◇MARCH対抗戦2025(11月22日/東京・町田GIONスタジアム)
明大、青学大、立教大、中大、法大の5大学が10000mレースで争うMARCH対抗戦2025が行われ、黒田朝日(青学大)が27分37秒62で全体トップだった。折田壮太(青学大)が27分43秒92で3位に入った。
もがき苦しんだ2年生が吹っ切れたような表情を浮かべた。「やれるぞ、ということをレースで示すことができたと思います」
序盤から積極的な走りを見せ、集団の前方で推移。黒田や藤田大智(中大)といった上級生に最終盤まで食らいつき、初の10000mながら27分40秒台の好記録をマークする。
「練習内容からそれくらいは出ると思っていました」としつつ、「チャレンジャーとして挑んだぶん、藤田さんに負けてしまったことは詰めの甘さです」と反省も忘れなかった。
ケガなど苦しんだ昨季と異なり、今年は関東インカレや日本選手権にも出場するなど存在感を示してきた。しかし、迎えた出雲駅伝では2区10位で5人に抜かれると、全日本大学駅伝では出走はなかった。
「悔しさはありましたが、もうやるしかないと腹をくくりました」。今月上旬の宮古サーモン・ハーフで優勝して「スタートラインに戻る」と、この日の快走で箱根駅伝メンバー入りに向けてまた一つ階段を上がった。
「勝ちきれないのはまだまだ課題の一つです。箱根に向けてもう一段上げていきたいです」。挫折を乗り越えた世代トップランナーが、ここから上昇曲線を描いていく。
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