HOME ニュース、国内

2022.03.05

20km競歩世界王者・山西利和が金メダル!池田向希とワンツー飾る/世界競歩チーム選手権
20km競歩世界王者・山西利和が金メダル!池田向希とワンツー飾る/世界競歩チーム選手権

◇第29回世界競歩チーム選手権(3月5日/オマーン・マスカット)

第29回世界競歩チーム選手権の男子20kmが3月5日にオマーンの首都マスカットで行われ、山西利和(愛知製鋼)が1時間22分52秒で優勝した。2位に前回覇者の池田向希(旭化成)が1時間23分29秒続き、1、2位を占めた。山西は19年ドーハ世界選手権の金メダリスト。昨年の東京五輪代表では池田が銀メダル、山西が銅メダルだった。

気温26度の暑さの中でも、2人の強さは際立っていた。5kmすぎに山西が前に出ると、その後は池田が追いついてしばららく並走。10kmを41分59秒で通過した後は山西が一人旅に。最後まで一糸乱れぬ歩きで優勝。前回の池田に続いて日本勢の連覇を果たした。池田は終盤、やや後続に差を詰められるが逃げ切り銀メダルを獲得した。

オレゴン世界選手権の代表内定条件である1時間21分00秒には届かなかったが、山西はすでに前回王者としてワイルドカードを保持。池田もこの結果で代表入りをたぐり寄せたと言える。

3位にはケニアのS.K.ガシンバが入った。諏方元郁(愛知製鋼)は23位(1時間27分51秒)。国別団体はエクアドルが優勝し、日本は2位だった。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第29回世界競歩チーム選手権(3月5日/オマーン・マスカット) 第29回世界競歩チーム選手権の男子20kmが3月5日にオマーンの首都マスカットで行われ、山西利和(愛知製鋼)が1時間22分52秒で優勝した。2位に前回覇者の池田向希(旭化成)が1時間23分29秒続き、1、2位を占めた。山西は19年ドーハ世界選手権の金メダリスト。昨年の東京五輪代表では池田が銀メダル、山西が銅メダルだった。 気温26度の暑さの中でも、2人の強さは際立っていた。5kmすぎに山西が前に出ると、その後は池田が追いついてしばららく並走。10kmを41分59秒で通過した後は山西が一人旅に。最後まで一糸乱れぬ歩きで優勝。前回の池田に続いて日本勢の連覇を果たした。池田は終盤、やや後続に差を詰められるが逃げ切り銀メダルを獲得した。 オレゴン世界選手権の代表内定条件である1時間21分00秒には届かなかったが、山西はすでに前回王者としてワイルドカードを保持。池田もこの結果で代表入りをたぐり寄せたと言える。 3位にはケニアのS.K.ガシンバが入った。諏方元郁(愛知製鋼)は23位(1時間27分51秒)。国別団体はエクアドルが優勝し、日本は2位だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.14

DLロンドン女子5000mに田中希実がエントリー! 男子100mで再びライルズ VS テボゴ アレクナ、マフチフ、ボルらも参戦

7月14日、ダイヤモンドリーグ(DL)第11戦のロンドン大会(英国/7月19日)のエントリーリストが発表され、女子5000mに田中希実(New Balance)が登録された。 田中はこれが今季のDL2戦目。7月上旬の日本 […]

NEWS 男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

2025.07.14

男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

7月13日に欧米各地で世界陸連(WA)コンチネンタルツアーの競技会が行われ、9月の東京世界選手権の出場を目指す日本人選手たちが奮闘した。 カナダで開催されたWAコンチネンタルツアー・シルバーのエドモントン招待では、男子走 […]

NEWS 東京世界陸上アンバサダーに三段跳3連覇・テイラー氏と100mH2大会金メダルのピアソン氏

2025.07.14

東京世界陸上アンバサダーに三段跳3連覇・テイラー氏と100mH2大会金メダルのピアソン氏

9月に開催される東京世界選手権のアンバサダーに、女子100mハードルの元選手サリー・ピアソン氏(豪州)と男子三段跳の元選手クリスチャン・テイラー氏(米国)が就任することが世界陸連(WA)より発表された。 38歳のピアソン […]

NEWS 17歳のウィルソンが男子400mで44秒10!自らのU18記録を更新 200mは新鋭・ティーマースが19秒73/WAコンチネンタルツアー

2025.07.14

17歳のウィルソンが男子400mで44秒10!自らのU18記録を更新 200mは新鋭・ティーマースが19秒73/WAコンチネンタルツアー

7月11日~12日、米国・テネシー州メンフィスで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーのエド・マーフィー・クラシックが開催され、男子400mでは17歳のQ.ウィルソン(米国)が44秒10のU18世界最高記録で優勝 […]

NEWS 【男子1500m】本田桜二郎(鳥取城北高3)3分43秒23=高校歴代5位

2025.07.14

【男子1500m】本田桜二郎(鳥取城北高3)3分43秒23=高校歴代5位

第239回東海大長距離競技会は7月13日、神奈川・東海大湘南校舎陸上競技場で行われ、男子1500mで本田桜二郎(鳥取城北3)が高校歴代5位、中国高校新記録となる3分43秒23をマークした。従来の中国高校記録は徳本一善(沼 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top