◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島)2日目
広島インターハイの2日目が行われ、女子1500mはジャネット・ジェプコエチ(倉敷3岡山)が4分08秒53で連覇を達成した。
2位にアカイ・メアリー(白鵬女2神奈川)が入り、日本人トップの3位には久保凛(東大阪大敬愛3大阪)が入った。
女子800m日本記録保持者(1分59秒52)で、日本選手権連覇を飾っている久保。「最後のインターハイは総合優勝したい」と1500mとの2冠を目指して臨んだ。700m付近でジェプコエチがペースアップし、久保もそれに食らいつく。「感覚的にも(身体は)動けていました」。
残り1周からは離され「あそこで勝てたらと思いましたが、限界でした。それでも、できることはできたと思います」と久保。近畿大会で4分11秒07(高校歴代2位)を出していたが、ここではセカンドベストの4分11秒38をマークした。
800mで東京世界選手権のワールドランキングでターゲットナンバー(出場枠)に入っている久保。出場はほぼ濃厚だが、「自分の今やるべきことはここ。世界選手権まで時間もあるので、インターハイに挑戦して、しっかり貢献したいという思いがすごくあります」。3位に入り、チームに“6点”をもたらした。
“本職”の800mは明日予選、明後日にタイムレース決勝が行われる。「良い準備をして800mに臨みたい」と気持ちを切り替えていた。
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