HOME 高校・中学

2021.10.20

中高生のシーズン最終戦!U18・16大会の見どころは!?110mH西徹朗ら全国チャンプが多数参戦
中高生のシーズン最終戦!U18・16大会の見どころは!?110mH西徹朗ら全国チャンプが多数参戦

10月22日から24日まで、U18・U16陸上大会が愛媛県総合運動公園陸上競技場で開催される。U18は今年18歳未満で高3の早生まれより下、U16は同16歳未満で高1の早生まれより下がエントリー。これまで、U20日本選手権、U18日本選手権、そしてジュニア五輪と開催されてきた秋の大会が、再構成されたかたちとなる(※U20日本選手権は6月に開催)。中高生にとってはシーズン最後の全国大会。多くの全国大会王者が出場する中で、注目選手たちを見ていこう。

広告の下にコンテンツが続きます

U18にはインターハイ王者が多数参戦

何と言っても、U18男子110mハードルに出場する西徹朗(名古屋高3愛知)が最も注目を集める。今年のインターハイ110mハードル(一般規格)では13秒69という驚異的な高校新記録を樹立。今大会はハードルの低いU20規格(0.991m)で実施される。同規格では13秒57を持っており、13秒31の高校最高記録にどこまで近づくか。

同じくインターハイ王者では、U18男子三段跳に宮尾真仁(洛南高2京都)が登場。インターハイでは高2歴代3位の15m73で優勝した。また、走高跳のチュクネレ・ジョエル優人(八千代松陰高2千葉)も2年生インターハイ王者として今大会に挑むことになる。また、男子円盤投の小宮山大隼(生光学園高3徳島)もインターハイ優勝者でただ1人50m超え(50m94)を持つスロワーだ。

女子でインターハイを制している棒高跳の村田蒼空(前橋女高2群馬)、砲丸投の奥山琴未(岡山商大附高2岡山)、円盤投の友利晟弓(那覇西高2沖縄)、ハンマー投の村上来花(弘前実高3青森)、やり投の村上碧海(西条農高3広島)が出場。

なかでもハンマー投の村上来花は日本歴代6位の62m88という驚異的な高校記録を持つスーパー高校生だ。コロナ禍で練習ができない状況が続いたようで万全とはいかないが、しっかりと2冠を狙ってくるだろう。

その他ではU18女子100mはハイレベル。インターハイ3位の倉橋美穂(3年)と、高校歴代8位の11秒58を持つ藏重みう(2年)の中京大中京高(愛知)コンビが激突する。さらにインターハイ入賞の佐藤 葵唯(市船橋高2千葉)、宮本紗弥(福山葦陽高2広島)、1年生の南こはる(奈良学園登美ヶ丘高・奈良)、先村若奈(高川学園高・山口)ら、有力スプリンターが勢ぞろいする。見逃せない「秋の最速女王決定戦」となりそうだ。

激アツのU16男子1000m

U16では、男子100mに中学王者・年綱晃広(塩瀬中3兵庫)が登場。自己ベストは中学歴代2位の10秒61を持つ。また、昨年の全国中学生チャンプで10秒65がベストの藤井清雅(渋谷幕張高1千葉)もU16に出場。新旧中学王者の激突なるか。

女子100mも見逃せない。11秒83の自己記録を持つ坂本実南(和歌山北高1和歌山)という高校生に、全中チャンプのロス瑚花アディア(駒沢中3東京)、佐藤俐有(田原東部中3愛知)、小針陽葉(沼津原中3静岡)という11秒8台を持つ中3トリオが挑む構図だ。

激戦となりそうなのが男子1000mで、今年の全中の中長距離戦線でしのぎを削ったランナーたちが“中間”の1000mで競演する。

全中1500mを3分55秒94の大会新で制した川口峻太朗(京山中3岡山)が中心で、800mが1分54秒59、1500mが3分52秒68の自己記録で、1000mでは2分28秒39の中学最高記録を持っている。ライバルとなるのが佐々木哲(TSM・中3)で、全中こそ3000m2位とタイトルを逃したが、1500mでは3分55秒36がベスト、1000mでも2分35秒38の好記録を持つ。

