2023.04.03
YKKは2023年度の新加入選手を発表した。国士大卒の綱島辰弥、大東大卒の金田龍心、駒大卒の東山静也という3人となる。
綱島は国士大の日本人エースとして活躍し、5000m13分55秒76、10000m28分45秒を21がベスト。今年の箱根駅伝では1区区間13位と力走した。「若いフレッシュな走りで、応援してくれる方に元気を届けたいです」とコメントしている。
箱根駅伝で7区を走った金田は宮城・仙台育英高卒だが富山県出身。「大好きな地元黒部市で競技ができることに感謝し、チームに貢献したい」と意気込む。東山も地元富山出身。5000m13分47秒10のスピードランナーで「恩返ししたい」とコメントした。
また、山田直弘と阿部涼の現役引退も合わせて発表。山田は山梨大、山梨大院を経て2009年に入部したベテランで、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で主軸を担うなど長くチームに貢献した。阿部は福島・学法石川高、日大卒。箱根駅伝では2年時に関東学生連合として10区を走り、3年目は日大の9区を務めた。
YKKはニューイヤー駅伝に31年連続33回の出場を誇り、今年は36位だった。
YKK新加入選手、現役引退選手のコメント全文チェック!
・東山静也 競技を続けられる環境に感謝して走りで支えて頂いた人に恩返しできるよう頑張ります。 ・綱島辰弥 若いフレッシュな走りで、応援してくれる方に元気を届けたいです。 ・金田龍心 今年度よりお世話になります。大好きな地元黒部市で競技が出来ることに感謝し、地に足をつけ、初年度からチームに貢献できるように精進してまいります。応援の程よろしくお願い致します。 【現役引退選手のコメント】 ・山田直弘 今年度を持ちまして実業団での競技を引退することになりました。 14年間、競技を通して本当に貴重な経験をすることができました。最後の数年間は思うようには行かずもどかしさもありましたが、全体としては目標であった大会の出場や記録等は大方達成することができましたので、後悔はありません。 入部当初は大変弱く、目標であった駅伝を走れることなく終わってしまうのではという不安があったので、まさかこんなに長く走らせてもらえるとは思ってもいませんでした。これは応援してくれる方、家族、チームメイト、監督、コーチ、会社の方々、皆さんの助けのお陰だとつくづく感じています。 実業団での競技生活、上手くいかなかった時も含めても本当に幸せな時間でした。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。 ・阿部涼選手 今年度を持ちまして、陸上競技を引退することになりました。 今まで応援してくださり、ありがとうございました。選手としてYKKに貢献出来ず大変申し訳ございません。 引退後も、お会いした際には声をかけていただけると幸いです。 今後とも何卒宜しくお願い致します。RECOMMENDED おすすめの記事
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