HOME 国内

2023.04.11

「実業団of The Year」競歩で世界陸上連覇の山西利和がMVP!チーム賞は資生堂、社会貢献賞にダイソー
「実業団of The Year」競歩で世界陸上連覇の山西利和がMVP!チーム賞は資生堂、社会貢献賞にダイソー

22年オレゴン世界選手権の男子20km競歩金メダルを獲得した山西利和(愛知製鋼)

「実業団of The Year」各賞受賞者一覧

●個人賞
■Athlete of The Year賞
山西利和(愛知製鋼)
選考理由:オレゴン世界選手権の男子20km競歩に1時間19分07秒で優勝し、世界陸上2連覇を成し遂げた。
■Finalist アスリート賞
北口榛花(JAL)、真野友博(九電工)、福部真子(日本建設工業)、新谷仁美(積水化学)、田中希実(豊田自動織機、元・New Balance)
■U23アスリート賞
泉谷駿介(住友電工)、藤井菜々子(エディオン)
■Coach of the Year賞
岩水嘉孝(資生堂※23年1月で退任)
●チーム賞
■Team of The Year賞
資生堂
選考理由:第42回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)で16年ぶり2回目の優勝を大会新記録で飾った。1区からトップに立ち、3区でいったん首位は譲ったものの4区以降、独走に持ち込む力強いレース運びで、企業創立150周年の節目に花を添えた。
■Finalistチーム賞
Honda、住友電工
●社会貢献賞
ダイソー
選考理由:中学・高校・一般を対象とした記録会「ダイソーチャレンジ」を年7回開催・運営し、競技人口のすそ野拡大に尽力。各種関係団体と提携して交通事故なしキャンペーンにも力を注いでいる。他社の女子ハンドボールチームとコラボレーションしたかけっこ教室なども開催し、スポーツの楽しさを広めている。所属外国人選手が中学校で講演し、多様性と相互理解の大切さを伝えることにも努めている。

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は4月11日、2022年度に活躍した選手・チームを表彰する「実業団of The Year」の受賞者・受賞チームを発表した。 個人賞の年間MVPにあたる「Athlete of The Year賞」は、オレゴン世界選手権男子20km競歩で金メダルを獲得し、世界選手権連覇を飾った山西利和(愛知製鋼)が受賞した。 また、優秀選手賞に相当する「Finalistアスリート賞」には、女子やり投の北口榛花(JAL)、男子走高跳の真野友博(九電工)、女子100mハードルの福部真子(日本建設工業)、女子マラソンの新谷仁美(積水化学)、女子中長距離の田中希実(当時・豊田自動織機、現・New Balance)がそれぞれ受賞。「U23アスリート賞」には男子110mハードルの泉谷駿介(住友電工)と女子競歩の藤井菜々子(エディオン)が選ばれた。 優れた指導者に贈られる「Coach of The Year」は資生堂を率いて全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)の16年ぶり優勝に導いた岩水嘉孝監督(※23年1月で退任)が選出された。 また、クイーンズ駅伝を大会新で優勝した資生堂は「Team of The Year」も受賞。「Finalistチーム賞」は全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)優勝のHonda、全日本実業団対抗選手権で団体総合優勝と男子総合優勝を果たした住友電工に贈られた。 「社会貢献賞」はダイソーが受賞。「中学・高校・一般を対象とした記録会『ダイソーチャレンジ』の開催」などの活動が評価された。 顕彰セレモニーは、9月22日~24日に行われる第71回全日本実業団対抗選手権(岐阜メモリアルセンター長良川競技場)で実施する予定。

「実業団of The Year」各賞受賞者一覧

●個人賞 ■Athlete of The Year賞 山西利和(愛知製鋼) 選考理由:オレゴン世界選手権の男子20km競歩に1時間19分07秒で優勝し、世界陸上2連覇を成し遂げた。 ■Finalist アスリート賞 北口榛花(JAL)、真野友博(九電工)、福部真子(日本建設工業)、新谷仁美(積水化学)、田中希実(豊田自動織機、元・New Balance) ■U23アスリート賞 泉谷駿介(住友電工)、藤井菜々子(エディオン) ■Coach of the Year賞 岩水嘉孝(資生堂※23年1月で退任) ●チーム賞 ■Team of The Year賞 資生堂 選考理由:第42回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)で16年ぶり2回目の優勝を大会新記録で飾った。1区からトップに立ち、3区でいったん首位は譲ったものの4区以降、独走に持ち込む力強いレース運びで、企業創立150周年の節目に花を添えた。 ■Finalistチーム賞 Honda、住友電工 ●社会貢献賞 ダイソー 選考理由:中学・高校・一般を対象とした記録会「ダイソーチャレンジ」を年7回開催・運営し、競技人口のすそ野拡大に尽力。各種関係団体と提携して交通事故なしキャンペーンにも力を注いでいる。他社の女子ハンドボールチームとコラボレーションしたかけっこ教室なども開催し、スポーツの楽しさを広めている。所属外国人選手が中学校で講演し、多様性と相互理解の大切さを伝えることにも努めている。

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.26

滋賀国スポの炬火ランナーに桐生祥秀! 競泳の大橋悠依さんとともに地元で大役

8月26日、滋賀県の三日月大造知事が定例会見を行い、9月28日に実施される滋賀国スポの総合開会式で、桐生祥秀(日本生命)が炬火ランナーを務めることを発表した。 滋賀国スポは彦根市の平和堂HATOスタジアムをメイン会場に、 […]

NEWS 日本陸連が「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」策定「排除、差別のない社会にするために」

2025.08.26

日本陸連が「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」策定「排除、差別のない社会にするために」

8月26日、日本陸連は8月20日に理事会で承認された「ダイバーシティー&インクルージョンの推進(D&I)」についての説明を行った。 D&Iとは、人々の多様性(diversity)を尊重し、受 […]

NEWS 日本陸連 女子選手への遺伝子検査義務「最大限の支援」検査の是非「慎重な議論と判断必要」

2025.08.26

日本陸連 女子選手への遺伝子検査義務「最大限の支援」検査の是非「慎重な議論と判断必要」

日本陸連は8月26日、世界陸連(WA)が7月24日に新たな規則として承認した「女子カテゴリーの出場資格」についての対応を明らかにした。 WAが承認した規則は、「ワールドランキング対象競技における女子カテゴリーの参加資格と […]

NEWS 東京世界陸上の豪州、ニュージーランドの代表の事前キャンプを順大が受け入れ「万全のサポート体制を整えます」

2025.08.26

東京世界陸上の豪州、ニュージーランドの代表の事前キャンプを順大が受け入れ「万全のサポート体制を整えます」

順大スポーツ健康科学部は、8月31日から9月18日まで、東京世界選手権の豪州代表とニュージーランド代表の事前キャンプをさくらキャンパスで受け入れることを発表した。 期間中は選手・スタッフが入れ替わりながら、総勢約160名 […]

NEWS サニブラウン主催のDAWN GAMESファイナル 本人参加10/13に都内で開催!台風中止の東日本予選も併催

2025.08.26

サニブラウン主催のDAWN GAMESファイナル 本人参加10/13に都内で開催!台風中止の東日本予選も併催

株式会社UDN SPORTSは8月26日、マネジメント契約を結ぶサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が創立した主催大会の「DAWN GAMES」の決勝大会を10月13日に東京・大蔵運動公園陸上競技場で開催すると発表し […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top