全中1500m2位の濵口大和(羽ノ浦中3徳島)、同3000m優勝の鈴木琉胤(小金北中3千葉)も1000mにエントリー。さらに、同800mで旋風を巻き起こしたのが2年生で、優勝した梅原俊太(間々田中・栃木)は中2歴代2位の1分55秒82が自己記録。その全中B決勝で1分55秒97(中2歴代3位)を出した渡辺敦紀(岩出二中・和歌山)もおり、いずれも1000mで激突する。

コロナ禍により大会は無観客開催。元々、実施予定だった併催の日本選手権リレー、そして4×100mリレーを中止として参加者数を制限し、運営・メディアも含めた全参加者にPCR検査または抗原定量検査を義務づけて行われる。大会の様子はライブ配信で見ることができる。

中高生たちにとって今シーズン最後の大舞台。どんな好勝負、好記録が誕生するか。

大会HP
スタートリスト

10月22日から24日まで、U18・U16陸上大会が愛媛県総合運動公園陸上競技場で開催される。U18は今年18歳未満で高3の早生まれより下、U16は同16歳未満で高1の早生まれより下がエントリー。これまで、U20日本選手権、U18日本選手権、そしてジュニア五輪と開催されてきた秋の大会が、再構成されたかたちとなる(※U20日本選手権は6月に開催)。中高生にとってはシーズン最後の全国大会。多くの全国大会王者が出場する中で、注目選手たちを見ていこう。

U18にはインターハイ王者が多数参戦

何と言っても、U18男子110mハードルに出場する西徹朗(名古屋高3愛知)が最も注目を集める。今年のインターハイ110mハードル(一般規格)では13秒69という驚異的な高校新記録を樹立。今大会はハードルの低いU20規格(0.991m)で実施される。同規格では13秒57を持っており、13秒31の高校最高記録にどこまで近づくか。 同じくインターハイ王者では、U18男子三段跳に宮尾真仁(洛南高2京都)が登場。インターハイでは高2歴代3位の15m73で優勝した。また、走高跳のチュクネレ・ジョエル優人(八千代松陰高2千葉)も2年生インターハイ王者として今大会に挑むことになる。また、男子円盤投の小宮山大隼(生光学園高3徳島)もインターハイ優勝者でただ1人50m超え(50m94)を持つスロワーだ。 女子でインターハイを制している棒高跳の村田蒼空(前橋女高2群馬)、砲丸投の奥山琴未(岡山商大附高2岡山)、円盤投の友利晟弓(那覇西高2沖縄)、ハンマー投の村上来花(弘前実高3青森)、やり投の村上碧海(西条農高3広島)が出場。 なかでもハンマー投の村上来花は日本歴代6位の62m88という驚異的な高校記録を持つスーパー高校生だ。コロナ禍で練習ができない状況が続いたようで万全とはいかないが、しっかりと2冠を狙ってくるだろう。 その他ではU18女子100mはハイレベル。インターハイ3位の倉橋美穂(3年)と、高校歴代8位の11秒58を持つ藏重みう(2年)の中京大中京高(愛知)コンビが激突する。さらにインターハイ入賞の佐藤 葵唯(市船橋高2千葉)、宮本紗弥(福山葦陽高2広島)、1年生の南こはる(奈良学園登美ヶ丘高・奈良)、先村若奈(高川学園高・山口)ら、有力スプリンターが勢ぞろいする。見逃せない「秋の最速女王決定戦」となりそうだ。

