2008年北京五輪の男子4×100mリレー銀メダリストの塚原直貴氏が自身のSNSを通じ富士通を2月28日をもって退社したと発表した。
塚原氏は長野県出身で、東海大三高(現・東海大諏訪高)では3年時にインターハイ100m、200mの2冠。東海大を経て08年から富士通へ。同年の北京五輪では100mで準決勝に進出。4×100mリレーで3着に貢献した(のちに上位国のドーピング違反失格に伴い、銀メダルへ繰り上がった)。翌年には当時日本歴代5位タイとなる10秒09をマークしている。2016年シーズンで現役を引退。その後は富士通の社員として、メディアや陸上教室など、さまざまな場面で活躍していた。
3月1日付で東海大時代の恩師・高野進氏が立ち上げたアスレチックス・ジャパン株式会社へ就職したことを明かし、「今後は次世代のスプリンター育成を主軸に、これまで培った社会経験、オリンピックメダリストとして歩んできた経験を生かして、スポーツの価値を高め、社会への発信や多様な分野へ挑戦していきたい」と綴っている。

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