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「駅伝どころ」京都がV18!区間賞1つも総合力発揮「チームがひとつになった」/都道府県対抗女子駅伝


◇都道府県対抗女子駅伝(1月16日/京都・たけびしスタジアム京都発着:9区42.195km)

40回目の節目を迎えた新春の都大路を彩る全国女子駅伝は、終盤の8区で先頭に立った地元・京都が、大会記録(第31回大会・神奈川)に10秒と迫る歴代3位の2時間15分05秒の好タイムで、新型コロナウィルスの影響で中止となった昨年を挟み2大会連続となる18回目の優勝を果たした。

レースを見守った渡部博子監督は、「感無量です。京都の街に笑顔をもたらしたかった。最初からぶっちぎりが理想でしたが、そううまくいかないのが駅伝。前半から厳しかったが、中盤でこらえたことが最後に生きた。チーム全員でカバーし合い総合力でつかんだ優勝」と笑顔で選手たちの粘走をねぎらった。

その言葉通り、まさに総合力の勝利だった。1区の筒井咲帆(ヤマダホールディングス)はトップから38秒差の9位とやや後手に回ったが2区から追撃を開始。井手彩乃(ワコール)が区間6位にまとめ先頭に立った兵庫から17秒差の6位へ浮上した。3区で一旦は7位に下がるも、4区の三原梓(日本郵政グループ)が区間4位タイで4位にアップ。5~7区は暮れの全国高校駅伝でも4位入賞を果たしている立命館宇治高の主軸を担った太田咲雪(2年)、村松結(3年)、細谷愛子(2年)が担い区間4、4、1位と力走した。

5区にタスキが渡った時点で先頭から最大37秒あった差は、7区終了時点で8秒まで詰まる。2位に上がって宮城を追う。先輩たちからタスキを受けた8区の山田祐実(加茂川中3)が、「コーチから前半リラックスして残り1000mからが勝負と言われていた通りの走りができた」と話すように、徐々に差を詰め残り1kmでスパート。一気に差を広げ2位に上がってきた福岡に8秒の差をつけてアンカーの安藤友香(ワコール)にタスキをつないだ。

東京五輪女子10000m代表の安藤。「優勝だけを考えて走りました。みんながつないでくれたタスキ。ここで(トップを)譲るわけにいかないと、後先を考えず最初から飛ばしていきました。前回、チームは優勝しましたが私は1区で(18位)ブレーキをしていまっていたので、そのリベンジができました」と話すように、初のアンカーながら前半から積極的な走りで区間2位にまとめ、福岡、宮城の追い上げを封じ笑顔でフィニッシュテープを切った。

「チームがひとつになった結果」と安藤。京都・乙訓高出身で1区を務めた筒井は京都の強さについて「中高生を中心に、勝ちたいという思いはどの地区よりも強い」と話す。区間賞は2位・福岡の3つ、4位・兵庫の2つより少ない7区の細谷のみだったが、最後まで諦めることなく京都らしい「つなぎの駅伝」で最多優勝回数を18に伸ばした。

■都道府県対抗女子駅伝Vメンバー
1区 筒井 咲帆(ヤマダホールディングス)19分19秒(区間9位)
2区 井手 彩乃(ワコール)12分44秒(区間6位)
3区 川上 春歩(御池中3)9分53秒(区間15位)
4区 三原 梓(日本郵政グループ)13分00秒(区間4位)
5区 太田 咲雪(立命館宇治高2)13分14秒(区間4位)
6区 村松 結(立命館宇治高3)12分57秒(区間2位)
7区 細谷 愛子(立命館宇治高2)12分38秒(区間1位)
8区 山田 祐実(加茂川中3)9分42秒(区間2位)
9区 安藤 友香(ワコール)31分38秒(区間2位)

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