400mハードルは上り調子の小川大輝(東洋大)が49秒52で優勝。2位に東京五輪代表の山内大夢(東邦銀行)が食い込んだ。今季48秒77を出している児玉悠作(ノジマ)が3位に入っている。

◇第107回日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)3日目 ブダペスト世界選手権の代表選考会を兼ねた第107回日本選手権の3日目が行われた。 決勝に進んだうち、12秒73の日本記録を持つ福部真子(日本建設工業)の他に、寺田明日香(ジャパンクリエイト)、青木益未(七十七銀行)、田中佑美(富士通)、清山ちさと(いちご)と、12秒台を持つ5人がそろった女子100mハードル。壮絶な接戦となるなか、わずかに身体を突き出した寺田が、青木と12秒95(-1.2)の同タイムながら着差ありで、2年ぶり5度目の頂点に立った。 3位に12秒96で田中が入り、ブダペスト世界選手権の参加標準記録(12秒78)を切って3位以内で代表内定だった福部は12秒99で4位。今大会で代表入りはならなかった。 女子三段跳で快挙。森本麻里子(内田建設AC)が5回目に14m16(+0.7)の日本記録を樹立。花岡麻帆の記録を24年ぶりに12cm更新して5連覇を飾った。また、2位に髙島真織子(九電工)も日本歴代3位の13m82(+1.3)の好記録をマークしている。同ハンマー投は日本記録保持者のマッカーサー・ジョイ(NMFA)が63m31で優勝。男子走幅跳はこちらも日本記録保持者の城山正太郎(ゼンリン)が8m11(+2.1)でV。いずれも初優勝だった。 男子棒高跳は柄澤智哉(日体大)が5m41で優勝。オレゴン世界選手権代表の山本聖途(トヨタ自動車)は5m11を跳べず記録なしに終わった。女子棒高跳は日本記録を持つ諸田実咲(アットホーム)が4m20で2年ぶりの日本一だった。 男子400mハードルは上り調子の小川大輝(東洋大)が49秒52で優勝。2位に東京五輪代表の山内大夢(東邦銀行)が食い込んだ。今季48秒77を出している児玉悠作(ノジマ)が3位に入っている。

【動画】歴史的一戦!4人が12秒台の女子100mHのレースをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.06

走高跳女王・マフチフのユニフォームが世界陸連MOWAに展示

2月6日、世界陸連が同団体サイト内で展開するバーチャルミュージアム「世界陸上競技博物館」(MOWA)に、パリ五輪女子走高跳金メダリストのヤロスラワ・マフチフ(ウクライナ)が五輪で着用したユニフォームの展示を始めたことを発 […]

NEWS 東京世界陸上アンバサダーの織田裕二さん「貴重な大会を満喫したい」思い出は選手からの胴上げ

2025.02.06

東京世界陸上アンバサダーの織田裕二さん「貴重な大会を満喫したい」思い出は選手からの胴上げ

今年9月に行われる東京世界選手権のスペシャルアンバサダーを務める織田裕二さんが都内で取材会を開き、キャスター時代の思い出などを振り返りつつ、東京大会に向けた意気込みなどを語った。 冒頭で「『今年やるんだってね』と言われま […]

NEWS 走高跳・髙橋渚 1m88の自己タイ記録で2位!男子は衛藤昂が2m21で4位/WA室内ツアー

2025.02.06

走高跳・髙橋渚 1m88の自己タイ記録で2位!男子は衛藤昂が2m21で4位/WA室内ツアー

世界陸連(WA)室内ツアー・シルバーのベスキディ・バーが2月4日、チェコ・トジネツで行われた。走高跳のみの競技会として知られる同大会。女子に髙橋渚(センコー)が出場し、1m88の自己タイ記録で2位に入った。 髙橋は1m7 […]

NEWS 日立の小井戸涼が現役引退 「精一杯競技に打ち込むことができた」17年アジア選手権5000m5位

2025.02.06

日立の小井戸涼が現役引退 「精一杯競技に打ち込むことができた」17年アジア選手権5000m5位

2月5日、日立は所属する小井戸涼が1月末で退部したことを発表した。 茨城県出身の小井戸は27歳。中学から本格的に走りはじめ、水城高では駅伝で2度全国大会に出場した。トラックでは3年目に大きく躍進し、インターハイでは150 […]

NEWS Onの最速レーシングシューズ 「Cloudboom Strike」から新色が2月6日より発売! 

2025.02.05

Onの最速レーシングシューズ 「Cloudboom Strike」から新色が2月6日より発売! 

スイスのスポーツブランド「On(オン)」およびオン・ジャパンは2月5日、ブランド史上最速のマラソン向けレーシングシューズ「Cloudboom Strike (クラウドブーム ストライク)」の新カラー、ライムライト / ウ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top