◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)6日目
午前セッションは女子1500m予選(6日17時05分)で幕を開ける。田中希実(New Balance)はグダフ・ツェガイ(エチオピア)と同じ1組、後藤夢(ユニクロ)はフェイス・キピエゴン(ケニア)と同じ2組に入った。通過は各組6着。その他の完走者は敗者復活ラウンドにまわることになる。
フィールド種目では男子やり投予選A組(17時20分)にディーン元気が出場(ミズノ)。自己ベスト(84m28)に近い記録を投げることができれば、予選通過記録(84m00)を突破できる。
女子走幅跳予選(18時15分)は秦澄美鈴(住友電工)がB組に出場。シーズンベスト(6m72)を更新できれば、予選通過記録(6m75)が見えてくる。
敗者復活ラウンドで日本勢が準決勝進出を懸けて再チャレンジする。
男子110mハードル(17時50分)は高山峻野(ゼンリン)が3組に出場する。男子400mハードル(19時00)は小川大輝(東洋大)が1組、筒江海斗(スポーツテクノ和広)が2組、豊田兼(慶大)が3組に入った。男子200m(19時30)は飯塚翔太(ミズノ)が1組、上山紘輝(住友電工)が2組で生き残りを懸ける。
イブニングセッションのトラック種目は男子400m(7日2時35分)と女子400mハードル(3時07分)の準決勝が行われた後、決勝種目が3つ続く。
まずは男子1500m(3時50分)だ。五輪記録を持つヤコブ・インブリグトセン(ノルウェー)とブダペスト世界選手権王者のジョシュ・カー(英国)が激突する。そこにティモシー・チェルイヨットらケニア勢とコール・ホッカーらの米国勢が加わり、最後は壮絶なキック勝負が見られるだろう。
女子3000m障害(4時10分)は連覇を目指すペルス・チェムタイ(ウガンダ)と8分44秒32の世界記録を保持するベアトリス・チェプコエチ(ケニア)が激しいバトルを繰り広げる。
そしてトラックの最終種目は女子200m(4時40分)。シェリカ・ジャクソンが予選を棄権したこともあり、世界大会を3連覇中のジャマイカ勢が不在となる。ブダペスト世界選手権2位のガブリエル・トマス(米国)と100mで金メダルを獲得したジュリアン・アルフレッド(セントルシア)がV候補。どちらが〝新女王〟に輝くのか。
フィールドは2種目で決勝が行われる。女子ハンマー投(2時55分)はブダペスト世界選手権覇者のカムリン・ロジャース(カナダ)と同3位のディアナ・プライス(米国)を軸とした戦いが濃厚だ。
男子走幅跳決勝(3時15分)は今季8m65の自己ベストを跳んでいるミルティアディス・テントグルー(ギリシャ)が五輪連覇を目指す。
(時間はすべて日本時間)
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.08.17
円盤投日本記録保持者・湯上剛輝が63m36で3位 有効試技すべて60m以上
-
2025.08.17
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
-
2025.07.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.08.17
森凪也1500mで2戦連続自己新 青木アリエ300m4位 田島愛理3000m初8分台で5位/WAコンチネンタルツアー
世界陸連(WA)コンチネンタルツアーチャレンジャーのミーティング・ボル・モンが8月16日、ベルギー・ルーバンで行われ、多数の日本選手が出場した。 この大会は、種目によって実績やタイムなどで上位カテゴリーと下位カテゴリーに […]
2025.08.17
円盤投日本記録保持者・湯上剛輝が63m36で3位 有効試技すべて60m以上
米国・オクラホマで8月16日に行われたオクラホマ・スロー・シリーズのエリート男子円盤投で湯上剛輝(トヨタ自動車)がセカンドベストの63m36を放って3位に入った。 4月下旬に同地で行われた競技会で64m48の日本記録をマ […]
2025.08.17
400mHワルホルムがセカンドベストでV、ボル今季世界最高 3000mキピエゴン世界歴代2位/DLシレジア
ダイヤモンドリーグ(DL)第12戦のシレジア・カミラ・スコリモフスカ記念が8月16日、ポーランド・シレジアで開催され、男子400mハードルは世界記録(45秒94)保持者のK.ワルホルム(ノルウェー)が自己2番目となる46 […]
2025.08.17
中学生アスリートの祭典 沖縄全中が今日開幕! 新記録、好勝負に注目
◇沖縄全中(8月17日~20日/沖縄・沖縄県総合運動公園陸上競技場) 8月17日から4日間、中学日本一を懸けた全中が沖縄県沖縄市で開催される。 全中も7月の日本選手権やインターハイ同様に暑熱対策のため、正午前から15時頃 […]
Latest Issue
最新号

2025年9月号 (8月12日発売)
衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99