2025.12.08
バレンシア・マラソンが12月7日、スペインの当地で行われ34歳の大迫傑(リーニン)が2時間4分55秒の日本新記録を樹立した。2021年3月のびわ湖毎日で鈴木健吾が作った日本記録(2時間4分56秒)を1秒更新。自身3度目の日本新で、4年9ヵ月ぶりにマラソン日本記録を奪還した。
気温も15度前後とやや高めのコンディション。大迫は第2集団でレースを進めると、5kmを14分48秒で通過した。中間点は1時間2分41秒。25kmから30kmを14分35秒とペースアップして見せた。ラスト2.195kmも表情が歪みがらも美しいフォームが崩れず6分19秒でまとめた。
1991年5月23日生まれの大迫。トラックでは14年に3000mで7分40秒09、15年に5000mで13分08秒40と今も残る日本記録を樹立。17年のボストンでマラソンデビューすると、18年のシカゴで日本人初の2時間6分切りとなる2時間5分50秒の日本新を樹立して3位に入った。
20年3月の東京で、自身の日本記録を更新する2時間5分29秒をマークし、トラックで出場した16年リオ五輪に続いて、マラソンで東京五輪代表を手にした。「ラストラン」と表明して臨んだ本番では6位入賞。22年7月に引退を撤回して現役復帰すると、23年の東京で2時間6分13秒をマーク。昨年はパリ五輪にも出場した。
長く契約を結んでいたナイキから、中国のスポーツメーカーである「リーニン」と所属契約を結び、新体制初レースだった10月レガシーハーフマラソンで1時間1分45秒の日本人トップ。「自己記録を狙いたい」と語っていたバレンシアで有言実行を果たした。今回の結果で、ロサンゼルス五輪選考会のMGC(27年開催)の出場権も獲得している。
レース後、自身のSNSを更新した大迫は、マネージャーを務めている西川雄一朗とのツーショットを添え、「たくさんの疑念、不安、迷い。そして気づき、たくさんのものを削って」「たった1秒だけど、僕らにはとんでもなくデカイ1秒だった」と綴った。
男子マラソン日本歴代10傑+パフォーマンス10をチェック!
2.04.55 大迫 傑(リーニン) 2025.12.7 2.04.56 鈴木 健吾(富士通) 2021.2.28 2.05.12 池田 耀平(Kao) 2024.9.29 2.05.16 吉田 祐也(GMOインターネットグループ) 2024.12.1 2.05.28 鈴木 2 2022.3.8 2.05.29 大迫 2 2020.3.1 2.05.39 近藤 亮太(三菱重工) 2025.2.24 2.05.50 大迫 3 2018.10. 7 2.05.51 山下 一貴(三菱重工) 2023.3.5 2.05.58 細谷 恭平(黒崎播磨) 2025.2.24 2.05.59 其田 健也(JR東日本) 2023.3.5 <10> 2.06.00 市山 翼(サンベルクス)2025.3.2 2.06.05 黒田 朝日(青学大3) 2025.2.24RECOMMENDED おすすめの記事
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