激アツのU16男子1000m

U16では、男子100mに中学王者・年綱晃広(塩瀬中3兵庫)が登場。自己ベストは中学歴代2位の10秒61を持つ。また、昨年の全国中学生チャンプで10秒65がベストの藤井清雅(渋谷幕張高1千葉)もU16に出場。新旧中学王者の激突なるか。 女子100mも見逃せない。11秒83の自己記録を持つ坂本実南(和歌山北高1和歌山)という高校生に、全中チャンプのロス瑚花アディア(駒沢中3東京)、佐藤俐有(田原東部中3愛知)、小針陽葉(沼津原中3静岡)という11秒8台を持つ中3トリオが挑む構図だ。 激戦となりそうなのが男子1000mで、今年の全中の中長距離戦線でしのぎを削ったランナーたちが“中間”の1000mで競演する。 全中1500mを3分55秒94の大会新で制した川口峻太朗(京山中3岡山)が中心で、800mが1分54秒59、1500mが3分52秒68の自己記録で、1000mでは2分28秒39の中学最高記録を持っている。ライバルとなるのが佐々木哲(TSM・中3)で、全中こそ3000m2位とタイトルを逃したが、1500mでは3分55秒36がベスト、1000mでも2分35秒38の好記録を持つ。 全中1500m2位の濵口大和(羽ノ浦中3徳島)、同3000m優勝の鈴木琉胤(小金北中3千葉)も1000mにエントリー。さらに、同800mで旋風を巻き起こしたのが2年生で、優勝した梅原俊太(間々田中・栃木)は中2歴代2位の1分55秒82が自己記録。その全中B決勝で1分55秒97(中2歴代3位)を出した渡辺敦紀(岩出二中・和歌山)もおり、いずれも1000mで激突する。 コロナ禍により大会は無観客開催。元々、実施予定だった併催の日本選手権リレー、そして4×100mリレーを中止として参加者数を制限し、運営・メディアも含めた全参加者にPCR検査または抗原定量検査を義務づけて行われる。大会の様子はライブ配信で見ることができる。 中高生たちにとって今シーズン最後の大舞台。どんな好勝負、好記録が誕生するか。 大会HP スタートリスト

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.09.21

800m・久保凛がNAGASEカップを欠場 アジア大会に向けた「最善の調整を考慮」

TWOLAPS TCは9月21日、SNSを更新し、第5回NAGASEカップ(東京・国立競技場)の女子800mに出場を予定していたアジア大会代表で、日本記録(1分59秒52)保持者の久保凛(積水化学)の欠場を発表した。 発 […]

NEWS 【名古屋アジア大会みどころ】海外・やり投のパティラゲ&嚴子怡に注目 謝震業、ブーンソンらアジアの強豪が集結

2026.09.21

【名古屋アジア大会みどころ】海外・やり投のパティラゲ&嚴子怡に注目 謝震業、ブーンソンらアジアの強豪が集結

◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム) 1994年広島大会以来、32年ぶりに自国開催となるアジア大会の陸上競技が23日に幕を開ける。4年に一度開催される“アジア版五輪”と […]

NEWS 【名古屋アジア大会みどころ】男子・110mH村竹ラシッド、400m中島佑気ジョセフ、ハーフ競歩“地元”山西利和ら金メダル狙う!

2026.09.21

【名古屋アジア大会みどころ】男子・110mH村竹ラシッド、400m中島佑気ジョセフ、ハーフ競歩“地元”山西利和ら金メダル狙う!

◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム) 1994年広島大会以来、32年ぶりに自国開催となるアジア大会の陸上競技が23日に幕を開ける。4年に一度開催される“アジア版五輪”と […]

NEWS 【名古屋アジア大会みどころ】女子・やり投世界一の北口榛花、3種目挑戦の田中希実、100mH中島ひとみ、らがアジアの頂点目指す!

2026.09.21

【名古屋アジア大会みどころ】女子・やり投世界一の北口榛花、3種目挑戦の田中希実、100mH中島ひとみ、らがアジアの頂点目指す!

◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム) 1994年広島大会以来、32年ぶりに自国開催となるアジア大会の陸上競技が23日に幕を開ける。4年に一度開催される“アジア版五輪”と […]

NEWS 【高校生FOCUS】400mH・楠田ゆうな(鹿児島女)ケガを乗り越えて高校日本一「これまでの苦しさが吹き飛んだ」

2026.09.21

【高校生FOCUS】400mH・楠田ゆうな(鹿児島女)ケガを乗り越えて高校日本一「これまでの苦しさが吹き飛んだ」

FOCUS! 高校生INTERVIEW 楠田ゆうな  Kusuda Yuuna 鹿児島女高3鹿児島 滋賀インターハイ女子400mハードルを優勝した楠田ゆうな選手(鹿児島女高3)選手を紹介します。2位と0.11秒差の接戦の […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年10月号 (9月14日発売)

2026年10月号 (9月14日発売)

アジア大会総展望
山口全中&日本インカレ
サウェ特集

page top