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2025.07.26

男子ハーフマラソンは工藤慎作が独走で大会新V 上原琉翔が銅メダル 馬場賢人は4位/ユニバ
男子ハーフマラソンは工藤慎作が独走で大会新V 上原琉翔が銅メダル 馬場賢人は4位/ユニバ

工藤慎作(25年関東インカレ)

◇ワールドユニバーシティゲームズ(7/21~27/ドイツ:ライン・ルール)6日目

学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技6日目が行われ、男子ハーフマラソンでは工藤慎作(早大)が1時間2分29秒の大会新記録で優勝を飾った。

ルール川のケンナーダ湖畔で行われた男子ハーフには、2月の日本学生ハーフで上位3位までに入った工藤と馬場賢人(立教大)、上原琉翔(國學院大)の3人が出場。スタート直後から日本勢が先頭集団を牽引しレースの流れを作る。

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工藤は1km2分55秒を少し超えるラップを刻みながら5km手前で早くも仕掛け、5kmを14分43秒で通過。2位集団には5秒の差をつけた。その後もスピードは衰えず、10kmは29分20秒、15kmは44分04秒と周回を重ねるごとにリードを広げていく。

16km過ぎからは苦しい表情を見せた工藤は、20kmの通過が59分22秒とペースを落としたものの、後続の追い上げをしのいでフィニッシュ。1997年のシチリア大会で樹立した大会記録(1時間3分32秒)を28年ぶりに更新した。

男子ハーフマラソンでの日本勢の金メダルは2大会ぶり。早大勢では初の金メダルとなった。

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工藤を追いかけた2位グループの争いは、R.バスタグ(トルコ)が抜け出して1時間2分35秒で銀メダルを獲得。上原が1時間2分39秒で銅メダルを手にし、馬場は1時間2分44秒で4位に食い込んだ。

この結果、日本は各国上位3人の合計タイムで争われる団体の部でも2大会ぶりの金メダルを獲得した。

◇ワールドユニバーシティゲームズ(7/21~27/ドイツ:ライン・ルール)6日目 学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技6日目が行われ、男子ハーフマラソンでは工藤慎作(早大)が1時間2分29秒の大会新記録で優勝を飾った。 ルール川のケンナーダ湖畔で行われた男子ハーフには、2月の日本学生ハーフで上位3位までに入った工藤と馬場賢人(立教大)、上原琉翔(國學院大)の3人が出場。スタート直後から日本勢が先頭集団を牽引しレースの流れを作る。 工藤は1km2分55秒を少し超えるラップを刻みながら5km手前で早くも仕掛け、5kmを14分43秒で通過。2位集団には5秒の差をつけた。その後もスピードは衰えず、10kmは29分20秒、15kmは44分04秒と周回を重ねるごとにリードを広げていく。 16km過ぎからは苦しい表情を見せた工藤は、20kmの通過が59分22秒とペースを落としたものの、後続の追い上げをしのいでフィニッシュ。1997年のシチリア大会で樹立した大会記録(1時間3分32秒)を28年ぶりに更新した。 男子ハーフマラソンでの日本勢の金メダルは2大会ぶり。早大勢では初の金メダルとなった。 工藤を追いかけた2位グループの争いは、R.バスタグ(トルコ)が抜け出して1時間2分35秒で銀メダルを獲得。上原が1時間2分39秒で銅メダルを手にし、馬場は1時間2分44秒で4位に食い込んだ。 この結果、日本は各国上位3人の合計タイムで争われる団体の部でも2大会ぶりの金メダルを獲得した。

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